2016年に⼀般発売が開始された「wena(ウェナ)」シリーズ。その第三世代となる「wena 3(ウェナスリー)」 は、まさにソニーのアイデアとテクノロジーの結晶といえる仕上がりとなっている。
腕時計としての高級感と小型化の両立を徹底追求した立体構造で、最薄部6.9mmの腕時計バックル部にスマートウォッチ機能をすべて集約しながら、人の腕にフィットする快適な装着感を実現。通知の閲覧やタッチ操作ができる⼤画⾯タッチディスプレイも搭載。
そして、なんと言っても「wena」シリーズの大きな特徴として、それぞれに想い出が詰まっている自分の腕時計のヘッド部はそのままに、スマートウォッチとして使用することができる点だ。その日の気分やファッションなどで複数の中から腕時計を選ぶといった新しいコンセプトを提供している。
選べるバンドラインナップは3種類
メインのバンド部は、用途や好みに合わせて選べるよう、SUS316Lステンレス製の「metal(メタル)」、本革製の「leather(レザー)」、そしてシリコン製の「rubber(ラバー)」の3種類をラインナップ。
【商品名】
「wena 3 metal Silver(メタルシルバー)」市場推定価格:33,000円(税抜)
「wena 3 metal Premium Black(プレミアムブラック)」市場推定価格:35,000円(税抜)
・内蔵電池:リチウムイオン電池
・連続動作時間:約1週間
・充電時間:約1.5時間
・対応OS:iOS 11.0以上/ Android 6.0以上
・防水性能:5気圧
・材質:SUS316L
・重量:80.0g
・表示部:有機ELディスプレイ、フルカラーLEDx1
・センサー:加速度センサー、静電タッチセンサー、マイク、照度センサー、心拍センサー、
・発売⽇:2020年11⽉27⽇(⾦)
【商品名】
「wena 3 leather Brown(レザーブラウン)」市場推定価格:30,000円(税抜)
「wena3 leather Black(レザーブラック)」市場推定価格:32,000円(税抜)
・内蔵電池:リチウムイオン電池
・連続動作時間:約1週間
・充電時間:約1.5時間
・対応OS:iOS 11.0以上/ Android 6.0以上
・防水性能:5気圧
・材質:モジュール部SUS316L
バンド部ステアレザー
・重量:38.0g
・表示部:有機ELディスプレイ、フルカラーLEDx1
・センサー:加速度センサー、静電タッチセンサー、マイク、照度センサー、心拍センサー、
・発売⽇:2020年11⽉27⽇(⾦)
【商品名】
「wena 3 rubber Black(ラバーブラック)」市場推定価格:24,000円(税抜)
・内蔵電池:リチウムイオン電池
・連続動作時間:約1週間
・充電時間:約1.5時間
・対応OS:iOS 11.0以上/ Android 6.0以上
・防水性能:5気圧
・材質:モジュール部SUS316L
バンド部シリコンラバー
・重量:32.0g
・表示部:有機ELディスプレイ、フルカラーLEDx1
・センサー:加速度センサー、静電タッチセンサー、マイク、照度センサー、心拍センサー
・発売⽇:2020年11⽉27⽇(⾦)
「wena 3」公式サイト:http://wena.jp/lp/wena_3/
「Suica」や各種電子マネーに対応
wenaシリーズは初代から電子マネー機能を搭載していたが、「wena 3」ではついにSuicaが対応。専用アプリから発券やチャージ、残高確認もでき、iOS・Androidともに利用が可能だ。
さらに、本体バッテリーは約1週間分持つ仕様となっているが、それとは別に予備電力を約24時間分内蔵している。万が一、外出先で本体バッテリーが切れた場合でも、予備電力が続く限り買い物の支払いやチャージが行える。
大画面タッチディスプレイと「Alexa(アレクサ)」を搭載。その場で情報を即確認
いつもならスマホを取り出して確認していた電話やメール、その他各種情報が、「wena 3」では、バックル部のホーム画面上から、その場のワンアクションで直感的にチェック&操作が可能となっている。
それに加えて、Amazonが開発した音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」を搭載。ボタンを押して手首へ向けて話しかけると、その回答がディスプレイに表示される。すでにAlexaを使っている人はその優秀さを実感しているだろうが、その評判からも思った以上に重宝しそうな機能だ。
自分の体のバッテリー残量を把握
スマートウォッチの魅力のひとつに、歩数や消費カロリーといった日常の健康管理ができる点がある。「wena 3」でも様々な状況に対応した、活動ログ機能が充実。ソニー独自のアルゴリズムによる、最大酸素摂取量(VO2 Max)や眠りの深さに加えて、デュアル光学式センサーで心拍数のゆらぎを正確に把握することで、ストレスレベルとエネルギー残量を推定することが可能となっている。
その他、スマートフォンでカギを操作できるスマートロック「QrioLock」や、紛失防⽌機能「MAMORIO(マモリオ)」が搭載。これはスマートフォンが見当たらなくなった時にMAMORIOの機能でwena 3 の所在地を確認できるといったユーザビリティにこだわった機能も満載だ。
著名デザイナーによるオリジナルヘッド部やコラボモデルが続々登場
ここまで紹介したように、バックル部にスマートウォッチ機能を集約している「wena 3」だが、もちろんヘッド部分も様々なラインナップを揃えている。
インダストリアルデザイナーの山中俊治氏とカーデザイナーのファブリツィオ・ジウジアーロ氏がデザインを手掛けたオリジナルヘッドに加え、大手時計メーカーのシチズン、セイコーとのコラボレーションモデルも3種類発売される。
日本を代表するインダストリアルデザイナー⼭中俊治⽒による、東京・パサデナ・オックスフォードをイメージした3モデル
商品名:wena Three Hands Silver -Tokyo Edition-
カラー:シルバー
価格:オープン価格(市場推定価格:59,000円前後)
発売⽇:2020年11⽉27⽇(⾦)
商品名:wena Three Hands Silver -Pasadena Edition-
カラー:シルバー
価格:オープン価格(市場推定価格: 59,000円前後)
発売⽇:2020年11⽉27⽇(⾦)
商品名:wena Three Hands Premium Black -Oxford Edition-
カラー:プレミアムブラック
価格:オープン価格(市場推定価格: 60,000円前後)
発売⽇:2020年11⽉27⽇(⾦)
コラボサイト:http://wena.jp/products/collaboration-and-limited/yamanaka.html
イタリアのカーデザイナー・ファブリツィオ・ジウジアーロ氏による、シルバーとプレミアムブラックの2モデル
商品名:wena Three Hands Silver desinged by Giugiaro Architettura
カラー:シルバー
価格:オープン価格(市場推定価格:58,000円前後)
発売⽇:2021年3⽉12⽇(⾦)
商品名:wena Three Hands Premium Black desinged by Giugiaro Architettura
カラー:プレミアムブラック
価格:オープン価格(市場推定価格: 59,000円前後)
発売⽇:2021年3⽉12⽇(⾦)
コラボサイト:http://wena.jp/products/collaboration-and-limited/yamanaka.html
シチズンの本格スポーツウオッチブランド「PROMASTER」とのコラボモデル
商品名:wena 3 -PROMASTER Edition-
カラー:プレミアムブラック
価格:オープン価格(市場推定価格: 99,000円前後)
発売⽇:2020年11⽉27⽇(⾦)
シチズンコラボモデルサイト:http://wena.jp/products/collaboration-and-limited/promaster.html
セイコーの新感覚のスタンダードウォッチブランド「BRIGHTZ(ブライツ)」とのコラボモデル
商品名:wena 3 -BRIGHTZ Edition-
型名:WNW-SC22A/B
カラー:プレミアムブラック
価格:オープン価格(市場推定価格:139,000円前後)
発売⽇:2020年11⽉27⽇(⾦)
セイコーコラボモデルサイト:http://wena.jp/products/collaboration-and-limited/seiko_brtz2.html
セイコーの国産ダイバーズウォッチ「セイコーダイバーズ」にインスパイアされた機械式時計とのコラボモデル
商品名:wena 3 -SEIKO Mechanical Edition-
カラー:ブルー
価格:オープン価格(市場推定価格:84,000円前後)
発売⽇:2020年11⽉27⽇(⾦)
セイコーコラボモデルサイト:http://wena.jp/products/collaboration-and-limited/seiko_mechanical2.html
ここまで紹介したように、ソニーはバックル部の「wena 3」の特徴を活かしながら、各腕時計メーカーとの協業を進めている。これまでのスマートウォッチにはなかった新しい価値観に、最新のアイデアとテクノロジーを加えた今回の「wena 3」は大きな飛躍を遂げる可能性を多大に感じさせられるモデルだ。ぜひ注目してみてほしい。