リビングルームの一角に造ったご主人のミニ書斎スペース。木の温もりに満ちた落ち着ける場所だ。

24畳の広々したリビングルームの一角に設えた、ご主人のミニ書斎の作り付けデスクと扉のある収納棚が、さりげなくその存在感を放っている。

「家族の声を後ろに聞きながらここに座って作業をするのが落ち着くんですよね」と話す内山さん。女の子2人、男の子1人のお子さん3人と奥さんとの5人家族で、明るく開放的なリビングはいつも笑いが絶えないという。

家族との会話も楽しめる開放感が気に入っているという。

10年前に1997年築の現マンションを購入し入居。

「部分的にリフォームをして住み始めたんですが、あちらこちら不具合が出始めたので思い切って全室フルリノベーションしたほうがいいと考えたんです」

完成したのは2019年9月。和室を取り払ってリビングを広げ、ミニ書斎も確保した。

スタンドを置きたくなかったので、収納棚の下に間接照明を設置して手元を明るくしている。

さらに、奥には息子さん専用の子供部屋を設置。実はこちらの空間の方が秘密基地的な雰囲気が漂い、デザイナーの遊び心も随所に見られる。例えば、ボルダリング用のホールドを設置したり、作り付けのベッドも籠もり感が抜群。

ボルダリングが好きな息子さんの部屋には木製のホールドやウンテイを設えた。
子ども部屋はまさに秘密基地感たっぷり。

机や本棚も奥まった位置に設置され、勉強もはかどりそうである。

「あえて言うなら私の方がミニ書斎で、息子の部屋の方が秘密基地かなぁ(笑)。私のスペースは家族みんなで使えるよう、オープンな感じでいいんですよ」

【秘密基地造りのPOINT】
1.家族の息づかいを感じる。
2.親子で利用できるミニ書斎。
3.間接照明で仕事に集中できる。

【Owner’s voice】
近い将来、仕事も一部テレワークになっていく予定なので、仕事がしやすい書斎にしたいと考えています。

文/岩谷雪美 写真/秋 武生