20年憧れ続けて入手したゴールドスター「BSA DBD34 GOLD STAR」(1958/イギリス)
BSA(バーミンガムスモールアームズ)社が1938年から63年までの間、製造していたのがゴールドスターで、4ストローク単気筒エンジンが放つパワーは50年代の最速とも称されていた。マン島TTレースのクラブマンクラス(500クラス)4年連続1位を獲得した伝説のバイクなのだ。英国バイクの黎明期を牽引伝説的メーカーBSA
カフェレーサーやロッカーズが好きなら一度は憧れるバイクがBSAだ。かくいうコウイチさんも20代で憧れ、入手した時には40歳を超えていた。

マメなメンテナンスが必要だが、街中で乗れる市販レーサーというところに愛着を感じているそう。コウイチさんが最も気に入っているポイントはLytaアルミタンクとのこと。

B34のエンジンはクランクシャフトやベアリングが刷新された。機械の美しさを感じさせるフォルムだ。

ロッカーズスタイルに欠かせないジェットヘルメットとルイスレザーのグローブ。
DBD34ゴールドスターは前モデルより剛性が高くレーシーな仕上がり。コウイチさんはサーキットやツーリングで憧れのバイクを駆っている。
※2019年取材
文/田村巴 取材協力/ウエマツ東京本店、ブリティッシュビート、ボートラップ
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