朝7時から呑める梅田のガード下酒場

近代的な商業ビルと昭和の香りが混在する梅田駅界隈。

「大阪屋」はそのターミナル駅に隣接する新梅田食堂街にあり、古き良きガード下酒場の風情を色濃く残す一軒だ。

朝定食(350円)は納豆ごはん、とろろごはんなど。“酒・ビールあります”の文字が嬉しい。
ガード下にある新梅田食堂街。その一角に店を構える大阪屋。

周辺に昼呑みできる店は割合多いが、創業47年目の大阪屋はその草分け的な店。毎朝7時から店を開けており、午前中から色々な客で賑いを見せる。

酒に合う魅力的なつまみがずらり。

「出勤前に朝ご飯を食べていくサラリーマンもいれば、夜勤明けの人はお疲れ様ビールを呑んでいたり……。朝、新幹線から梅田に着いて、まず一杯、っていう人もいますよ(笑)」と女将さん。

朝呑みを楽しむ人で賑わう店内。
朝7時から笑顔満面の女将さんがお出迎え。
ポテトサラダや肉じゃがなど、カウンターに並ぶ小鉢料理がずらり。食べたいものを指さし注文できる。

朝定食、昼定食なるセットメニューもあり、納豆ごはんや漬物をつまみつつ、酒をちびりちびり、というのもここでは普通の光景だ。

「初出勤の日から定年退職の日まで、サラリーマンさんを縁の下で支えます」。そんな大阪屋の瓶ビールのPRニ誘われて、まずは大瓶1本(460円)を注文。朝からすっきり目覚めの一杯はやっぱりこれ。アテの肉じゃが(450円)は、関西式に牛肉を使用している。

ほかにも肉じゃが、サバ煮、いか豆腐などメニューは多種多彩。昼間は女将さんをはじめ、女性スタッフが料理作りや接客をするなど和やかな雰囲気も人気の要因かもしれない。

昼間は女性スタッフが接客している。
ビールの名前が記された暖簾の奥をのぞき込むと、朝からもう赤ら顔の客

文/岩谷雪美 写真/秋 武生