八坂の喧噪とは無縁の店で季節の京風天ぷらを堪能

 臨済宗建仁寺派大本山の建仁寺からすぐの場所にある「京都祇園天ぷら八坂圓堂」。明治18年(1885)にお茶屋として創業した後、平成3年(1991)に今の主人が天ぷら屋として店を開いた。

お昼の天ぷらコース「祇園(8500円)」では、京野菜や海の幸が中心の13品もの天ぷらと共に、天丼やサラダも付くのが嬉しい。

なかでも、トウモロコシを板状で揚げることで本来の甘みを出した「なんば」と、雲丹の中心部分だけレアに仕上げた「雲丹の磯辺揚げ」は絶品の一言に尽きる。

さらに、上質な綿の実を絞って作った天ぷら油をはじめ、独自の味付けを施した天つゆや塩で料理をさらに高めている名店だ。