19206リビングの一角をパーテーションで区切っただけ。まるでブックカフェのような秘密基地〈東京都 O邸〉|小さな秘密基地の造り方

リビングの一角をパーテーションで区切っただけ。まるでブックカフェのような秘密基地〈東京都 O邸〉|小さな秘密基地の造り方

男の隠れ家編集部
編集部
Oさんがこの自分の隠れ家スペースを造ったのは、ひとりの時間を過ごせる場所が欲しいという、男性なら誰にでもある願望を実現したかったからだ。
リビングの一角をパーティションで区切っただけという簡単な造りながらこもり感はある。

そこで不動産屋巡りを繰り返したが、なかなか自分が住むというイメージが持てない物件ばかりだったのであきらめかけた。そんな時、偶然知ったのが、家探しから生活スタイルに合わせた部屋造りを全て一社で行えるという、ワンストップリノベーションだった。

ガラスと鉄でできたパーティションは適度な開放感がある。
リビングの一角に設置している。

こうして念願だった本に囲まれた自分のスペースが実現したのである。
「狭いスペースでのんびり本を読んでいると、日頃の疲れも忘れてしまいます」とOさん。

この秘密の空間を造る上で譲れなかったのは、壁一面の本棚。底板可変式の棚にして、美術書や写真集などの大型変形の本から文庫まで収納できるようにした。

また、リビングとの仕切りは、格子ガラスと足場板の鉄のパーティションのみにして、家族がいるスペースとの隔絶感を無くし、狭くても窮屈さを感じさせない適度な開放感とこもり感を実現したことも満足しているという。

壁一面の本棚は底板を可変式にしてどんなサイズの本も収納できるようにした。

「カーペットの感触が気持ち良くて、よくゴロゴロしていますよ(笑)」

【秘密基地造りのPOINT】
1.鉄とガラスのパーティションで開放感を。
2.様々なサイズの本が入る本棚を設置。
3.家探しからリノベまで一社で完結した。

【Owner’s voice】
帰宅後に仕事をする時やひとりで本を読む時間を過ごすには最高のスペースです。今のところ満足しているので、手を加えたいと思う箇所はないですね。

編集部
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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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