クリスチャン・サロンに憧れて組み上げた
1980年代に活躍したロードレーサーのクリスチャン・サロン。ゴロワーズ・ブルーのYZRを駆る姿は、レースファンならすぐに思い出すだろう。彼のライディングが好きだと話すカズさんは「他のゴロワーズでは見ない、赤のホイールがお気に入りです」と話す。
実はこの車体、96年にバイクショップから3台のTZR250を譲り受け、コツコツと1台のマシンに組み上げたもの。ほかにもホンダ モトコンポをはじめ5台のバイクを所有するカズさんにとって、このTZR250は特に思い入れのあるマシンなのである。
Custom Point
スタビライザーが付いたスイングアーム
後期型の前後ホイールを装着し、サスペンションはオーリンズ。スタビライザー付きのスイングアームは珍しく、カスタムのポイントだ。チャンバーはダイシン製とこだわる。
※2018年取材
文・写真/田村巴 取材協力/TRカンパニー、和田屋
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