花と畳をこよなく愛する
静寂と温もりあふれる宿

津軽の伝統工芸を今に伝える津軽伝承工芸館や、津軽こけし館のすぐ隣に建つ「花禅の庄」。この地域は古くから湯治場として発展し、宿の周辺では温泉郷が形成されているため、近場での湯巡りが愉しめる。

黒石観光ホテルとして昭和38年(1963)に創業し、平成5年(1993)に現在の姿にリニューアル。全面畳敷きの館内ではスリッパなどの履物がなく、足袋か裸足で過ごすため、開放感を味わえる。また畳の特徴から足音などがあまり出ないため、静かに過ごせるという。

無味無臭の温泉が滔々とあふれる温泉は、さらりとした肌触りが特徴の単純泉。冬は特に客数が少ないため、浴場を広々と使えることが多い。

大浴場には香り豊かな青森ヒバやマイナスイオン効果があるという十和田石が使われ、癒しのひと時を過ごせる。また露天風呂では一面に広がる雪景色を愉しむこともできる。

夕食は、北国らしさ、青森らしさ、津軽らしさをコンセプトとして板長自らが目利きした地元の食材を使用した会席料理が供される。津軽の湯を存分に愉しみ、穏やかな時間の流れに身を任せたい。