最先端のパリピ酒とも呼ばれているクライナーファイグリング。
海外のクラブやフェスでは既に話題沸騰中のお酒で、遅ればせながら国内でも最近ジワジワと人気を高めている。テキーラ、イエーガー、コカレロに続く最新のパーティードリンクだ。
SNSで映えるボトルデザインと特徴的な味が人気の秘訣だが、どんなお酒か詳しくは知らないという人が多いだろう。
この記事では、クライナーファイグリングがどういうお酒なのかを詳しく説明していく。クラブやフェスが好きな人はもちろん、カクテルが好きな人もぜひ注目していただきたい。
クライナーファイグリングとは
2017年に上陸してからジワジワと人気を高め、現在はクラブやフェスで飲まれる代表的なパーティードリンクの地位を不動のものにしているクライナーファイグリング。
以下の項目では、クライナーファイグリングの発祥、種類、味、度数など、基本的な情報を深く掘り下げて説明していこう。
ドイツ発祥のリキュール
クライナーファイグリングはドイツ発祥のリキュールである。
本国ドイツではもちろんだが欧米各国でも高い人気を誇っているリキュールで、国内での輸入取引を行っている株式会社シトラムによると、年間26億本を出荷しているとされている。
国内ではクラブやフェスなどのパーティーシーンで飲まれることが多いお酒だが、欧米各国では日常シーンでも親しまれている。普段の食卓にクライナーが並ぶことも珍しくないのだ。
ちなみに、名前の意味は「小さな臆病者」である。この意味を知った上で再度パッケージに施されているデザインを見ると、なんともいえない可愛いらしさを感じられるはずだ。
サイズ
クライナーファイグリングには2種類のサイズが販売されている。
- 20mlのミニチュアボトル
- 500mlのボトル
国内のクラブなどで頻繁に見かける可愛い小瓶はミニチュアボトルである。大きく分類すると、小瓶と大瓶が販売されているため、個人で買うなら小瓶を選択しよう。
いきなり大瓶は消費できない可能性もあり値段も大きく変わるため、まずはミニチュアボトルを複数本まとめて購入することを推奨したい。購入時もサイズの違いに注意が必要だ。
飲み方
パーティードリンクと聞くとショットというイメージだが、クライナーファイグリングの飲み方はそれだけではない。おすすめの飲み方は以下の2通りである。
- ショット
- カクテル
国内ではショットで飲まれることが多いクライナーファイグリングだが、テキーラやイエーガーなどと比べて度数が低いという特徴がある。
20mlの小瓶でそのまま提供される場合が多いため、そのままグラスに注いで度数20%程のクライナーファイグリングをショットで楽しむのが一般的だ。
しかし、さまざまな味わいを堪能できるお酒なので楽しみ方はショットだけではない。カクテルのリキュールとしても当然ながら使えるため、豊かな風味を味わえるはずだ。
どこで買えるか
近年では日本でも高い注目を集めているクライナーファイグリングだが、果たしてどこで売っていて、どこにいけば買うことができるのだろうか。
クライナーファイグリングのホームページでは、下記の通販サイトがおすすめされている。
- 公式オンラインショップ
- ビック酒販
- リカーマウンテン
- ドンキホーテ
- Amazon
- なんでも酒やカクヤス
お酒を販売しているオンラインショップはもちろん、ドンキやカクヤスといった人気のチェーン店でも実店舗で買うことができる。
詳しくは後述するが、ドンキではクライナーファイグリングとのコラボ商品も販売されている。気になる方はぜひチェックしてみよう。
クライナーファイグリングが人気を集めている3つの理由
国内のクラブ、フェス、パーティーでは必ず見かけるといっても過言ではない程、クライナーファイグリングはすでに多くの人が愛する定番のお酒になっている。
ここからは、多くの人を魅了する理由を紹介していこう。
ショットドリンクなのにアルコール度数が低い
冒頭でも説明した通り、従来までのショットドリンクの定番といえばテキーラ、イエーガー、コカレロだった。しかし、今はクライナーが定番のお酒になりつつある。
クライナーが多くの人に愛されている理由のひとつに、飲みやすが挙げられる。従来までのショットドリンクに比べて、クライナーはアルコール度数が低いのだ。
- テキーラ⇒約40度
- イエーガー⇒約35度
- コカレロ⇒約30度
- クライナー⇒約20度
ショットドリンクは一気に飲み干す必要があるが、アルコール度数が高いお酒だと一気に酔いが回ってしまい危険だ。テキーラに至っては約40度なので、お酒が苦手な人はクラブなどでテンションが上がり一気に飲むと健康を害する可能性もある。
その点、クライナーはショットドリンクでありながらアルコール度数は約20度と低めだ。
もちろん、20度といっても決して低いわけではないが、ショットドリンクの中では飲みやすいという特徴がある。フルーティーな味わいも感じられるため、男性だけではなく女性も飲みやすいお酒であるといえるだろう。
SNSで映えるお洒落なデザイン
クライナーが流行した背景には、Instagramを始めとするSNSが大きく影響している。
クライナーのボトルデザインはカラフルでお洒落だ。お酒の色とのコンビネーションも目を引く色合いになっているため、寄せ集めて並べているだけで絵になる。
また、ミニチュアボトルは手のひらに乗る位のサイズなので、思わず写真を撮影してしまうことは必至。お洒落なデザインがSNSで流通したことで人気に拍車をかけたのである。
豊富な種類でフルーティーな味わい
多くのショットドリンクは味ではなく度数を重視する傾向にあったが、クライナーはフルーティーな味わいが特徴のお酒である。
詳しくは以下で後述するが、とにかく種類も豊富で選びやすい。さまざまなクライナーが販売されているが、いずれもフルーティーな味わいが特徴的なリキュールだ。
そのため、ショットではなくカクテルとしても高い人気を誇っている。国内ではまだパーティーシーンのお酒ではあるが、欧米では日常シーンでも飲まれる定番のお酒である。
軽やかな飲み口で度数も低めなので、思わずジュースのようにグビグビと飲んでしまうのがクライナーだ。飲みやすくてすぐに酔えるという点も人気を博している理由といえるだろう。
クライナーファイグリング全8種類の特徴
現在、国内では全部で8種類のクライナーファイグリングが販売されている。
- オリジナル
- ペパーミント
- ココビスケット
- アナナスサワー
- ワイルドベリーニック
- ユズマンダリン
- エルドビアコラーダ
- レッドベリーサワー
それぞれで違う特徴があるため、以下で詳しく紹介していこう。
オリジナル
イチジクの香りがふんわりと漂う「オリジナル」。
クライナーファイグリングの定番であるオリジナルは、日本に初めて上陸したフレーバーで世界で最も売られている種類だ。初のクライナーであればまずはオリジナルを飲んでほしい。
フルーツの甘さとアルコールのバランスが絶妙で、アルコール度数は約20度なので非常に飲みやすい。甘い香りが魅力的なリキュールなので、ショットではなくカクテルでもおすすめだ。
ペパーミント
口に広がるミントの爽やかな香りが特徴的な「ペパーミント」。
本国ドイツではイチオシ商品として売り出されており、国内でも高い人気を博している人気の種類。オリジナルとは違い、口に含んだ瞬間から感じられる爽快感が魅力だ。
冴えわたるブルーの色味は見栄えも魅力的。飲まずに部屋に飾っているだけでも、お洒落なアイテムとして彩りを与えてくれるだろう。
ココビスケット
クリーム系の甘い味わいが特徴的な「ココビスケット」。
ミルクを飲んでいるかのような甘い味わいで、お菓子を食べているかのような甘い香りが口の中に広がっていく。アルコール度数は15度なので、ショットでも飲みやすい逸品だ。
おすすめの割り方は牛乳。甘いジュースと合わせるとココビスケットの甘い口当たりがさらに強調されるため、ぜひカクテルで味わってほしい。
アナナスサワー
シロップのような甘さを体験できる「アナナスサワー」。
風味はパイナップルで、夏の屋台で食べた思い出のかき氷の風味を感じられる。しっかりとした甘さが特徴的なお酒でありながら、しっかりとしたアルコール感もあるため、お酒は苦手だけど飲むのは好きという人に特に強くおすすめしたい。
夏を感じさせるイエローが目立つアナナスサワーは、ショットで飲んでもカクテルを飲んでいるかのような甘い味わいを感じられるはずだ。
ワイルドベリーニック
ストロベリーの強い香りが心地よい「ワイルドベリーニック」。
透き通るようなピンク色のお酒で、男女を問わず奥深いストロベリーの味わいは虜になること間違いなし。ベリーの果実の美味しさをそのまま凝縮したような味わいなので、強く甘さを感じさせてくれるお酒が好きな人にはおすすめだ。
ショットでも美味しいが、ワイルドベリーニックはカクテルで使うとさらに美味しくなる。冷凍ベリーを添えるとさらにストロベリーの風味を強くできるため、ぜひ挑戦してほしい。
ユズマンダリン
柑橘系の味を楽しみたい人におすすめしたい「ユズマンダリン」。
フルーティーさを前面に押し出しているお酒で、柑橘系特有のほろ苦い風味を感じることができる逸品だ。クライナーの多くは甘い風味が特徴なので、ユズマンダリンは少々珍しいタイプの種類であるといえる。
しかしながら、苦味の中には確かなさっぱり感も残されている。欧米では食前酒として飲まれている程に飲み心地がいいため、興味がある人はぜひチェックしてほしい。
エルドビアコラーダ
クライナーの中で最も希少価値が高い「エルドビアコラーダ」。
希少価値が高い理由は、2022年11月に本国ドイツのメーカーが販売を終了しているからだ。つまり、現在流通しているお酒がなくなり次第、市場にエルドビアコラーダはなくなってしまう。
どことなくコーラの香りを感じさせる味わいが特徴で、豊潤な香りをフルーティーな味わいが飲みやすさを促進している。甘いお酒が好きな人におすすめしたい。
レッドベリーサワー
しっかりとしたベリーの香りが特徴的な「レッドベリーサワー」。
甘さと酸っぱさが両立しているため、フルーティーな味わいだけではなくアルコール本来の味と香りも同時の楽しめる。やや甘さは控え目なので、甘すぎないフルーティーなお酒が好きな人は好みの味であるといえるだろう。
深い赤紫色はパーティーやクラブで映えることは間違いなし。しっかりと冷やして飲むことをおすすめしたい。
クライナーファイグリングのおすすめアレンジカクテル5選
クライナーファイグリングはショットで飲むことが多いお酒ではあるが、カクテルのリキュールとしても使えるため、さまざまなカクテルで楽しむことができる。
ここからは、クライナーファイグリングを使ったカクテルのアレンジレシピを紹介していこう。
サワー
ショットで飲むのは少々きついという方におすすめなのが、クライナーファイグリングと炭酸水を1:1の割合で割るサワーだ。
定番のソーダ割りではあるものの、甘さを抑えてさっぱりとした味わいを感じられる。クライナーファイグリングサワーの材料は下記の通りだ。
- クライナーファイグリング:1/2
- 炭酸水:1/2
- レモン:1/4
氷を詰めたグラスにクライナーファイグリングと炭酸水を1:1で注ぎ、レモンを絞ったらそのまま果肉を入れて完成だ。
サワーにするとアルコール度数を10%に抑えることができるため、フレッシュな味わいを実現したいと考えている方は、ぜひサワーにして飲んでいただきたい。
トニックウォーター
フレッシュでみずみずしいトニックウォーターとのカクテルは、スッキリとした味わいだけではなく苦みを感じることができるオリジナルのカクテルだ。
抜群の相性をみせてくれるため、違和感なく調和することができる。
- クライナーファイグリング:1/2
- トニックウォーター:1/2
- ライム:1/4
氷を詰めたグラスにクライナーファイグリングとトニックウォーターを1:1で注ぎ、ライムを絞ったらそのまま果肉を入れて完成だ。
スッキリとした味わいが好きな方には、トニックウォーターの定番であるウィルキンソンをおすすめしたい。ぜひとも試していただきたい逸品だ。
ウーロン茶
クライナーファイグリングは、種類によってはピーチリキュールに近い味わいがあるため、ウーロン茶と割ることでピーチウーロンに近い味わいを堪能できる。
とはいえ、普通のピーチウーロンとは違い酸味と渋味が少々あるため、完全に甘いだけの味わいではない点もおすすめしたいポイントだ。
- クライナーファイグリング:1/2
- ウーロン茶:1/2
まるでフルーツティーのようなサッパリとした味わいを堪能できるため、食後の一杯にもおすすめしたい。お酒が苦手な人にも推奨したい逸品だ。
ココビスケット×パイナップルジュース
クライナーファイグリングの中でもとくに甘いココビスケットは、パイナップルジュースを加えることでトロピカルな雰囲気を感じられるカクテルになる。
- クライナーファイグリング(ココビスケット):1/2
- パイナップルジュース:1/2
氷を入れたグラスにココビスケットとパイナップルジュースを加え、よくかき混ぜたら完成。まるで南国にいるかのような気分にさせてくれる味わいが大きな特徴だ。
ココビスケットは甘いジュースと割るとさらに甘い口あたりが強調されるため、パイナップルジュース以外にも、牛乳やアップルジュースなどを試していただきたい。
エルドビアコラーダ×シャンパン
豊潤かつフルーティーな味わいが特徴的なエルドビアコラーダは、辛口のシャンパンと組み合わせることで見た目も香りも華やかなカクテルになる。
- クライナーファイグリング(エルドビアコラーダ):1/2
- シャンパン:1/2
- グレナデンシロップ少々
グレナデンシロップを自分の好き嫌いに合わせて調整していけば、甘さの中にも豊潤な香りを感じられる華やかなカクテルにすることができる。
好みで柑橘系のトッピングを加えると、さらに華やかな味わいを感じられるだろう。
クライナーファイグリングでゲームを楽しもう!「ウェイウェイらんど!2」を紹介
画像出典:Amazon
YouTubeを中心に若者の間でバズり、発売から短期間で完売した「ウェイウェイらんど!」の第二弾がクライナーファイグリングから販売されている。
こちらはクライナーを駒に使いお酒を飲みながら楽しめるボードゲームで、アプリと連動しているためサイコロやカードを持ち運ぶ必要がないという利点もある。
友達が集まるパーティーや宅飲みにピッタリで、前回同様に全員で乾杯するマスやゲームモードなど、間違いなく楽しめる項目が数多く用意されている。
お酒をこぼしても破れない専用の紙が使われているなど、飲み会のシーンに最適なゲームだ。
販売価格は4,180円でAmazonから販売されているので、クライナーを飲みながら楽しめるゲームを探している方は、ぜひチェックしていただきたい。
ドンキホーテでクライナーファイグリングガチャBOXを販売中!
画像出典:https://www.ctraum.co.jp/archives/929
2022年11月11日から、一部のドン・キホーテ限定でクライナーファイグリングガチャBOXが販売されている。
こちらはKleinerFeiglingシリーズのアソートパックとして、おまけが封入されている。
内容物は以下の通りだ。
- 20ml オリジナルx1 ワイルドベリーx1 ユズマンダリンx1 HANFx1
- 250ml THE DOSE x4
これとプラスして、いずれか一つのおまけが封入されている。おまけの中身は以下の通りだ。
画像出典:https://www.ctraum.co.jp/archives/929
ドン・キホーテグループ商品券3000円分、特製バンダナ、特製ステッカーなど、全3種類のおまけが必ず封入されている。
是が非でも欲しい方は、事前に取り扱っている近場のドンキを調べたうえで購入してほしい。
クライナーファイグリングのコラボ情報!過去にもドンキで限定商品を販売
クライナーファイグリングは、さまざまなコンテンツとコラボすることで知られている。
過去には、大人気アニメ「パリピ孔明」とコラボ。アニメに登場する英子と孔明がクライナーファイグリングを掲げる姿が描かれている。
さらに、サイコミで絶賛連載中の「明日私は誰かのカノジョ」と「東京深夜少女」ともコラボしており、公式オンラインストアではオリジナルパッケージのお酒やTシャツを買うことができた。
また、過去にはドンキホーテとのコラボで、オリジナルキーホルダーが同梱された限定パッケージが販売されている。
画像出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000038364.html
このように、クライナーファイグリングはさまざまなコンテンツとコラボすることで我々を楽しませてくれる。
コラボの最新情報は公式Twitterやホームページで配信されているので、気になる方はぜひチェックしていただきたい。
クライナーファイグリング以外のおすすめショット酒を紹介
フェスやクラブなどで飲まれるショット酒だが、そもそもショットとはお酒の量を表す言葉である。
国や店舗により異なるが、一般的には『ワンショット=30ml』となり、テキーラが提供されることが多い。
とはいえ、最近は本記事で紹介したクライナーファイグリングのように、そもそもの形状がショットになっているお酒も少なくない。
ここからは、クライナーファイグリング以外のショット形状のお酒を紹介していく。
スリングショット
画像出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/gingin/iframe/slingshot_pc/
令和のパリピ酒とも呼ばれている『スリングショット』は、2種類のリキュールが口の中で混ざるスタイリッシュなショット酒だ。
フレーバーは全部で5種類。カラフルな見た目でアルコール度数も16%と控えめなので、お酒が弱い人も楽しめるだろう。
発祥はオーストラリアで、ラベルを剝がしたら一気に口の中へ流し込む。2種類のフレーバーが口の中で混ざり合うはずだ。
1パックに3つ入って700円程度なので、料金自体も極めてリーズナブル。ホームパーティーでも使えるので、ぜひチェックしてほしい。
スマショット
画像出典:https://likaman.net/shopdetail/000000009598/
デンマーク生まれの『スマショット』は、インスタ映え間違いなしの可愛らしいボトルと、甘酸っぱい飲み応えが人気のショット酒だ。
ヨーロッパを中心に高い人気を獲得している要因は、ウォッカベースでありながら16.4%と低めのアルコール度数である点。
味はサワーコーラ、サワーメロン、ジャングルフルーツの3種類で、キンキンに冷やしてから飲むとさらに深い味わいを堪能できる。
容量も20mlと少ないので、さまざまな場面で重宝できるだろう。
まとめ
お洒落なデザインが人気を博しているクライナーファイグリングは、今やクラブ・bar・フェスで飲まれるショットドリンクの定番になっている。
豊かな風味と種類が特徴的なお酒なので、お店で飲むだけではなく自宅でカクテルリキュールとして飲んでいる人も決して少なくない。可愛いボトルデザインは、部屋を彩るお洒落なアイテムとして飾ることもできる。
種類により全く違う顔を見せてくれるのがクライナーファイグリングである。豊かな風味と豊潤な香りを堪能しながら、ぜひ自宅でも楽しんでいただきたい。