ツリーハウスが子どもの頃から夢だったという人も少なくないだろう。ここではそんな夢を叶えるために、ツリーハウスをセルフビルドする際のポイントを紹介する。子供のころの夢を今こそ実現してみるチャンスかもしれない。

子どもの頃の夢を形に。手作りでツリーハウスを作る準備

セルフビルドでツリーハウスを作る際は、まずは土台の選定から始まる。人が入る小屋を作るのだ。当然幹が細い木ではツリーハウスの重みに耐えられない。

土台になる木のことをホストツリーというが、ホストツリーには楢(なら)や樫の木といった枝を大きく張る広葉樹が適している。

広葉樹なら、大きく張られた枝を土台にして床面をのせて作ることができる。針葉樹もホストツリーにできないことはないが、この場合は幹を柱にして回りを囲うようにして作る。選定に迷うようなら、樹木医などの専門家の力を借りてもいいだろう。

ひと口にツリーハウスと言ってもそのデザインは様々だ。ビラミッド型や卵型、池の上に作るツリーハウスなども好奇心をくすぐられる。胸のうちに自分の作りたいツリーハウスのデザインがあると思うが、ここで再度確認しておくといいかもしれない。

樹の上の小屋。ツリーハウスの作り方を学ぶ

ツリーハウスを作る上でまず大切なのが土台だ。ここではホストツリーを4本使った土台を元に建てていくツリーハウスの作り方について紹介する。

4本のホストツリーとなる木を見つけたら、1本ずつ材木で挟み込み、しっかり固定する。このとき4本全ての木で材木の高さが一致するように調整しよう。

全ての高さを合わせ固定も済んだら、いよいよその上に土台となる材木をかけていく。これをかけ終えたら土台の強度を上げるために、デッキと地面の間にさらに垂直に支柱を入れる。根太を張り、その上に床板を打ちつければ土台は完成だ。

次は壁と屋根だ。まずは土台の四隅に壁と屋根の支えとなる柱を1本ずつ建てていく。その上に屋根の基礎となる材木を組み立てていこう。大まかな屋根ができあがったら、扉と窓の位置をあらかじめ決め、その部分を除いて壁となる板を打ち付けていく。合板・防水シート・屋根材で張って屋根ができたら、いよいよ最後の工程だ。

最後は扉と窓についてだ。扉と窓は隙間なく作ろうとすると開かなくなる恐れがある。木の上に作っているのだ。ツリーハウスが揺れることを想定して、ある程度隙間を空けて作るようにしよう。隙間風が入ってくるが、気になるようなら幅木を扉、窓の周囲に打ち込むといい。無事扉と窓を取り付ければ、ツリーハウスの出来上がりだ。

このように全てゼロから作り上げることも可能だが、ツリーハウス用のキットも販売されている。価格は大体30万円程度だ。DIYが苦手ならば、少しでも負担を軽くするためにキットを購入するのをおすすめする。

室内に置く家具にもこだわりたい。せっかくのツリーハウスなのだから、家具も手作りのウッド調がいい。ここで注意するのは通常の家具よりも小さいものを用意することだ。

ツリーハウス内は木に合わせているため、空間がいびつだ。そのスペースに合わせるためにも、家具はできるだけ小さいものを選んだ方がよい。また、椅子やテーブル、ベッドなどは壁や柱に打ち付けることで、家自体の補強となる。

秘密基地は男なら誰もが一度は思い描く憧れだ。子どもの頃には叶えられなかった夢も、大人になった今なら簡単に形にできるかもしれない。今度の週末あたりに、まずはホストツリーを探すところから始めてみてはいかがだろうか。