ガード下に佇む料理自慢の店

阪急梅田駅から徒歩約5分ほど。JR大阪駅からも10分程といわゆる大阪きっての繁華街に位置している「西成二代目にしかわや」。

入り口の引き戸をガラガラと開けて店の中へ。店の上にはJR環状線が入っている。

JR大阪環状線の高架下にあり、下町的な風情たっぷり。10時から翌朝6時までの20時間営業をしており、時間によって客層も違うのだという。

黒板のメニューは本日のお勧め。ほかにも和洋折衷の料理がずらり。
2階はやや広くなっている。

午前中は夜勤明けの人や隣接のボートレース場外舟券売り場に来る人、夕方はサラリーマン、夜中は同業者が仕事を終えて呑みに来るのだとか。もちろん皆、安くて旨い酒と料理を求めて訪れるのに変わりはない。

新鮮な油で揚げる串カツ。
串カツは衣が薄くパリッとした歯ごたえ。7本盛り(880円)。

店名に“西成”とあるのは、以前は西成の酒屋で立ち呑みをやっていたためで、二代目が11年前にこの地に移転。当初は立ち呑み屋だった。

2階には店をひいきにしているミュージシャンの斉藤和義のコーナーも設置。
素材選びから料理まで腕をふるう料理長の岩本幸雄さん。

その後、椅子を置くようになり、2階にはテーブル席も設けた。料理は吟味した素材と手作りにこだわり、また、瓶ビールは冷蔵庫ではなく“水冷”で冷やすという徹底ぶりだ。

新鮮な刺身を多数揃えているのも当店の特徴。お造りは400円
〜各種あり、日本酒の熱燗と一緒に注文したのはヒラメの薄造り(580円)。甘くぷりぷりと歯応えのあるヒラメに、辛口の「ねのひ」(1合330円)という愛知県・盛田酒造の酒が絶妙のバランスだった。
1階のカウンター席。店外にもテーブルがあり、こちらで呑む人も。カウンターの目の前にずらりとぶら下がる品書きは、名物の串カツをはじめ、おでんや刺身類も充実。人気のまぐろづくしは、お造り、かま煮などを本マグロで安く提供。2階もある。

文/岩谷雪美 写真/秋 武生