17705バブル期のゆとりのある一戸建てをリノベーション。各階に書斎や仕事部屋を設置〈東京都 O邸〉|小さな秘密基地の造り方

バブル期のゆとりのある一戸建てをリノベーション。各階に書斎や仕事部屋を設置〈東京都 O邸〉|小さな秘密基地の造り方

男の隠れ家編集部
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バブル期に建てられた3階建て住宅。Oさん一家がリノベーションをするきっかけとなったのは、ホームエレベーターを撤去したかったからだった。

「あと20年は必要ないから」と奥さん。その結果、撤去した跡にスペースが生まれ、収納たっぷりのゆとり空間に生まれ変わった。

ワークスペースは各階にある。1階は洗面所とつながったユーティリティスペース。約4mの長い作り付けデスクがある。

「アイロンがけやミシン作業がスムーズにできて便利です」

1階のユーティリティスペースでミシンがけをする。「ミシンを使う時は誰にも邪魔されたくないので、このスペースは作業がしやすい」と奥さん。洗濯機が置かれた家事スペースでもある。

奥さんは子どものバッグなどをミシンで作るので、布やファスナーなどの材料が大量にあり、収納スペースの多さにも助かっている。

2階はリビングに面した、エレベーターがあったところに子どもの勉強スペースを造った。子ども部屋は別にあるため、主に学校・勉強関係の物を収納。リビングは3人の子どもがいるとは思えないくらい整理整頓されている。

2階リビングにあるスペースは子どもたちの勉強部屋。

3階のミニ書斎は夫妻のベッドルームの角にあるスペース。寝る前の読書などに使用している。

3階の夫妻のベッドルームの隅にもミニ書斎がある。

「家中に収納スペースがあり、ワークスペースにも収納をたっぷりと造りました。各階がきれいに片付いて、ここに引っ越してから子どもたちに、片付けなさいという言葉を使う回数が減った気がします」と奥さんも大満足という。

キッチンのお母さんとダイニングの子どもが会話を楽しむ。フルタイムで働く奥さんは家事動線と収納にこだわってリノベーションをした。

【秘密基地造りのPOINT】
1.洗面所からの動線を確保。
2.仕事と趣味を両立できるスペース。
3.リビングから離れて熱中できる。

【Owner’s voice】
ワークスペースをはじめ、家中に居場所ができたので、家族それぞれが好きな場所で楽 しむことができます。

文/阿部文枝 写真/佐藤佳穂

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