ヨーロッパフォードから始まったクルマ遍歴
オーナーの武石さんは18歳で運転免許を取得した時、ひょんなことから、その当時でも珍しかったヨーロッパフォードの小型車、プリフェクトを親戚より譲り受けて乗り始めることになる。
それがきっかけで、その後フォードポピュラーなど英国車を乗り継ぐことになった。一時期はアメリカ車への傾倒もあったが、31年前このヒルマンミンクスに出会うことになる。「購入した時点では特別な思いを持って手に入れたわけではなく、足として必要だっただけだったんです」と武石さん。
手に入れて2週間目には北海道旅行に利用して、乗り心地、操作性、そしてデザインなど大変気に入ったそうだ。「乗っていて楽しいですね」と武石氏、現在も自分で色々手を入れて、普段の足として走らせているそうだ。
【Owner’s voice】
足として使えるクルマとして入手
自分らしくないクルマには乗りたくないですよね。このクルマはかなり気に入っており、長く乗りたいんですよね。最初に乗ったフォードプリフェクトはもう一度手に入れてみたいですね。
ヒルマンミンクス
いすゞ自動車がルーツ自動車とノックダウン方式で製造していたクルマ。その後に出たベレットが登場しても人気は衰えず1964年まで製造された。