17638木の素材を生かした優しい雰囲気。勉強熱心な夫婦が造った、明るく設備の整った小スペース〈愛知県 たくや邸〉|小さな秘密基地の造り方

木の素材を生かした優しい雰囲気。勉強熱心な夫婦が造った、明るく設備の整った小スペース〈愛知県 たくや邸〉|小さな秘密基地の造り方

男の隠れ家編集部
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資格取得に励むなど、勉強家のたくやさん夫妻にとって“居心地良く勉強ができる”ことが中古マンションをリノベーションする時のポイントだった。
優しい光が入ってくる小部屋の窓ガラスは特注品だ。

そんな「勉強部屋」を、家族の生活空間であるリビングとクローゼットの間にある小さな部屋に造った。リビングとの境となる壁に室内窓を取り付けることで、リビングの家族の様子を常に感じることができる。扉や窓を閉めれば音を遮断し、集中できる空間に。

子どもが成長し、使い方に変化が出てもいいように机は作り付けではなく家具を設置した。

本棚は参考書にすぐ手が届くように机の後ろに設置した。さらにPCの配線を整えられるように、机に穴をあけるなど工夫を凝らす。

本棚にも同様の加工を施してあり、プリンターもスッキリ収納できる。さらに小さいながら空調も設置されている。「秘密基地内の環境が整っていることで、すぐに勉強や仕事に取りかかることができるのがポイントです」とたくやさんは自信をもって語る。

クローゼットは左右にたくさん収納ができるようにした。姿見の右手に廊下へつながる扉がある。

家具や窓枠、天井など素材は木をメインにした優しい雰囲気で統一されており、リラックスした状態で勉強や仕事、読書に励むことができる。

また隣接するウォークインクローゼットには勉強部屋側と廊下側とふたつの出入口があるが、勉強部屋側がリビングからの短縮動線にもなっており、この部屋が秘密基地以外でも役に立つ間取りになっている。

リビングとは内窓を隔てた一室が勉強部屋。

【秘密基地造りのPOINT】
1.リビングの様子がわかる室内窓。
2.PCの配線など整った環境。
3.クローゼットへの動線も確保。

【Owner’s voice】
ひとり集中できる場所が欲しかった。今後は趣味の物なども置いてよりリラックスできる空間にしたいです。

編集部
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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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