子どものころに誰しも作ったことがある秘密基地。そんな自分だけの自由な空間を、書斎という形で自宅の中に実現してみてはいかがだろうか。

自宅に書斎があれば、読書や仕事、趣味などのワークスペースとなり、活躍すること間違いなし。すでにリノベーションを検討している方は、レイアウトも紹介しているので、是非参考にしてほしい。

MODEL CASE1.リビングを間仕切り壁で独立スペースに

約24帖のLDKの一部を、間仕切り壁で仕切ってミニ書斎を作ったというKさん。完全に独立した書斎にはせず、左右はダイニングにつながっているのが特徴で、圧迫感がなく出入りもしやすい。

レイアウトイラストを見るとわかるように、壁に書棚とテーブルが設置されており、そこにパソコンを置いて仕事をこなすこともあるのだとか。必要なものが手の届くところにあるので、作業もしやすいという。オープンキッチンでご飯を作る奥さんからも、Kさんがワークスペースで作業している様子がよく見える。

秘密基地作りのコツ
1間仕切り壁で半独立スペースに。
2出入りしやすくほどよいこもり感。
3リビングより暗めの色で集中力アップ。

スタイル工房
東京都杉並区成田西3-2-4 K&3ビル1F
03-5305-7250
stylekoubou.com/

Owner’s voice
リビングの白に対して、ワークスペースはグレー、色のトーンを抑えています。仕事に集中しやすい空間です。

MODEL CASE2.吹き抜けだった空間を開放感あるミニ書斎へ

吹き抜けの形を変えて、ミニ書斎をつくったMさん。吹き抜けと書斎とは書棚で区切られているが、その書棚は背が低いため、後ろを振り向けば隣にある子ども部屋の様子をうかがえる。さらに書棚から階下をのぞきこめば、1階のLDKにいる家族とも会話ができる。このようにほかの部屋とほどよくつながっているため、書斎の開放感は抜群だ。

スライド式の出入り口を閉めれば、一人きりの空間にも変身するので、シチュエーションによって使い分けられるのも嬉しい。レイアウトイラストでも描かれているように、書斎のカーペットにはサックスブルーをチョイス。白い壁にブルーがよく映え、さらに清々しさを演出している。

秘密基地作りのコツ
1窓によって風通しの良さを確保。
2書斎から階下のLDKが見える。

スタイル工房
東京都杉並区成田西3-2-4 K&3ビル1F
03-5305-7250
sylekoubou.com/

Owner’s voice
書斎での時間を満喫しながら、家族とのコミュニケーションも愉しんでいます。吹き抜け空間がお気に入りです。

MODEL CASE3.クローゼットの空間を有効活用

玄関を入ってすぐのところにあるウォークインクローゼットの中に、書斎スペースを設けたというSさん。壁と洋服に囲まれたこもり感抜群のこちらの書斎は、資格の勉強や読書に使用しているのだそう。

レイアウトイラストに描かれている通り、壁に大きな書棚が取り付けられており、そこには本がぎっしり。書棚は可動式なので、使い勝手がよいのがお気に入りポイントなのだとか。クローゼット内の空間を書斎にしてしまうという、空間をうまく活用したリノベーションだ。

秘密基地作りのコツ
1狭小空間を生かした本棚&デスク
2壁と洋服に囲まれ、こもり感を演出。
3リビング側に窓を設置、解放感確保。

リノベる株式会社
東京都渋谷区渋谷3-10-13 TOKYU REIT 渋谷Rビル
03-5766-2592
renoveru.jp/

Owner’s voice
本棚が可動式、窓は明かり取りと風の通り道になっているなど、使い勝手が良く、気に入っています。

MODEL CASE4.リビングから半独立した小さな秘密基地

家のリフォームをするときに、どうしても取り除けない壁があり、デッドスペースが生まれてしまったというSさん宅。しかし、機転を利かせてそのスペースをミニ書斎へと活用したのが、こちらの秘密基地だ。

書斎はリビング側から見ると完全な死角になっているが、キッチンからはリビングとワークスペースが両方見える半独立式。レイアウトを見ると、狭さが際立つような気もするが、Sさんによるとパソコン作業をするスペースは十分である上に、背後はリビングにつながっているので家族の動向を感じられ、心地よい空間なのだそう。

秘密基地作りのコツ
1物置のデッドスペースを上手に活用。
2扉がなくても隔離された空間。
3 1枚板を設置して秘密基地感が増。

株式会社ブルースタジオ
東京都中野区東中野1-55-4 大島ビル第2別館
0800-888-9920
blustudio.jp/

Owner’s voice
パソコン作業をするための十分なスペースが確保できて、自分の世界に入り込める場所となっています。

MODEL CASE5.収納棚で空間を適度に仕切る

収納棚とソファーにより、緩く区切って作られたH.Aさんの書斎。レイアウト図のとおり書斎とリビングはソファーによって区切られているので、書斎の独立感が少ないのが特徴だ。

パソコンに向かうと目の前には天井まで続く大きな収納棚がそびえ立ってはいるが、棚の隙間からキッチンとのつながりも感じられるようになっている。そして右手にはNYのアパートをイメージしたという、レンガタイルの壁が広がる。

さらなる注目ポイントは、天井から下がるペンダントライト。レンガ壁と相まって、おしゃれ空間を演出している。これだけのおしゃれ空間を自分でイメージして、その理想通りにリノベーションしたという。

リノベーションをする前にじっくり想像を膨らませるのが、成功の秘訣なのかもしれない。

秘密基地作りのコツ
1収納棚で空間を適度に区切る。
2緩い区切りでDKの雰囲気を感じる。
3リビングとシームレスにした一体感。

リノベる株式会社
東京都渋谷区渋谷3-10-13 TOKYU REIT 渋谷Rビル
03-5766-2592
renoveru.jp/

Owner’s voice
今のこだわりは、壁に飾るアートを定期的に変えることです。それだけで雰囲気がガラリと変わって、愉しいです。

MODEL CASE6.ロフトと書斎を兼ね備えたリラックスできる空間

たった2帖の空間に、寝室として使用するロフトとミニ書斎を作り上げたSさんの秘密基地。狭くても心地よい空間にするために、ロフトのちょうど下の空間に書斎を作った。またロフトへ上がる階段下に本棚を設置するという、工夫の凝らしよう。

ロフトの高さを確保するため、書斎は床面に座る形にしたのがポイントで、書斎は床や壁との距離が近いこぢんまりとしたリラックス空間になっている。書斎を作るだけの間取りがないとお困りの方は、ぜひこの2帖の秘密基地を参考にしてみてほしい。

秘密基地作りのコツ
1欲しいスペースを決める。
2 2帖ほどでも秘密基地はできる。
3隔離された空間の居心地の良さ。

ハコリノベ
大阪市西区北堀江1-9-6 WINGS GIZA 2F
0120-985-115
Hacorenove.jp

MODEL CASE7.本棚で仕切った執筆空間

大量の本や資料を収納するため、本棚を仕切りにして書斎を作り出したという元大学教授のOさん。本棚を仕切り代わりにすることで書斎の空間確保だけでなく、蔵書の整理もできて一石二鳥なのがこちらの書斎のポイント。

書斎では執筆活動も行うため、壁一面が本棚の書斎はとても便利なのだとか。本棚を設置するだけの書斎なら、リノベーションを行わなくてもできる方が多いはず。気になる方はぜひ試してみてはいかがだろうか。

秘密基地作りのコツ
1本棚仕切りで蔵書整理の一石二鳥。
2必要な本が手の届く範囲の執筆空間。
3選び抜いた本棚で壁一面に蔵書整理。

スタイル工房
東京都杉並区成田西3-2-4 K&3ビル1F
03-5305-7250
sylekoubou.com/

MODEL CASE8.変形間取りを利用したオープン型ミニ書斎

中古で購入した一軒家をリノベーションしたというNさん。和室を洋室へとリノベーションしたときに生まれた変形スペースを、書斎へと生まれ変わらせたのだそう。

変形スペースは、ほかの空間より一段高い位置に作り、さらに腰の位置までの壁を設けることで仕切りにしている。腰より上は窓枠になっているほか、出入りするスペースには扉を設けていないため、半個室のようなオープンな書斎となっているのが特徴だ。変形空間とおしゃれな窓枠というアクセントの効いた秘密基地になっている。

秘密基地作りのコツ
1腰の位置の壁を設けて個室感と解放感。
2変形空間だからこそ有効活用。
3床面から一段上がることで空間の仕切り。

有限会社グラデンパシフィック
大阪府池田市鉢塚3-15-5-B
072-760-0880
Gladp.net/