RDやRZの源流となった2スト250ccスポーツ「YAMAHA DX250」(1971/日本)|男を虜にするクラシックバイク
1970年代にストリートバイクとして親しまれたヤマハDX250。すでに“完成形”といっても過言ではない美しいフォルムと、「レースのヤマハ」らしい走りにこだわった2スト2気筒エンジンが特徴である。70年代初頭に登場した最先端のスポーツバイク
「仕事で海外に住んでいた頃、街中を自由に走るバイクを見ていたら乗りたくなって。帰国後、30年ぶりに復帰しました」と話す平山さん。
バイクからは長く離れていたが、過去には様々なクルマを乗り継いできた。現在はいすゞ117クーペや、ジェミニZZ/R、ベレット1800GTなど旧車を複数所有しているとのこと。

2018年に購入した愛車DX250は後に一世を風靡するヤマハRD250やRZ250のベースとなったモデル。2スト空冷パラレルツインエンジンは、当時のスポーツバイクの完成形といわれいている。

年代を感じさせるエンブレム。ツートンカラーのタンクはヤマハブルーが美しい。

左右交互に鼓動するツインエンジンは、購入後トラブルもなく非常に良好だ。平山さんは愛犬の散歩のように気軽に走らせている。
※2019年取材
文/田村巴 取材協力/ウエマツ東京本店、ブリティッシュビート、ボートラップ
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情報概要
製造開始年 | 1970年 |
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排気量 | 247cc |
エンジン | 空冷2ストローク並列2気筒 |