52815自宅で美味しい燗酒が飲みたい! 湯煎と電子レンジそれぞれの作り方を紹介

自宅で美味しい燗酒が飲みたい! 湯煎と電子レンジそれぞれの作り方を紹介

男の隠れ家編集部
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緑あふれる山容も徐々に紅葉してゆく秋。美味しい食材も魅力だが、温かい燗酒で気持ちよく酔えるのも、この季節ならではの楽しみ方だろう。

しかし、酒をただ温めているだけでは日本酒の風味が損なわれてしまう可能性がある。

今回は、自宅で美味しい燗酒を味わうための作り方を紹介する。コロナ禍で大人数での外食を敬遠しがちな昨今、ぜひ自宅でも美味しい一献を楽しんでもらいたい。

●燗酒を作る前にお猪口と徳利を用意

湯煎や電子レンジなどの温め方は人それぞれだが、燗酒を作るうえで「お猪口」と「徳利」はそろえておきたい。というのも、酒器の大きさや形によって、感じられる風味が違ってくるからだ。

▷お猪口

お猪口は、口が広いものほど香りが立ちやすい。そのため、風味をじっくりと味わいたい方は口径が広いものを、すっきりとした飲みやすさを重視する方は口径が狭いものを選んでみよう。

▷徳利

徳利で燗酒を作る際は、日本酒の温度にムラができないよう注意してほしい。温度の上昇を均一にしていくには、温めている時に徳利内で対流が生まれることがポイントだ。

丸みを帯びたものほど対流が生まれやすいため、加熱のムラが小さくなる。燗酒を美味しく味わいたい方は、徳利の形状にもこだわってみてほしい。

●日本酒の温め方

お猪口と徳利、日本酒の用意ができたら、燗酒を作っていこう。湯煎か電子レンジのどちらで温めるかで作り方や注意点が異なるため、それぞれ解説していく。ちなみに、燗酒は蒸し器を使って作る方法もあるが、こちらは道具を用意する必要があるほか、温度管理や蒸し時間といった点で難易度が高めだ。

ここでは、手軽に美味しく作る方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてほしい。

▷湯煎で温める場合

燗酒作りで特におすすめの方法が湯煎だ。温まり具合が均一になりやすく、まろやかな味わいに仕上がる。

慣れてしまえば簡単だが、燗酒を湯煎で作る際の手順を以下にまとめた。

  1. 徳利が半分〜3/4ほど浸かるよう、鍋の水かさを調整する
  2. 水の量を調整後、徳利を取り出す
  3. 徳利の九分目まで日本酒を注ぐ
  4. 徳利の注ぎ口にラップをかける
  5. 鍋に入れた水を沸騰させる
  6. 沸騰したら火を止め、徳利を3分ほど浸ける
  7. 徳利の口まで酒が上がってきたら、燗酒の完成

日本酒は温めることで膨張するため、徳利からあふれない適量を注ぐこと。徳利の九分目まで日本酒を入れる際は、“くびれの下部分”を目安にしてほしい。そして、注ぎ口にラップをかけておくのは、温めている間に日本酒の香りを逃がさないためのコツだ。また、お猪口も温めておけば、燗酒の温度を保ったまま美味しくいただける。

湯煎の時間は徳利の大きさや厚さなどによって異なるが、ぬる燗なら2〜3分、熱燗なら3〜4分ほど浸けておこう。

【湯煎の注意点】
温度確認は温度計を使うのが無難だが、取り出した徳利の底を触って確認する方法もある。取り出す際や手で触る時には、火傷しないよう十分に注意してもらいたい。

温度確認は温度計を使うのが無難だが、取り出した徳利の底を触って確認する方法もある。取り出す際や手で触る時には、火傷しないよう十分に注意してもらいたい。

▷電子レンジで温める場合

お酒の温まり具合にムラができてしまうが、最も手軽な方法が電子レンジで温める方法だ。

  1. 徳利の九分目まで日本酒を注ぐ
  2. 徳利の注ぎ口にラップをかける
  3. 電子レンジに入れ、1合なら500Wで50秒ほど温める
  4. 温め後、マドラーなどでひと混ぜすれば完成

電子レンジで温めると、徳利の上と下で温度差が生じてしまう。燗酒の温度をなるべく均一にするには、50秒ほど温めてからマドラーで混ぜるか、20秒ほど温めたものを取り出し、徳利を揺すってから再度温める方法もある。

ちょっとしたひと手間で味わいが変わるため、こまめにチェックしておくのがポイントだ。

【電子レンジ使用の注意点】
徳利の中には電子レンジの使用が不可のものもあるため、温めても良いかどうか確認しておくことが肝心だ。また、温めすぎると徳利が過加熱状態になり、酒が突沸する可能性もある。
電子レンジが故障したり火傷を負ったりしては、肝心の燗酒も楽しめなくなるだろう。電子レンジで燗酒を作る際は、十分に気をつけてほしい。

●燗酒の温度を変えて自分好みの味わいを楽しもう

燗酒は温度によっても香りや味わいが異なってくるため、自分が美味しいと感じる燗を模索してみても良い。また、本醸造酒や純米といった酒の種類だけでなく、ここで紹介したお猪口によって別の表情を見せてくれるのが燗酒の魅力だ。

どれだけ美味しくてもほどほどに飲むことを忘れず、燗の奥深い味わいを堪能してもらいたい。

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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

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