ナイロン製や合皮など、近年はお手入れしやすく高機能なビジネスバッグを手に入れやすくなった。扱いやすい素材や手頃な価格はもちろん魅力的だ。魅力的なんだけど、やっぱりひとりの紳士としてのプライドが、上質な本革のビジネスバッグをひとつ持っておきたいと叫んでいるのだ。
その反面、本革のバッグって重かったり収納性が悪かったり……。デイリーユースのバッグとして100点とは言えないんだよね。
そんな漠然としたビジネスバッグへのモヤモヤを抱えているさなか、ビジネスマンの理想が詰まった、かゆいところに手が届きまくる高級レザーバッグを発見した。その名も、希少本革バッグ「TANTUM」という代物だ。
男のこだわりが詰まった多機能高級レザーバッグの真偽の程は……?
MAKARI Enterprise合同会社によって販売されている「TANTUM」のキャッチコピーは、“男のこだわりが詰まった 高級レザー多機能バッグ”。なるほど、字面だけ見ても俄然興味が湧いてくるじゃないか。
男のこだわりは、実はかなり強いぞ。「こだわりが詰まっている」なんて言い切っていいのか? という意地悪な疑問が脳裏に浮かんだが、とりあえず詳細を見てみよう。
高いけど長く使える、本物志向にはたまらないこだわり
バッグに使用されているのは、希少な高級素材「フルグレインレザー」。表面にシワや血筋など動物の自然な性質を残した、ナチュラルレザーのことである。
1頭の牛から僅かな量しか取れず、独特なハリや上質なエイジングを遂げる点が特徴。本革の魅力と耐久性を兼ねそろえた希少部位をたっぷりと使用し、光沢や風合いを育てる喜びを噛み締めながら使用できる。
使えば使うほど味が出て、やがて大理石のような模様を生み出すんだとか。しっかりとお手入れすれば10年以上経年変化を楽しめるとか聞くと、いささか興味が湧いちゃうよね。
ちなみに、定価は70,000円とのこと。まぁまぁ値は張るが、これだけ長く使えるなら一考の余地ありだ。
ビジネスマンが「欲しかった」と唸るほど機能性もバッチリ!
上質な本革を使ったバッグってだけなら、「男のこだわりが詰まった」は大袈裟だよね~。なんて思っていたけど、本当に魅力的なのは機能性だった。
まず、4Way仕様になっているのがすごい。手提げバッグ、ショルダーバッグ、ボディバッグ、リュックと、用途に合わせて4変化を遂げてくれる。ビジネスシーンだけではなく、街歩きや旅行、ちょっとしたレジャーでも活躍してくれそうだ。持ち方によって全然印象が違うもんだから、「もうバッグこれだけでいいんじゃない?」とか思ってしまったり。
それに、ポケットが11種類ついているところもうれしい。16インチのMacBook Proが入る大きなスペースのほか、スマートフォンや名刺入れなどを個別に収納できる小さめのポケットも搭載。マチは5~12cmまで調整可能で、1泊2日くらいの短期出張であればラクラク対応できる。
こんなワケで、「TANTUM」は「高級なバッグを持ちたい」「本物のレザーを持ち歩きたい」とかいう“男の充足感”を満たす以上の価値があるんじゃないかなぁと感じた。ハイブランドと比べると価格も控えめだし。品質も使いやすさも妥協したくない紳士の皆さまは、この機会にぜひ!
あ、最後に。「男のこだわりが詰まっているとか言い切っていいの?」なんて疑ってごめんね。