梅酒には疲労回復など、健康に嬉しい効能があることをご存知だろうか。梅酒の代表的な効能を生み出す成分と、おすすめの梅酒の飲み方を紹介する。

働き盛りの体に嬉しい。梅酒の効能とは

梅酒には、疲労回復を促すクエン酸のほか、ビタミンB2、ビタミンB6、カリウム、ピクリン酸、ポリフェノールなど、さまざまな栄養素が含まれている。その代表的な効能について見ていこう。

疲労回復

梅干し1つにつき1g含まれるというクエン酸は、体内でエネルギーを作り出したり、疲労の元となる「乳酸」を分解したりして疲労回復を促す。またミネラルの吸収を助け、新陳代謝を促す。

細胞の再生

ビタミンB2は、皮膚や髪、爪などの再生を促す。梅酒が肌によいといわれるのは、これが理由だ。ほかにも代謝やエネルギー生産などにも関わる。

免疫機能の維持

ビタミンB6は、免疫機能を維持し、皮膚の抵抗力を高めたり、ヘモグロビンの合成を行ったりする。脂質の代謝にも関わる。ビタミンB6が不足すると、皮膚炎や口内炎になるおそれがあるといわれている。

肝臓・胃腸の活性化

梅酒に含まれるピクリン酸は、クエン酸と同じく、有機酸と呼ばれるものの一種。肝臓・胃腸の働きを良くする効果が報告されている。二日酔いや乗り物酔いにも効くといわれるほか、便通の改善も期待できる。

塩分の調節

カリウムは、ナトリウムを排出する働きがあるため、取り過ぎた塩分を体外へと出してくれる。これにより血圧を下げる効果も期待できるそうだ。体内のpHバランスや浸透圧を適切に保つ効果もある。

ほかにも梅酒に含まれる酸味が胃腸を刺激し、食欲増進の効果が生まれるともいわれている。

寝る前の一杯が仕事の疲れを癒す

健康に嬉しい梅酒は、寝る前にコップ一杯飲むのがおすすめ。梅酒に含まれるアルコールが血行を促進して体を温め、さらに梅酒のよい香りでリラックスできるため、寝つきがよくなるとされている。きっと毎日の仕事の疲れを癒してくれることだろう。寒い日にはお湯割りにして飲むことで、さらに体を温めることができる。

とはいえ、飲みすぎると逆効果になる。たとえば眠りが浅くなったり、肝機能を弱らせたりすることもある。健康的な効果を期待するなら、適量を守って飲むことを忘れないようにしたい。

また、お酒を飲むとどうしてもおつまみを食べてしまう。お酒の適量を守っていても、塩分や糖分の多いおつまみを食べすぎることのないように注意したい。

栄養豊富で健康に嬉しいさまざまな効能を持つ梅酒。ほっと一息つきたいときに、梅酒を飲む生活をしてみてはいかがだろうか。