31412「saketaku」7回目で幻の日本酒を手に入れた!【追加レビュー第2弾】

「saketaku」7回目で幻の日本酒を手に入れた!【追加レビュー第2弾】

男の隠れ家編集部
編集部
過去2回にわたり紹介してきた日本酒のサブスク「saketaku」。独自の視点でこだわり抜いた選別はもちろんのこと、利用者が「日本酒を飲むこと自体」を楽しめるように工夫が凝らされた内容で人気を得ている。今回のレビューでは7回目の継続特典として届いた内容をお伝えしたいと思う。
目次

saketakuって何?という人はとりあえず過去の記事を読んでくれ

日本酒好きだけでなく、日本酒に興味がある人にもオススメしたいのが「saketaku」だ。全国的な販路をキープしているメジャーな酒蔵ではなく、小規模ながら真摯に酒造りを続け、その中でも日本酒ソムリエが厳選した「おいしい日本酒」を届けてくれるシステムで、本数やお届け月など自分のライフスタイルに合わせて調整可能なサブスクリプションである。

詳細については徹底的に下記の記事で記しているので、システムや特典について知りたければ、まずはこちらから読んでいただきたい。

というわけで、ここから先は「追加レビュー第2弾」ということで、7回目の継続特典についてご報告したいと思う。

▶︎プロ厳選の美味しい日本酒【saketaku】

7回目の特典「赤字覚悟!幻の日本酒」が来た!

saketakuでは2回目で「専用ぐい呑」、4回目で「採算度外視の高級おつまみ」が特典となっていて、どちらもその内容に満足しているのは過去レビュー記事の通りである。そして今回は7回目。ついに「幻の日本酒」が届いた!

さっそくダンボールを開封すると、中の状態はいつもと同じ。日本酒が2本とおつまみ1つ、冊子やテイスティングノートなどが入っている。つまり、いつもの日本酒2本にプラス1本「幻の日本酒」が届くというわけではなく、2本のうちの1本が「幻の日本酒」に変更されているということらしい。

『名倉山 純米吟醸 月弓かほり』

最初に取り出したの酒は『名倉山 純米吟醸 月弓かほり』。福島県会津若松にある酒蔵・名倉山酒造が造る日本酒。

そして、もう1本の酒を取り出してみる。こちらは京都府京丹後市の熊野酒造が造る『杜氏の独り言』という酒だ。この酒、よくよくラベルを見てみると「saketaku」の文字が。なるほど、こちらが特典の「幻の日本酒」のようだ。

『杜氏の独り言』

はてさて、どんな酒なのだろう。そう思いながら裏のラベルを見て「おや?」と思った。

原料米 丹後産コシヒカリ80%、五百万石20%

コシヒカリは言わずと知れた米の銘柄で、食用として日本人に広く親しまれている品種だ。だが、酒造好適米の山田錦や五百万石と比べ、酒造りには向かないと聞いたことがある。

どういうことか気になって飲む前に熊野酒造のHPをチェックしてみると、以下のように記されていた。

コシヒカリは酒には不向きであるとの評価は酒造作業上、不向きなだけで出来上がる酒は決して悪く無いことを今までの経験でを知りました。久美浜の農家の方々が自信と誇りを持って作るコシヒカリで良い酒が造れるようになったことは、当地の酒屋として大変幸せなことです。そして本年は仕込み水に当地の山深い奥山地区の「あそび石の水」を汲んできました。
昨年同様、米の味が生きるよう純米で、切れの良い味になるよう吟醸(60%精米)として仕込みました。久美浜の名水の清らかさとコシヒカリのうまさが酒となって味と香りに現れています。

出典“京都府京丹後の地酒 久美の浦 熊野酒造有限会社”より

なるほど。コシヒカリでの酒造りがいかに難しいのか、すべては理解できないまでも、そこにチャレンジする精神はとてもすごいことだと思う。というわけで今回も、テイスティングノート(鑑定書)を読みながらいただくとしよう。

「奈良漬 黄金みょうが」をお供に一献

今月のおつまみは山形県鶴岡市にある本長(ほんちょう)の奈良漬だ。鶴岡市黄金(こがね)地区の特産「黄金茗荷(こがねみょうが)」は、秋の訪れを告げる旬の一品。甘しょっぱい、しっかりとした漬かり具合で日本酒にぴったり。細かく刻んでご飯にのせても最高だろう。

幻の日本酒「杜氏の独り言」は驚くほど飲みやすく、さっぱりとした味わい。ほんのりと米の甘さが香るけれど、甘すぎないので食事にも合う。これなら日本酒が苦手な人でも美味しく飲めそうだ。あまりの飲みやすさと美味しさで、さらっと1本飲み干してしまったのは言うまでもない。

saketakuが届くたびに思うのは、「知らない酒蔵」「知らない銘柄」に毎月出会える喜びだ。

日本酒は好きだけど、全国に1万5千種以上ある銘柄の中から“知らなくて美味しい1本を探し出す”のは非現実的な行為。SNSを駆使して探すのだって相当な労力を伴う。となると、晩酌の酒は近所のスーパーで購入できるメジャーな銘柄に落ち着いてしまう。

「知らない酒蔵」や「知らない銘柄」に出会うというのは、自分ひとりでやろうとすると、挫けやすいことなのだ。だから良かった。saketakuありがとう。

知らなかったよ、『杜氏の独り言』。
『名倉山 純米吟醸 月弓かほり』だって“はじめまして”の1本だ。

毎月、定期的に届く“はじめまして”を楽しみに、仕事だって頑張れるのだ。

▶︎料金比較表(月々プランの場合)

お届け頻度本数価格年間での価格
月々プラン2本7678円9万2136円
月々プラン1本6578円7万8936円
12ヶ月プラン2本7294円8万7527円
12ヶ月プラン1本6248円7万4987円
※「お届け頻度」も「毎月/2ヶ月に1回」で選べます。お届け頻度が多いほうが、より多くの美味しい日本酒に出会えます。「2ヶ月に1回のお届け」で「12ヶ月プラン」を選ばれた場合は、年6回のお届けとなります。「2ヶ月に1回のお届け」の場合、お支払いも2か月に1回となります。(定期便のお届けがある月のみお支払い) お届け頻度の変更も、登録後いつでも可能です。ご自身のライフスタイルに合わせ、安心してご利用ください。

▶︎「saketaku」公式サイト

編集部
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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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