レトロなアーケード街の立ち呑み屋

JR京橋駅の東側一帯は昭和の香り漂うレトロな商店街が延び、朝や昼から営業する立ち呑み店も軒を連ねる。

JR京橋駅の東側、昔ながらの濃~い歓楽色が息づくエリア。有名なレジャー施設・グランシャトーの手前のビル1階にあり、“立ち呑み処”の文字が浮かぶ赤提灯が客を誘っている。

赤提灯がともる午前11時が二升五合の開店! 昼呑みサービスは18時まで続く。
細長い入口からは想像できない広い店内。カウンター内では女性スタッフがきびきび動いている。

狭い入口はうっかりすると見落としそうだが、中に入れば思いのほか広く、変形コの字型カウンターがいい感じで存在感を見せている。

ゆったりとした造りのカウンター。
本日のお勧めは黒板に表示される。

開店と同時に暖簾をくぐり一番奥のカウンターに陣取った常連は、「ここで呑むのは毎日の習慣だっせ」と笑い、日本酒の冷やをぐびりとあおった。

串カツ5本盛り(420円)。
店長イチ押しの「ネギと紅ショウガ入り特出し巻き玉子」(350円)。ほかにもチキンカレー、ホルモン炒めなど料理の種類が豊富だ。

最近までモーニングサービスなる朝呑みメニューがあったが、開店時間が11時からになったことで「昼呑みサービスセット」に変更。

値段は50円アップしたが、おでん1品+揚げ物+アテ+ドリンクで550円という破格さは感涙ものだ。

カウンターは女性スタッフが対応。
昼が近づくにつれ客が次々に訪れる。客とのおしゃべりにも花が咲く。

店名の二升五合は“ますますはんじょう”とも読めるとかで、その名の通り昼間から呑兵衛たちで賑わっている。

焼酎もハイボールも180円という嬉しい値段のオンパレード。そんななかで店オリジナルの「生おろし生姜ハイボール」(200円)がお勧め。生姜がビリリと効いたさっぱり味でタイ風テイストのチキンカレー(350円)との相性がびったり。体も心も芯から温まる。

文/岩谷雪美 写真/秋 武生