健康増進法の施行でタバコが段階的に値上げされている昨今、かさんでゆくコストに頭を抱える愛煙家が多い。禁煙をしようとノンニコチンの電子タバコを探す人が増えたが、種類が多くどれを選んだらよいか分からない人も少なくないだろう。
そんな、ニコチンゼロのアイテムをお探しの人におすすめしたいのが、ハイブリッド電子タバコ「C-tec duo」だ。
この記事では、C-tecの特徴や紙タバコと比較した際のコスト、実際に体験したレビューを紹介しよう。
C-tecとは

C-tecは、リキッドが充填されたカートリッジを使用してフレーバーを楽しむ、電子タバコだ。
ニコチンやタールを含まないため、禁煙を手助けするタバコを探している喫煙者からも、あつい支持を集めている。シンプルな使い勝手と吸引回数の多さも好評で、スターターキットを購入したらすぐに使える手軽さも魅力的なポイントだ。
ここでは、C-Tecの基本情報や特徴を紹介していく。
C-tecの基本情報
通常価格 | 2,530円 |
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定期便価格 | 1,980円※定期回数の縛りなし |
サイズ | 9.3mm×78mm |
重量 | 15g |
バッテリー | 280mAh |
充電ポート | USB |
カートリッジの種類 | 10種類 |
1カートリッジの吸引回数 | 約400回 |
電源出力 | 吸引 |
価格は全て税込
C-tecの特徴
ここからは、C-tecの特徴を紹介していこう。
ビタミンC配合
C-tecが展開するフレーバーには全てビタミンCが配合されているのに加え、植物性グリセリンなど天然由来の成分が使われている。
電子タバコを吸いたいが、健康面が気になる人はぜひチェックしてみて欲しい。
フレーバーの種類が豊富
C-tecは、クリスタルメンソール・ブラックメンソール・シナモンアップル・梅ミント・マスカットクーラー・フレッシュベリー・エナジードリンク・ゴールデンパイン・リッチオレンジ・トロピカルマンゴーなど10種類の豊富なフレーバーを取り揃えている。
どのフレーバーも、独自の製法を用いて濃い味に仕上げているのが特徴。また、華やかなフレーバーも多いため、これまでタバコを吸ったことがない人にもおすすめだ。
ただ、定期購入できるフレーバーには、 トロピカルマンゴーは含まれないので注意が必要である。
他の電子タバコや加熱式タバコの互換としても使用可能
C-tecは、別売りのオプションにタバコカプセルをセットできる、交換用アトマイザーを取り揃えている。市販のタバコカプセルが余った場合にC-tecを用いれば使い切れるので、サブの電子タバコとしても使える。
また、好みのリキッドをアトマイザーに注入できるよう設計されているため、タバコカプセルに好みの香りをブレンドするなど、独自のカスタマイズを楽しめるのも魅力。アトマイザー内部には耐久性のあるセラミックのコイルを使用していて、リキッドを約20回注入できるなど、吸引回数が多いのも嬉しいポイントだ。
メンテナンスは一切不要
通常のVAPEは、リキッドを注入したりコイルを交換したりなどのメンテナンスが必要だ。それに対し、C-tecはカートリッジを交換するだけなので、 細かなメンテナンスが一切いらない。
パッケージに入っている段階ですでに充電されており、カートリッジをセットすれば購入してすぐに吸引できる。USBチャージャーによる充電式で、PCを使い充電できるのもありがたい。ただし、別売りの交換用アトマイザーには、リキッドを注入する作業が必要だ。
C-tecと紙タバコのランニングコストを比較

手軽に使えてたっぷり吸引できるC-tecは、紙タバコを吸っている人にもおすすめの電子タバコだ。しかし、実際のランニングコストがどれくらい違うのか気になる人も多いだろう。
ここでは、紙タバコとC-tecのランニングコストを比較するので、参考にして欲しい。
紙タバコのランニングコスト
紙タバコは、2021年10月1日に行われた増税によって1箱の価格はおよそ600円まで上がった。タバコを1日1箱吸う人の場合、1ヶ月に換算するとランニングコストは18,000円かかる。
タバコは2018年の税制改正の際に段階的に値上げすると決められており、加熱式タバコ(アイコス、Ploom TECH)も2022年10月に値上げが実施される予定だ。社会保障費が増加している昨今、タバコは税収の面で上げやすい商品で、これまでも幾度となく値上げされてきた。
日本は先進国に比べタバコの値段が低く、今後も値段が上げられる可能性もあり、愛煙家には厳しい状況が続いているといえるだろう。
C-tecのランニングコスト
C-tecは、1カートリッジにつき約400回の吸引が可能だ。
紙タバコ1本を10回吸引とした場合、1つのカートリッジで2日もつ。フレーバー1箱(5本)は10日程度で吸い切る計算になり、一ヶ月換算すると消費量は3箱。カートリッジ1箱の価格は2,200円(税込)のため、一ヶ月にかかるランニングコストは6,600円だ。
また、定期便を利用すると10%OFFの1,980円(税込)でカートリッジを購入できるので、一ヶ月のコストは5,940円(税込)。紙タバコが月に18,000円かかっていると考えると、非常にリーズナブルな値段だ。タバコにかける値段を抑えたい人や、普段吸っているタバコ以外のデバイスを探している人におすすめの電子タバコといえる。
C-tecの口コミ・評判

ここからは、C-tecの良い口コミ・悪い口コミを紹介しよう。
C-tecの良い口コミ
禁煙していたのですが、ストレスで久しぶりにたばこが吸いたいと思い購入しました。
ちょっと吸いたい程度であればコストはかかりますが、長期的にみればお得に購入できることを知り、定期購入で購入。
一ヶ月ほど経ちますが、問題なく良いです。室内でも気兼ねなく吸えるので楽です。
8年も禁煙できていなかったので、禁煙目的で購入しました。
これでやめられるか不安だったけど、使いやすいですし煙も十分に出るので満足です!カートリッジも複数あるので、気分に合わせて変えられるのもありがたい~
彼女がタバコの臭いが嫌いということで、今回電子タバコのC-tecを試しに買ってみました。
商品が届き水蒸気をかけましたが、全く気にならないと言われ、リビングでの使用も許可されました!
C-tecの良い口コミを調べていると、禁煙目的で利用を始めた人や、紙タバコの代替品として購入している人が多かった。また、タバコを吸ったことがない人からも高評価を得ているようなので、タバコ初心者の人も楽しめそうだ。
C-tecの悪い口コミ
数回吸って正直焦げ臭いと感じてしまいました。私が臭いに敏感なのもあると思いますが、、。
リキッドを変えても変化なかったので、何が原因だったんだろう。
良い口コミの一方で、「焦げ臭い」という口コミもみられた。ただ、これは連続吸引していることや、カートリッジが終わっているのに吸い続けていると起こる現象だ。
焦げ臭いと感じたら使用を止め、時間が経ってからもう一度吸引してみよう。
C-tecの体験レビュー
ここからは、C-tecを実際に取り寄せて体験したレビューを紹介しよう。普段から電子タバコを愛用している編集者視点の感想にも必見だ。
C-tecのセット内容

C-tecを注文すると本体や充電器、カートリッジ(2本)、が郵送されてきた。他にも、説明書が同封されている。
C-tecのサイズ・重さ


Dr.VAPE model2と比較すると長く、ボールペン一本分の長さくらいだろうか。重さはカートリッジを付けると30g弱といったところだ。
Dr.VAPEが気になる人は、下記を参考にしよう。
C-tecの吸い心地

C-tecのドロー ※1 は、電子タバコの中では少し重い印象。
ただ、キック感 ※2 は今まで吸ってきた電子タバコの中でも、「ガツン」とくる。吐いた煙は爆煙とまではいかないが、ある程度の煙を求めている人なら問題ないだろう。
※1 吸引する際の空気の抵抗の重さ
※2 キックとも言い吸引する際の喉や肺にガツンとくる感じのこと
フレーバーカートリッジのレビュー

今回は、「クリスタルメンソール」「エナジードリンク」の2種類を頼んだ。
クリスタルメンソールは、後味がスッキリしていた。エナジードリンクは、1口目は「レッドブル」のようなエナジードリンクの味がした。普段から”モンスター”や”レッドブル”などを飲んでいる人には、もってこいのフレーバーカートリッジだ。
また、交換用アトマイザーセットも販売しているので、そちらもチェックしよう。
C-tecはどんな人におすすめか
・ガツンとくる電子タバコを求めている人
・色々な味のフレーバーを試したい人
・コスパがいい電子タバコを探している人
・電子タバコをアレンジしたい人
・メンテナンス不要の電子タバコを探している人
C-tecの使い方・掃除方法

C-tecが手軽に使える電子タバコなのは伝えたが、本当にメンテナンスいらずなのか気になる人もいるだろう。ここでは、C-tecの交換用アトマイザーの使い方と掃除方法を紹介する。
リキッドの変え方
市販のタバコカプセルをC-tecで使用する場合は、C-tec交換用アトマイザーを購入する必要がある。交換用アトマイザーは耐久性が高いセラミックコイルを使用しており、好みのフレーバーリキッドを20回ほど充填可能だ。
リキッドの替え方はアトマイザー上部のフタを外しリキッドを注入するだけと、行程がシンプルなのもありがたい。違うフレーバーを使用する場合は、残っているリキッドを取り除いておこう。
充電方法

C-tecは置き型タイプの充電方法を採用している。スターターキットを頼むと、上記画像の充電器が付いてくる。
また、C-tecはアクセサリーが充実しており、別売りで専用スタンドチャージャーやチャージングBOXが売っているので、こちらも要チェックだ。
チャージングBOXはスマートフォンのバッテリーの様なもので、充電がなくなった本体を変えたり、旅先に持ち運べたりと便利なものなので、1個所持しておくといいだろう。
本体の掃除方法
C-tecはフレーバーカートリッジを交換して吸引するカートリッジ式で、複雑なメンテナンスは不要だ。
吸引時に口をつけるのはカートリッジ側のため、手で触れるだけの本体は基本的に掃除も必要ない。落としてしまったり、指の跡が気になったりしたときに拭き取るだけで済むので、掃除に手間をかけたくない人にぴったりのアイテムといえるだろう。
C-tecのよくある質問

ここでは、C-tecのよくある質問に答えていこう。
健康への害はあるか?
C-tecはニコチンとタールがゼロで、食品添加物のみを使用しているので有害な成分は含まれていない。タバコ葉も一切使用していないため、紙タバコや加熱式タバコで発生する健康被害は発生しにくいと考えられる。
しかし、身体に合わない場合もあるので、体調が悪くなったと感じたときは使用を控えたほうがよいだろう。
海外製のタバコか?
C-tecは日本製の電子タバコで、交換用アトマイザーとセットで購入できるリキッドも国産だ。
C-tecはどこで購入するのがお得か?
C-tecはAmazonや楽天、Yahoo!などのECサイトのほか、ドン・キホーテなどの販売店でも購入できるが定期便の利用はできない。公式サイトなら定期購入でカートリッジを安く購入できるので、C-tecをお得に活用するなら公式サイトを利用するとよいだろう。
また、チャージャーやアトマイザー、リキッドなどの各種アクセサリーの取り扱いがあり、品切れを気にせず、いつでも購入できるのも公式サイトならではといえる。
まとめ

C-tecはニコチンやタールが含まれず、副流煙も発生しないクリーンさが魅力の電子タバコだ。フレーバーカートリッジを付け替えるだけのシンプルな使い勝手で、VAPE式のタバコにありがちな掃除や充填などの面倒なメンテナンスが必要ない。
紙タバコや他の電子タバコと比較すると、C-tecはコストを抑えられるため、愛煙家にとっては強い味方だ。
そのほか、交換用アトマイザーを使えば、市販のタバコカプセルと好きなリキッドを組み合わせて、あなただけの味にカスタマイズできるのも魅力。タバコの代わりとして使えるだけではなくサブ機としても優秀なC-tecは、種類の多い電子タバコのなかでも優秀なアイテムだ。
まずはスターターキットで「C-tec」を試してみてほしい。
C-tec以外の電子タバコが気になる人は、下記を参考に電子タバコを探そう。