57303自宅で簡単に楽しめる!ハイボールの基本の作り方&おすすめアレンジレシピ

自宅で簡単に楽しめる!ハイボールの基本の作り方&おすすめアレンジレシピ

男の隠れ家編集部
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「ウイスキーの芳醇な香りと、爽快な喉越しがたまらない」と、多くの愛飲家に支持されているハイボール。昨今のコロナ禍の影響により、家呑みの機会が増えたという人も多いだろう。

ハイボールは、ウイスキーと炭酸さえあればすぐに作れることから、家呑みでも人気が高い。缶のものも手軽で良いが、せっかくなら、作り方のコツやアレンジレシピを知り、本格的なハイボールを楽しみたいもの。

そこで本記事では、ハイボールの基本レシピと美味しく作るコツ、おすすめの割り方を紹介する。

●ハイボールの歴史

日本では、ハイボールといえば「ウイスキーの炭酸割り」というイメージが強い。しかし海外だと、ブランデーやスピリッツなど、蒸留酒を炭酸飲料で割ったカクテル全般をハイボールと呼ぶのが一般的だ。

ハイボール作りに欠かせないウイスキーが日本で普及し始めたのは、第二次世界大戦後から。人々の洋酒への関心の高まりと、経済発展を示すステータスシンボルとして、急速に知名度が高まった。

しかし、当時ウイスキーは高価だったため、安価に飲める炭酸割りが庶民の人気を集めた。これが、日本でハイボールが普及したきっかけとされている。

その後、1980年頃をピークに、ウイスキーの消費量は減少の一途をたどる。だが、2000年代に入ってサントリーが仕掛けた「ハイボール復活プロジェクト」により、人気が復活。近年では、アルコール飲料の定番として、若者から年配の人まで、幅広い年齢層から支持を得ている。

●基本の作り方と美味しく仕上げるコツ

続いて、ハイボールの基本的な作り方を解説する。基本レシピをマスターすれば、自宅でも簡単に、プロ顔負けの本格的なハイボールが再現できるだろう。

①グラスに氷を入れる

まずは、グラスに氷を入れる。その際、氷は多めに入れて、グラスをしっかりと冷やしておくことがポイントだ。グラスが冷えたら、溶けだした水は捨てる。なお、ウイスキー本来の旨み、甘みを楽しみたい人は、氷抜きで作るのも良いだろう。

②ウイスキーを注ぐ

ハイボールの黄金比は「ウイスキー1:炭酸水3」もしくは「ウイスキー1:炭酸水4」と言われている。350mlサイズのグラスを使用する場合、ウイスキーの分量は、30〜40mlが目安となる。

③ウイスキーを混ぜる

炭酸水は、温度が高いウイスキーと混ぜると、炭酸が抜けやすい。シュワシュワとしたハイボールに仕上げるためには、炭酸水を入れる前にウイスキーと氷をかき混ぜて、グラス内の温度を下げておくことが重要となる。混ぜる回数は、30回程度が目安だ。

④炭酸水を注いで1回混ぜる

次は、先述した黄金比の割合になるように、炭酸水を注いでいく。炭酸水は、グラスの端に沿ってゆっくりと注ぐと、炭酸が抜けにくい。

仕上げに、マドラーで縦に1回混ぜたら完成だ。なお、炭酸水を注いだ時点で、グラスの中身は大方混ざっている。何度も混ぜると炭酸が抜けてしまうため「最後は軽く混ぜるだけ」と覚えておいてほしい。

●ハイボールのおすすめアレンジレシピ

ここでは、ひと味違うハイボールを楽しめる、おすすめのアレンジレシピを3つ紹介する。自分好みの味を見つけて、家呑みの時間をより充実させよう。

乳酸飲料割り

実は、乳酸飲料はアルコールと相性が良い。ウイスキー特有の苦味が苦手な人は、カルピスやヤクルトなどの乳酸飲料で割ると、まろやかな味わいになる。おすすめの割合は、ウイスキー2:乳酸飲料1。カルピスの場合は、薄めずにそのまま使用して構わない。

スパイスをトッピング

スパイシーなハイボールを楽しみたい人には、仕上げにスパイスをトッピングしたハイボールもおすすめだ。合うスパイスには、ブラックペッパーや山椒、コリアンダーシードなどが挙げられる。

スパイスは、既に挽いてあるものよりも、挽きたてのものを使用する方が香りが引き立つ。ペッパーミルを持っている場合は、ぜひ試してほしい。

トマトジュース割り

ウイスキーをトマトジュースで割ったハイボールは「トマトハイ」や「バノックボーン」と呼ばれていて、濃厚な味わいが楽しめる。作り方のポイントは、トマトジュースを冷やしておくことと、炭酸水を入れる前にしっかりとかき混ぜること。

ウイスキーとトマトジュースの割合は、「1:3」もしくは「1:4」が定番だ。

●まとめ

本記事では、ハイボールの歴史と基本的な作り方、おすすめのアレンジレシピについて解説した。

ハイボールの作り方はシンプルだが、材料を入れ方や混ぜるタイミングによって、仕上がりに大きな差が出る。理想の味がなかなか再現できず困っている人は、今回紹介したポイントやレシピを参考にしながら、ハイボール作りにトライしてみてほしい。

編集部
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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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