観葉植物を効果的に配置。

大阪市内でも賑やかな地区にあるマンションの一室。壁紙の一部を黒で塗るなど、モノトーンで整えられた空間に、丁寧に置かれた観葉植物のグリーンが目に映える。

内装デザインを仕事としているオーナーの辻さんは、この部屋にこだわりを詰め込んだ。その一室の窓際に狭小スペースを活用した秘密基地がある。

もともとはインナーテラス用のスペースだったものを、集中できる場所が欲しいとの思いで、辻さんのワークスペースに変更した。

ベランダを背にした明るい空間に。腰壁の向こうに目をやるとリビングが見渡せる。

空間は腰壁で仕切るだけなので圧迫感がなく、程良く集中ができる。ちょっとした作業でも行き来がしやすい場所にあり、PCなどのデスクワークを気軽に始められる。リビングと同じ空間にあるため、空調を取り付けずに済んだのも経済面でメリットと話す。

その代わりに他の空間との統一感を出すのには苦労したそう。「このスペースは土間仕上げになっているので、素材感を崩さないようにグリーンを置いたり、裸電球にしたりと工夫をしています。また、机の天板も木の質感が見えるものにするなど、小さなスペースではあっても空間の見せ方は気にしました」と辻さん。

さらに背中越しのベランダを作り込むことで、ワークスペースと連動させたいという。「気分転換もできるようになって良いなと思います」。

空間は壁の色を変えたり、小上がりや内窓などを効果的に使ったりすることで、オープンでありながら、それぞれのスペースの境界線を意識できる造りに。

【秘密基地造りのPOINT】
1.すぐに作業のできる場所。
2.圧迫感のない腰壁の間仕切。
3.リビングと調和した素材。

【Owner’s voice】
広くはありませんが、部屋全体が開放的な造りになっています。そのため思ったほどの圧迫感はありません。