バーに行った際、ウイスキーを楽しむ人は多いことだろう。しかし、中には健康への意識からウイスキーのカロリーや糖質を気にする人もいるのではないだろうか。実際にはどのくらいのカロリー・糖質があるのか、詳しく解説しよう。

ウイスキーのカロリーは高め。ただし飲む量で調節可能

ウイスキーは低糖質というイメージを抱かれがちだが、実際にはどの程度のカロリーがあるのだろうか。まずは文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に、ビール(淡色)・日本酒(普通酒)・ウイスキーの100gあたりのカロリー比を見てみよう。

・ビール(淡色):40kcal
・日本酒(普通酒):109kcal
・ウイスキー:237kcal

この結果を見て、ウイスキーのカロリーの高さに驚いた人もいることだろう。ウイスキーはアルコール度数が高いため、必然的にカロリーが高くなるのである。一方で、ウイスキーはちびちびと飲むのが一般的であるため、量を調整すればほかの酒よりカロリー摂取を抑えることもできる。現にウイスキーのシングル(30ml)が有する総カロリーは71.1kcalであり、1回あたりに飲む量を考えればさらに低い数値となる。

ウイスキーは糖質ゼロ、プリン体ゼロ

ウイスキーは麦を仕込んで発酵させ、蒸留することで作られる。つまり蒸留酒に分類されるのだが、実は蒸留の過程で糖質が抜けるため、糖質量が0gなのをご存知だろうか。それゆえ、ウイスキーは糖質制限中にもおすすめだ。

さらにプリン体も含まれないため、ビールのように通風への影響が気になるといった心配も少ない。また、ウイスキーをハイボールにすると、炭酸で割る分さらにカロリーが抑えられ、カロリー・糖質ともにヘルシーな酒となる。

カロリーが気になるなら、おつまみや飲み方にも気をつけよう

ウイスキーは糖質量ゼロで、飲む量さえ気を付ければ低カロリーともいえる。しかしながら、ウイスキーは甘いおつまみや肉類との相性がよく、ついつい食事のほうでカロリーを摂り過ぎてしまう場合がある。そのため、カロリーを抑えたいならおつまみに気を遣うとよいだろう。

ウイスキーに合う低カロリーなおつまみといえば、ナッツやチーズ、ハムなどが挙げられる。ナッツは手軽に食べやすく、さらに代謝機能を高める栄養素も多く含まれており、おつまみとしてぴったり。チーズやハムはタンパク質であるため、ダイエット中にもおすすめだ。ただし、いずれにしても味付けが濃いものは塩分の摂り過ぎになりかねないため、注意が必要だ。

ウイスキーは飲む量に気を付ければ、カロリー・糖質量ともに低めのアルコールである。むしろ、一緒に楽しむおつまみに気を遣ったほうが、結果的にはカロリーを抑えられる場合が多いだろう。飲むにしろ食べるにしろ適切な量を心がけ、ウイスキーを楽しもう。