今は希少な直線的デザイン。特にフロントマスクのデザインがインパラを彷彿とさせて、そこが気に入り夢中になってしまったと言う。

建築業を営む坂元さんは若い頃からロカビリーが大好きだった。となるとやはりクルマはアメ車となるのが必然。

ところがシボレーインパラと同じ匂いのする三菱のデボネアに目が奪われ、10数年前から探し続け、ようやく7年前に見つけたのがこのクルマだ。「フロントマスクや、L型テールランプがインパラを感じるんです」という。

L型テールはデボネアの中でもこの機種だけで、特に気に入っているフォルムだ。

販売台数も少ないので部品の調達には苦労するが、現在部品取り用のクルマを3台所有し、常にメンテナンスをしながら乗り続けているという。

このクルマを乗り続けて良かったことは、イベントなどに参加して、年上の友人が多く出来て情報を得られたことだと話す。そうして知り合ったつながりを通して、同じくデボネアのパーツや修理に苦労しているオーナーのためにも、専門のお店を開きたいと考えているのだそうだ。

元来高級車だけに静粛性や乗り心地は文句のつけようがないくらい最高。車内もアメ車に引けを取らないくらいの広さだ。

【Owner’s voice】
デボネアから膨らむカーマニアの夢と希望
部品取りを含め同型車を3台持っています。その内1台のエンジンを下ろして、電気自動車にすることを計画中です。三菱自動車本社にある充電器で充電することを目指しているんです。

三菱デボネアA31

1964年から86年までの22年間生産され続けた長寿命車。1960年代のアメリカ車の雰囲気を感じる。実は小型車扱いの5ナンバー規格に収まる。