25566今日も愛すべき昭和酒場へ。古さと新しさが融合する三代続く店「きくや」(新宿)|中央線沿いの懐かしき昭和酒場

今日も愛すべき昭和酒場へ。古さと新しさが融合する三代続く店「きくや」(新宿)|中央線沿いの懐かしき昭和酒場

男の隠れ家編集部
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「新宿駅」西口の「思い出横丁」は、終戦直後の焼け野原に立ち並ぶ露店が発展してできた、歴史の長い横丁。「きくや」はそんな横丁に昭和22年(1947)から根を下ろす酒場だ。
店内では様々な世代の客がくつろぐ。

祖父の代から営業を始め、今の店主は三代目。店内には昔使っていた木製の看板や戦後間もない頃に撮られた「新宿駅」付近の空撮写真が飾られ、店の歴史がうかがい知れる。

三代目店主(左)と二代目(右)
木板を使った昔の看板。

元祖酎ハイの店としても有名で、特にレモン酎ハイが人気。料理は定番のもつ煮込みなどが受け継がれる一方で、三代目が南九州まで足を運び、生産者から直接仕入れている黒豚を使ったコロッケやメンチカツといった新しいメニューも人気を集める。

黒豚コロッケ
レモン酎ハイ

歴史の重みのなかに新しい世代の風を感じられる店だ。

昭和の趣を感じる外観。

※2019年取材(新型コロナウイルスの影響で営業時間に変更の可能性あり)

写真/遠藤 純

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