6201下町の味を堪能「おでん二毛作」|東京・京成立石にある昼呑みの名店

下町の味を堪能「おでん二毛作」|東京・京成立石にある昼呑みの名店

編集部
京成立石駅から徒歩5分ほどの場所にある「おでん二毛作」。店名は20年前、店主の実家・練り物店「丸忠」の店内に板を渡して、練り物の販売が終わった夜だけ営業するイートインスペースとして店を始めたことから由来する。店内はL字のカウンター14席とテーブル席が1つ、2階には予約制のテーブル席も。下町ならではの味のある老舗店だ。

下町情緒あふれる町の老舗居酒屋

京成立石駅南口を出て、そのまま古き良き昭和の面影を漂わすアーケード街へ……は向かわず、線路沿いの道を右へ進むと見つかるのが「おでん二毛作」。地元で人気の練り物店「丸忠」が実家だという店主・日高寿博さんが平成27年(2015)にオープン。

看板メニューはもちろん自家製おでん。昆布とカツオの一番出汁で作った出汁をたっぷり含んだ生姜天や大根を熱燗といただく。職場の同僚3人で来たという隣客も「この熱燗、旨いね」と満面の笑顔。日高さんが惚れ込んだ燗酒向きの日本酒20種類のほか、クラフトビールや自然派ワインも揃う。

おでんダネ(110~410円)は33種。大根、ちくわぶ、はんぺん、玉子などの定番からシューマイ巻、あさり天、トマトなどの変わり種も。おでんのお供にはやはり熱燗を選びたい。12年前に燗酒の旨さに衝撃を受けたという日高さんが、目の前で燗をしてくれるのも良い。
高知・土佐清水港から直送される新鮮なカツオで作る「カツオの塩たたき」(1000円)
季節の野菜が練り込まれたタネをカラリと揚げた人気の「下町の味フライ」は460円。

「子どもの頃から店を手伝ってたんで、今も練り物は僕が作っています。エソのすり身にタコやタマネギ、トウモロコシなど日替わりの素材を混ぜて揚げた〝下町の味フライ〟もぜひ食べてみてください」

外はカリッ、中はフワッ。気取らないフライについつい杯が進む。

文/奥 紀栄 撮影/島崎信一

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