24時間楽しめる炭火焼きと酒

名古屋人の胃袋を支える柳橋市場内で、365日24時間営業を行っているバイタリティーに富んだ居酒屋が「尾毛多セコ代柳橋市場店」だ。週末は当然、平日でも“朝から呑みたい!”という人が続々とやって来る。

この店では朝だろうが深夜であろうが、ほぼ100%の人が七輪を使った炭火焼きを注文するという。ゆえに店内にはいつでも煙が充満しており、“煙の店”という通称があるほど。店側は洗える服での来店を推奨している。

その超人気の七輪焼きは、お馴染みの牛タンや牛ハラミ、豚レバーや豚コブクロ、豚軟骨、さらに鶏セセリ、鶏ヤゲン軟骨などの本格的な焼き肉メニューが充実している。だがスタッフによると、意外に人気を集めているのが「南知多の豊浜漁港から毎週月曜日と金曜日に仕入れてくる新鮮な魚介類」なのだそう。シシャモやホッケ、イカ焼きといった定番に加え、その日のお勧めの魚を七輪で炙るのが常連客の楽しみらしい。

そんな美味しい焼き物が揃っていれば、自然と酒も進んでしまうもの。時間を気にせず呑みたい人が見逃せないのが、月曜日から木曜日までは朝7時から昼12時までと17時から19時まで、注文したドリンクが勝手に2倍サイズになってしまうお得なサービス。

この日、店を訪れたのは9時だったので、客のいない状況も覚悟していた。しかしオープンな造りの店の前に立つと、すでに中から煙がモクモクと上がっていて、いかにも楽しそうな話し声と威勢のいい掛け声が聞こえた。

のぞいてみると、店内には4組の客が陣取り、全員が七輪焼きを楽しんでいる。まさに看板に偽りなし! そしてサラリーマン風の2人組や学生と思われる男性グループ、女性のおひとりさままで、全てのテーブル上に、バカでかいジョッキが無造作に並んでいる。皆さんのぶりは脱帽ものだ。

 そしてもうひとつ嬉しいのが、食べ放題のキムチやメンマ、茹で落花生などが並ぶパンチャンコーナーが用意されていること。食事が目的の人も、間違いなく満足できるラインアップを揃えている。