24258“ウナギの寝床”な立ち飲み店。多彩なメニューに店主の愛が満載!「わたなべ横丁」(京都)|日本酒が美味い立ち飲み店

“ウナギの寝床”な立ち飲み店。多彩なメニューに店主の愛が満載!「わたなべ横丁」(京都)|日本酒が美味い立ち飲み店

男の隠れ家編集部
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京都、河原町と木屋町通りの間にある路地裏に、人情味あふれる立ち呑みの名店がある。その名も「わたなべ横丁」。まるで“ウナギの寝床”と言いたくなるような奥に長い造りの店内は、立ち呑み客で毎夜賑わいを見せている。店主と常連がにこやかに一見さんも受け入れてくれる温かい店へ。

まるで“ウナギの寝床”なお店へ

「本まぐろ脳天トロ」には冷酒を。旬魚も豊富。

西木屋町四条上ル。飲み屋が並ぶ細い路地が縦横に交差する一角に「立ち呑み」の提灯が灯る。期待しながら店に入ると、奥まで長く延びた店内にはペタペタと品書きが貼られ、開店早々なのに賑わいを見せている。

「ここは魚が旨いよ」と常連さんからアドバイスをもらう。店主の渡邊周さんおすすめの「本まぐろ脳天トロ」と福井の酒「一本義」で一献を。超辛口でキレのよい酒とトロの脂が、たんまりと口の中でひとつになり、酒→トロ→酒の連鎖が止まらない。

わいわいと楽しそうな常連さんたち。
渡邊さんを中心に笑いが絶えない。賑やかな雰囲気が立ち呑みならではの醍醐味。

「お客さん同士、節度をもって楽しく、がうちのモットー(笑)」と渡邊さん。1人で来る客も多いが、店でよく会う常連同士だからこその振る舞い方がある。それをよく知る店主の店は限りなく心地いい。

しっとりとした旨みに満ちた「自家製ローストポーク」。

だしの効いた京都らしい味付けのおばんざいをはじめ、酒と一緒に食べたくなるメニューの数々に舌鼓を打ちながら、気取らない雰囲気と気さくな店主の笑顔に癒されたくて今夜もついつい足が向く……。

呑める銘柄
一本義、香住鶴、花垣、月桂冠ほか

※新型コロナウイルス感染症対策のため営業時間・定休日に変更の可能性あり(2016年取材)

文/郡 麻江 写真/木下清隆

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