漆喰の白壁にした書斎の入口。

クリエイティブ・ディレクターの土平さんの秘密基地造りの舞台は、千葉県八千代市のとある団地。その場所はもともと土平さんご自身が住んでいた実家なのだという。そもそも土平さんがこの場所に決めたのも、こだわりの間取りにするためであった。

「格好いい家具を並べても“箱”が単調だとつまらないと思ったし、色々なタイミングも良かったんです」と土平さんは語る。

ミニ書斎からのリビングの風景。

最初の打ち合わせでは家全体のイメージを伝えるために、書斎の間取りなどを含めた25ページにわたる資料を作ったという土平さん。

ミニ書斎は動画作成などの集中力を要する作業に最適。

リノベーションで2つの部屋をひとつの大きな部屋にしたことで、必然的に自分の書斎がなくなってしまったが、狭くても絶対に欲しかったそう。

自身でも図面を描いたが、施工会社の担当者が、リビングに圧迫感が出ないように壁を斜めにしたスペースを提案してくれたという。当初は入口にドアを作ろうとしていたそうだが、意外にも子どもたちから邪魔されず、使用感にも満足している様子だ。

造作棚には多くの仕事の資料が並ぶ
土平さんこだわりのミニ書斎のプライトウッドの天板。木材選びや「積層」デザインもFLANGE plywoodにフルオーダーしたという。

さらに土平さんのこだわりは続く。ミニ書斎の一枚板のデスクと本棚は、FLANGE plywood特注で作ってもらったそう。「雑然とした中にも軸があることで統一感が出ます」と語る姿に、この場所は土平さんの手がけた大きな作品のひとつと感じられた。

【秘密基地造りのPOINT】
1.扉を作らず圧迫感減。
2.造作棚で収納しやすく。
3.家具で全体の統一感を出す。

【Owner’s voice】
PCでクリエイティブな作業をするので今後、照明を変えて最適な色で見られる環境にカスタマイズしたいです。