14474行きたい東京のバー。こだわりのオールドボトルやシングルモルトが並ぶ隠れ家バー【 Bar Jam 】(小岩)┃TOKYO BAR STORY

行きたい東京のバー。こだわりのオールドボトルやシングルモルトが並ぶ隠れ家バー【 Bar Jam 】(小岩)┃TOKYO BAR STORY

男の隠れ家編集部
編集部
雑居ビルや古い建物が立ち並ぶ小岩の飲み屋街は、夕方にはたくさんの人で賑わう。その一角に石積み風の外観の瀟洒な店がある。ブレンデッドのオールドボトルと、シングルモルトの品揃えで隠れた人気の「Bar Jam」である。
目次
明るい色の擬石の外壁。窓から中の様子を見ることができるので、初めての人でも入りやすい。

バーテンダーの大津大助氏はロックバンドをしていた若い日、バーに行き、その雰囲気に魅かれた。「客として飲むよりも、カウンターの中に立ちたいと思ったんですよ」

住んでいた中野の店から銀座の「日比谷バー」を経て、新小岩にあった伝説的な「Bar潤」で6年修業。平成20年(2008)、日比谷バー時代の同僚だった長谷川氏とこの店を開いた。大津氏がウイスキーやカクテルを担当し、ソムリエ資格を持つ長谷川氏がワインとフードを扱う。

ビールはベルギーのシメイ樽生のみ。

「小岩はフランクで、飲む方も多く、楽しい町ですよ」と大津氏。音楽活動は今も続けている。バンド名は「じゃああの子にもう一杯」。略した頭文字が「Jam」なのだ。

内にはいつしか集まった様々なジャンルの本が。
アイリッシュウイスキーやカミュナポレオンのオールドボトルもある。

【Selected cocktail】ジョニーウォーカーブラックラベル 12年 エクストラスペシャル

ジョニーウォーカーブラックラベル 12年 エクストラスペシャル

1970年代のジョニーウォーカーは香りも芳醇。多彩なオールドボトルの数々は大津氏の自宅にあったものや専門サイトで買ったものだ。シングル1200円。

【BAR DATA】
Bar Jam(ばー じゃむ)
江戸川区西小岩1-30-27
03-5693-3009
営業時間/19時~翌5時
定休/月曜
席数/カウンター10席、テーブル4席
チャージ/なし
アクセス/JR「小岩駅」より徒歩約5分

※新型コロナウイルス対策のため営業時間・定休日等に変更の場合あり。HPで要確認。

編集部
編集部

いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

Back number

バックナンバー
More
もっと見る