10547ワインの健康効果を高める飲み方とは?〜赤と白で違うワインの効能〜

ワインの健康効果を高める飲み方とは?〜赤と白で違うワインの効能〜

男の隠れ家編集部
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健康によいといわれるワイン。しかし、赤と白でその効果も変われば、健康によい飲み方も変わる。そこで、本記事では、赤ワイン・白ワインそれぞれの期待できる効果と適切な飲み方を紹介している。ぜひこの機会に、健康によいワインの嗜み方を確認しておこう。
目次

ワインは色の違いによって、期待できる効果が異なる。では、それぞれどのような効果があるのだろうか? 効果を高める飲み方とともに解説していく。

赤と白で違うワインの効果

そもそも赤ワインと白ワインは、原料と仕込み方が異なる。ここではこれらの違いに触れつつ、それぞれの効果について紹介する。

赤ワイン

赤ワインの原料は黒ブドウである。実・果皮・種すべてを一緒に仕込むのが特徴だ。ワインの赤色は、果皮のアントシアニンに由来している。

このアントシアニンは、ポリフェノールの一種である。ポリフェノールには強い抗酸化作用があるといわれており、動脈硬化やがん、老化の予防効果がある。また、レスベラトロールという物質の効果により、認知症やアルツハイマー症の予防も期待できる。

白ワイン

一方白ワインの原料は白ブドウである。ブドウを潰して果汁のみを使用して仕込む。

白ワインに特徴的なのは、強力な殺菌効果である。これは有機酸によるもので、とくに食中毒に効果があるそうだ。また、白ワイン特有のカリウムは、塩分を排出する効果がある。そのため、むくみ対策や高血圧対策に効果があるとされる。

このようにワインには健康に嬉しい効能が含まれる。自分の健康状態に合わせて飲み分けてみてはいかがだろうか。

効果を高める飲み方と注意点

ワインの効果を高めるには、無理せずたしなむ程度に飲むことが大切。ここでは適切な飲み方と知っておきたい注意点を紹介する。

まず1日に飲むワインの適量は、グラス2杯が目安だ。これは、厚生労働省が提唱している「1日の適度な飲酒は、純アルコールで20g程度」というガイドラインに準ずる。飲み過ぎは健康によくないため、注意しよう。お酒が弱い人は、もちろんこれより少なくてよい。肝臓に負担をかけないよう、料理と一緒に飲むようにするのもよいだろう。

また、健康にいいからといって毎日飲むのもよいとはいえない。週に2日ほど休肝日を設けよう。あらかじめ「月曜と水曜はお酒なし」などと決めておくとよい。さらに、21時以降の飲酒は太りやすくなり、睡眠の質が下がる可能性がある。夜遅くの飲酒は睡眠が浅くなり、質のよい睡眠にならないため、控えた方がよいだろう。

異なる効果を持つ赤ワインと白ワイン。自分の健康状態に合わせて飲むことをおすすめする。

編集部
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