北欧らしいお洒落なデザイン。航空機メーカーが造った珍しいクルマ「サーブ 96GT850 モンテカルロ」(1965/スウェーデン)|憧れのクラシックカースタイル
スウェーデンの航空機メーカーが作ったクルマとして、ボルボと共に長く愛されてきたサーブ社が1960年に販売したモンテカルロ。当時ラリー選手権に参戦したことから名前が付いた、96シリーズの発展型であるこのクルマを愛車にしている遠山さん。クルマ遍歴はスバル360から始まり、外国車ではシトロエンなど数多く乗り継いできた。サーブ・モンテカルロは、スタイルとカラーリングに惚れて2018年に入手した。外装はリア周りが絞られている独特なデザインで、質素で落ち着きの感じられる車内には北欧らしい意匠が随所に感じられる。


「2サイクル841㏄エンジンも魅力でした。なかなか目にすることのないサーブ・モンテカルロなので手に入る情報が少なかったのですが、多くの人に助けてもらったことで人脈ができました」と遠山さん。

入手当時はエンジンを降ろしてオーバーホールもした。シンプルな構造なのだが2サイクルの調整が難しいという。

サーブ 96GT850 モンテカルロ

1960年から80年まで約20年間生産された、サーブ社の代表車種のひとつ。エリック・カールソンがモンテカルロラリーを連覇したことが由来。
情報概要
製造開始年 | 1960年 |
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排気量 | 841cc |
エンジン | 水冷直列3気筒2サイクル |