ガード下に佇む料理自慢の店
阪急梅田駅から徒歩約5分ほど。JR大阪駅からも10分程といわゆる大阪きっての繁華街に位置している「西成二代目にしかわや」。
JR大阪環状線の高架下にあり、下町的な風情たっぷり。10時から翌朝6時までの20時間営業をしており、時間によって客層も違うのだという。
午前中は夜勤明けの人や隣接のボートレース場外舟券売り場に来る人、夕方はサラリーマン、夜中は同業者が仕事を終えて呑みに来るのだとか。もちろん皆、安くて旨い酒と料理を求めて訪れるのに変わりはない。
店名に“西成”とあるのは、以前は西成の酒屋で立ち呑みをやっていたためで、二代目が11年前にこの地に移転。当初は立ち呑み屋だった。
その後、椅子を置くようになり、2階にはテーブル席も設けた。料理は吟味した素材と手作りにこだわり、また、瓶ビールは冷蔵庫ではなく“水冷”で冷やすという徹底ぶりだ。
文/岩谷雪美 写真/秋 武生