13519レモンサワーの「カロリー」と「糖質」は実際他と比べて高い?低い?

レモンサワーの「カロリー」と「糖質」は実際他と比べて高い?低い?

男の隠れ家編集部
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居酒屋のレモンサワーのカロリーと糖質を、他のメジャーな酒と比較しつつ解説する。実は、レモンサワーに生のレモンを使うと、酒でありながら体に嬉しい作用があることがわかっている。酒で太る心配をしている人や、何となく負い目を感じながら酒を飲んでいる人は必読だ。
目次

居酒屋の定番メニューとして提供されているレモンサワー。

多くの方がお店や自宅で楽しんでいる定番のお酒だが、深く掘り下げていくと、実は健康やダイエットに良いお酒であることがわかってくる。また、レモンサワーに生のレモンを使うことで、さまざまな健康に良い効果が期待できることも判明した。

この記事では、レモンサワーの気になるカロリーと糖質に焦点を当てながら、カロリーと糖質を詳しく紹介していく。ただ美味しいだけではないレモンサワーの魅力を確認していこう。

レモンサワーのカロリーと糖質を他のお酒と比較して紹介

居酒屋などで提供されるレモンサワーの主な原料は、焼酎、炭酸水、レモン、ガムシロップだ。

焼酎は、乙類よりクセのない甲類を使う。配分によっても異なるが、レモンサワー1杯あたりのカロリーは約170kcal、糖質は約20gとなる。焼酎と炭酸水そのものに糖質はない。したがって、レモンサワーの糖質はレモンとガムシロップの量で増減する。

ここで、レモンサワーと他のお酒1杯あたりのカロリーと糖質を比較して見てみよう。

お酒カロリー糖質
レモンサワー約170kcal約20g
日本酒(1合180ml)約187kcal約6.5g
ビール(中ジョッキ400ml)約160kcal約12.4g
ハイボール(ウイスキー30ml、炭酸水120ml)約71kcal糖質:0g

レモンサワーの甲類焼酎は、100mlあたり約206kcal、糖質にいたっては0gだ。

実際に1杯のレモンサワーに入れる量は50mlほどのため、カロリーも抑えられる。また、ハイボールは、炭酸水がカロリー・糖質ともに0である。上記のデータはウイスキー30mlで出しているが、実はいくら炭酸水で割ろうともウイスキー分の数値しか出てこない。

糖質を気にするなら、レモンサワーやハイボールのように蒸留酒を炭酸で割って飲むのがおすすめだ。

参照: 文部科学省第「第2章 日本食品標準成分表

市販で販売されているレモンサワーのカロリーと糖質を比較して紹介

上記で紹介したレモンサワーのカロリーと糖質は、あくまでも自宅で作った時の一般的な数値である。最近のレモンサワーはコンビニやスーパーでも気軽に買えるため、市販で販売されている商品のカロリーと糖質が気になっている方も多いだろう。

以下の表では、市販されている人気レモンサワーのカロリーと糖質を紹介していく。1本あたりの数値を紹介していくので、ぜひ参考にしてほしい。

商品名アルコール度数カロリー糖質
こだわり酒場のレモンサワー缶7%144kcal1.5g
氷結シチリア産レモン5%157.5kcal13.69g
氷結サワーレモン4%115.5kcal7.7g
贅沢搾りレモン4%140kcal13.65g
レモン・ザ・リッチ 濃い味レモン5%192.5kcal23.45g
宝酒造タカラ缶チューハ レモン3.3%199.5kcal9.8g
ザ・レモンクラフト 極上レモン7%180kcal9.2g
グリーンレモンチューハイ7%180kcal4.4g
極上レモンチューハイ7%208kcal11.2g
GREEN 1/2 レモン チューハイ5%129kcal8.1g

とくにコンビニやスーパーなどで見かける機会が多いレモンサワーを中心にカロリーと糖質を紹介してきたが、いかがだろうか。

人気が高い「こだわり酒場のレモンサワー缶」はカロリーも糖質も低いが、他の商品も自宅で作るよりも同等か、やや低い数値が並んでいるのがわかる。

最近は健康とダイエットを目的にカロリーが低い製品を選ぶ方が増えているため、商品開発の際も気を付けているであることが伺える。

市販のレモンサワーが好きな方は、以下の記事でアルコール度数別でおすすめ商品を紹介しているため、ぜひチェックしてほしい。

大人気のレモンサワー集めました!~酔いやすい人でも気軽に味わえる【アルコール度数 3~4%】編~
大人気のレモンサワー集めました!~食事と一緒に愉しめる人気度数【アルコール度数 5~6%】編~
大人気のレモンサワー集めました!~じっくりと味わいたいならコレ【アルコール度数 7%】編~
大人気のレモンサワー集めました!~しっかり酔いたい気分の時はこちら【アルコール度数 8~9%】編~

また、レモンサワー以外にも現在はさまざまなお酒が販売されている。それらを総称してRTD商品と呼ぶのだが、レモンサワー以外のお酒が好きな方は以下の記事がおすすめだ。

急成長中のRTDとは?注目される理由とおすすめ商品15選

生レモンサワーは健康とダイエットに最適!

上記項目では市販されているレモンサワーのカロリーを紹介してきたが、カロリーと糖質が気になる方は、ぜひとも国産の生レモンを絞ってほしい。

みずみずしい生のレモンには、ビタミンCやクエン酸、ポリフェノールやリモネンなど、体によい成分が多分に含まれている。

  • ビタミンC⇒老化防止
  • クエン酸⇒疲労回復
  • ポリフェノール⇒生活習慣病の予防

また、皮に含まれる香り物質のリモネンには、食欲抑制効果や脂肪燃焼効果も期待できる。

つまり、糖質ゼロの甲類焼酎とレモンがコラボした生レモンサワーは、体を労りたい人やダイエット中の人にもおすすめの酒というわけだ。

焼酎ベースのレモンサワーはチューハイとも呼ばれ、今も昔も大衆酒場の定番だ。

近頃では派手なビジュアルの商品も登場しているが、美味いことにかわりはない。今宵も体を労り、生レモンサワーで乾杯しよう。

太りにくいレモンサワーの飲み方を5つのポイントで紹介

レモンサワーは太りにくいお酒ではあるが、お酒であることには変わりない。というわけで最後は、太りにくいレモンサワーの正しい飲み方を紹介していこう。

決して飲み過ぎてはいけない

いくらレモンサワーが美味しく飲みやすくても、飲みすぎは絶対にNGである。

よく「お酒は飲みすぎると太る」といわれるが、それはカロリーだけが原因ではない。もちろん、カロリーが高いお酒をガブガブと飲めば太る原因にはなるが、それ以外にも、脂肪酸が蓄積してしまうため中性脂肪が増えるというデメリットがある

脂肪酸は増えすぎると血液がドロドロしていく原因にもなり、そうなると代謝が低下して体を動かしても痩せない原因にもなる。血中に中性脂肪が増えすぎる原因になるため、お酒は飲みすぎてはいけないといわれているのだ。

それは、カロリーと糖質が低いレモンサワーも決して例外ではない。他のお酒に比べればまだマシというだけなので、レモンサワーも飲みすぎてしまっては健康やダイエットを阻害する原因になってしまうのだ。

同量の水を飲むようにする

レモンサワーを飲む際は、同時に同量の水を飲むようにしてほしい。

これはチェイサーと呼ばれるもので、とくにウイスキーや日本酒などのアルコール度数が高いお酒を飲む際に使われている。お酒を飲みながら水を体内に摂取すると、体内でアルコールを分解するのに十分な水分量を確保できるため、お酒が残りにくくなる。

また、水分量を多く体内へ摂取すれば利尿作用が高まり、お酒だけ飲んでいる時に発症しやすい脱水症状も抑制することができるのだ。

チェイサーはウイスキーなどの強いアルコールを飲む時だけ使うと思われがちだが、当然レモンサワーを飲んでいる時でも問題はない。むしろ分解してくれるので、カロリーを気にしながらお酒を飲んでいる方は、ぜひ水を同時に飲むようにしてほしい。

ガムシロップは厳禁

レモンサワーにはガムシロップを使用したメニューもあるが、カロリーを気にしている方は絶対に使用厳禁である。

たしかに、レモンサワーはガムシロップを入れることでより味がまろやかになるため、甘さをプラスしたいと思っている方にはおすすめのアイテムだ。

しかし1個あたり30キロカロリーと高いため、甘い味を楽しめるからといってガムシロップは乱用しない方が良いだろう。

また、はちみつを入れる味変テクニックも有名だが、カロリーを気にするのであればこちらも厳禁。カロリーが高い味変アイテムは極力使わないようにしよう。

事前に乳製品を摂取する

お酒を飲む前に乳製品を摂取しておくと、アルコールの吸収を抑制することができる。

  • ヨーグルト
  • チーズ
  • 牛乳
  • クリーム
  • バター
  • バターミルク
  • 乳脂

これはレモンサワーに限った話ではないが、お酒を飲む前は牛乳やヨーグルトを食べて胃に膜を張っておけば、アルコールの吸収を抑えて中性脂肪を抑制できる

主な乳製品はヨーグルトや牛乳だが、お酒を飲む前なので牛乳を1杯飲んでおくようにするのが良いだろう。無糖タイプのヨーグルトはお酒の味変が少ないのでおすすめだ。

太りにくいおつまみを厳選する

お酒を飲んで太る原因は「おつまみ」だといわれることが多いが、これはあながち大きく間違っている訳ではない。

唐揚げ、チーズ、フライドポテト、天ぷらなど、お酒に合うおつまみは多いが、これらはカロリーが高いためダイエット中に合っているとは言いにくい。

低カロリーなおつまみを選ぶのはもちろんだが、さらにアルコールの分解を手助けしてくれる料理を選ぶことをおすすめしたい。

たとえば、枝豆に含まれているビタミンB1には、アルコールの分解を助けながら代謝の働きを促進してくれる効果がある。

豆腐は低糖質なのでカロリーを気にせず食べることができ、焼き鳥は低糖質かつタンパク質が多く含まれているため、筋肉をつけるのに効果的だ

まとめ

レモンサワーのカロリーと糖質を他のお酒と比較して紹介してきた。

居酒屋や自宅で気軽に飲めるお酒の定番として君臨しているレモンサワーは、市販されている缶も含めて多くの方に愛されている。さらに、レモンサワーはお酒の中では太りにくいお酒なので、さまざまな工夫を凝らしてダイエット中の方でも楽しめるはずだ。

健康とダイエットを気にしている方は、ぜひともレモンサワーに生レモンを入れてほしい。

また、最後に紹介した5つのポイントを押さえておくことで、さらに太りにくくレモンサワーを楽しむことができるため、興味がある方はぜひ実践してほしい。

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