組み立てキットには、機械式手巻ムーブメントをはじめ、工具一式やケース、製作マニュアルなど必要なものが全てそろっている。特に製作マニュアルは、初心者でも分かりやすいようイラストで解説。担当技術者が実際に組み立てている動画をYouTube上で公開しているため、それを見ながら組み立てるのも良いだろう。万が一組み立てられなかった場合でも、完全バックアップサービスが付いているので安心して取り組める。
扱うパーツは、全て本格仕様。核となるムーブメントには、毎時18,000振動(5振動)の高性能手巻きムーブメントを採用。本来は懐中時計用のもので、初心者でも組み立てやすいサイズ感とシンプルさを兼ね備える。
レトロなダイヤルとケースデザインは、ビジネス・プライベート問わず使いやすい。ダイヤルロゴには「Ready-To-Assemble(自分で組み立てる)」の文字が入り、改めて組み立てたときの高揚感を思い出させてくれる。また、時計表面の風防ガラスには、シリーズ初のドーム型サファイアクリスタルを採用。高級時計でもあまり目にすることのない、ダイヤモンドに次ぐ硬度が魅力の素材だ。
完成後もいつでも組み立てたムーブメントを眺められるように、裏蓋はフラット形状のシースルーガラスになっている。こちらのガラスにもサファイアクリスタルを使用しているため、使い込んでも壊れる心配はなさそうだ。
定価66,000円のところ、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で60,000~64,000円で予約を受付中(価格は支援する時期によって異なる)。自分の手で組み立てた時計を身に着け、思い出の時を刻んでみては。