明るく開放的なリビングダイニング。カウンターキッチンでコーヒーを淹れるのもこだわりのひとつ。

玄関のネイビーブルーの中扉を開けてリビングダイニングへ。この小さな秘密基地は扉のすぐ右手にある。ほぼスケルトンの状態から室内全体をリノベーション。

最初はこの部分には何も造らず、可動式のクローゼットを自分でDIYしようと考えていたというYoshikiさん。「空間を自由に使えるようにと思ったんですが、ちょっと洒落た遊び心を加えたくて、見せる収納プラス書斎ができないかと設計士さんに相談したんです」と語る。

エキスパンドメタルで隔てられた細長い空間。ジロフレックスの椅子に体をあずけ、作業にいそしむYoshikiさん。

ガラスで仕切る部屋などを設計士に提案してみたものの、ガラスに人が映り込むのが気になる、収納が丸見えになる……などの理由で不採用に。結果、勧められたのが圧迫感のないエキスパンドメタルだった。この素材は風通しも良く、適度に目隠しになる。明るさも確保できるので狭い部屋にはもってこいだった。

「見た目の格好良さも気に入りましたね。それに合わせて内部にはデスクや棚板をDIYで設置。余っていたリビングの床材を使いましたが、簡単に交換できるようにしたので作業するのにも楽です」

エキスパンドメタルの仕切りを施した、アメリカの倉庫街を思わせるクールな雰囲気のワークスペース。空間を広く見せるだけでなく風通しもいいのが特徴。仕事や読書をするなどはもちろん、趣味のDIYなどの作業もここで楽しんでいる。

収納は天井いっぱいまで使えるように工夫した。見せる収納を意識して、キャンプ道具や雑誌などがきっちりと収まっている。

棚はガチャ柱だけ打ち付けてもらい、棚受けと棚板は自分で設置。収納力たっぷりの男らしいワークスペースになった。

「この空間に合うよう椅子にもこだわり、欲しかったジロフレックスを購入しました。見た目の良さはもちろん、座り心地が抜群。いつまでもこの場所にこもっていたくなる理由はこれにもあります(笑)」

扉の持ち手もお洒落だ。

【秘密基地造りのPOINT】
1.エキスパンドメタルで格好良い空間に。
2.見せるたっぷり収納もインテリアの一部。
3.棚など細かな部分はDIYで自由自在。

【Owner’s voice】
ワークスペースの棚にはメタルやアルミの収納ボックスを置いて細かいものはそこに収納。見た目のバランスなど自然と格好良く片付けたくなりますね(笑)。

文/岩谷雪美 写真/佐藤佳穂