2239針ノ木小屋|長野県・大町市の山小屋

針ノ木小屋|長野県・大町市の山小屋

男の隠れ家編集部
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針ノ木雪渓を登った峠に建つ
ロケーション抜群の登山基地

針ノ木岳と蓮華岳の間、標高2536mの針ノ木峠に建つ針ノ木小屋。それぞれの山頂へのベース基地として、また、南下する七倉岳方面や針ノ木岳から赤沢岳へと北上する拠点としても便利な場所にある。

小屋の前に広がる景色も裏銀座方面の山々や遠く槍ヶ岳や穂高までもが見渡せる絶景地。夕日の美しさも格別だ。

創設は日本の近代登山の発展に尽力した百瀬慎太郎が、昭和5年7月に完成させたのが始まり。大正6年に建てた大沢小屋に続く2つ目の山小屋で、当初は木造平屋建て間口3間奥行き4間の建物だった。

その後、数回の改装を繰り返して100人収容の快適な山小屋に。現在は孫の百瀬堯さんが三代目、その長男で曾孫の陽さんが四代目を引き継いでいる。

程よい規模でアットホームな雰囲気も漂い、畳敷きの食堂で楽しむ食事は和やかなひと時。料理はバランスのとれた内容を吟味し、サバの味噌煮やメンチカツなどが定番で登場。具だくさんの味噌汁も好評だ。

編集部
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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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