避暑地として有名な長野県と新潟県。避暑では涼しげなアクティビティを楽しんだり、美味しいものを食べたりすることが多いだろう。しかし夏バテ対策に、温泉に浸かるのもおすすめだ。そこでこの記事では、夏にぴったりな「ぬるま湯」のある温泉宿を紹介する。

避暑地に最適。長野県と新潟県の魅力

夏の長野県・新潟県は、避暑地として有名である。たとえば長野県なら、代表的な観光地である「軽井沢」や、妙高高原などに囲まれた「野尻湖」、夜景も楽しめる「諏訪湖」などが避暑地スポットとして名高い。

一方新潟県の避暑地スポットといえば、海水浴が楽しめる「笹川流れ」や、森林浴に最適な「美人林」、「全国名水百選」にも選ばれた「竜ヶ窪の池」などが挙げられるだろう。

このように暑い夏の時期でも、涼やかな景色が楽しめるのが長野県と新潟県の魅力である。

またこの両県は、避暑地だけでなく日本でも有数な温泉地としても知られている。

実は長野県は、温泉地の数・宿泊施設数ともに北海道に並んで全国2位を誇る。県内には、「名湯百選」に選ばれた「戸倉上山田(とぐらかみやまだ)温泉」や、昔ながらの温泉街が広がる「野沢温泉」、「信州の鎌倉」ともいわれる「別所温泉」などの名湯があり、ほかにも計221ヵ所もの温泉地が存在する。

新潟県の温泉地数は145ヵ所で、長野県に続いて全国3位となっている。川端康成の「雪国」の舞台ともなった「越後湯沢温泉」や、「国民保養温泉地」にも指定され、古くから人々に愛されている「岩室温泉」、日本百名山の1つ「妙高山」の麓にある「赤倉温泉」などが有名だ。

避暑地と温泉。一見無関係なように見えて、実はこの2つは密接に関係している。なぜなら、夏の時期でも避暑として温泉を楽しめるからだ。

温泉といえば、冬の時期に身体を温めるために入るイメージが強いことだろう。しかし温泉には、暑い時期にぴったりな「冷泉」や「ぬる湯」というものが存在する。

冷泉というのは、主に25℃未満の温泉のことを指す。ぬる湯は25℃以上38℃未満の湯を指すことが多い。それぞれ疲労回復やリラックスなどの効果があり、夏バテ対策にも役立つ。

もし避暑で長野県や新潟県に行くことを考えているなら、夏だからこそ温泉に入ってみてはいかがだろうか。

信州の名湯。長野県にある有名な「ぬる湯」温泉宿5選

それでは、信州長野にある温泉宿から確認していこう。ここでは、長野県にある「ぬる湯」で有名な温泉宿を5つピックアップして紹介する。

渋・辰野館|長野県茅野市・奥蓼科温泉郷

最初に紹介するのは、長野県茅野市にある温泉宿「渋・辰野館」。

こちらは、茅野市街から「湯みち街道」と呼ばれる県道191号線を車で40分ほど走ったところにある温泉宿だ。公共交通機関なら、JR「茅野駅」からバスを利用すれば50分ほどで到着する。

「御射鹿池(みしゃがいけ)」と呼ばれる人気観光スポットのそばにあり、ロッジ風の温もりあふれる一軒家が泊まりに来た客を優しく出迎えてくれる。

ここの温泉は成分が強いため薬湯として知られており、古くは戦国時代に武田信玄が戦で傷を負った部下を癒やすために利用したのだとか。

泉質は「単純酸性冷鉱泉」というもので、源泉の温度はなんと18℃。はじめは入るのに苦労するかもしれないが、隣に用意してある40~42℃の温泉と交互に入ることで、身体を徐々にポカポカと温めることができる。白樺林に囲まれた露天風呂もあり、景色を楽しみながら温泉に浸かれることだろう。

【店舗情報】
渋・辰野館
長野県茅野市豊平奥蓼科温泉
電話番号:0266-67-2128
カード/使用可 客室/12室
チェックイン・アウト/15:00・10:00
風呂/男女別内湯各1、男女別露天風呂各1、男女別展望風呂各1
泉質/単純酸性冷鉱泉
駐車場/30台
アクセス/(電車JR)「茅野駅」よりバスで50分。(車)中央自動車道「諏訪IC」より約40分

泡の湯|長野県松本市・白骨温泉

松本城で有名な長野県松本市。かつて城下町として栄えたこの地にも、夏の時期にぴったりな「ぬる湯」が存在する。それは「国民保養温泉地」に選ばれ、長野でも屈指の名湯といわれる「白骨(しらほね)温泉」だ。

この温泉は硫黄泉と呼ばれるもので、源泉が空気に触れることで濁り、ミルキーブルーの美しい湯になるのが特徴である。時間や気温・湿度によってはコバルトブルーになることもあるそうだ。温泉の温度は38℃と、ぬる湯にぴったり。そんな温泉を混浴露天風呂で楽しめるのが、老舗の温泉宿「泡の湯」だ。

「泡の湯」は創業100年を超える老舗旅館で、名物の混浴露天風呂はもちろん、夕食の会席料理や朝食の温泉粥など信州にちなんだ美味しい料理がいただけることで有名な温泉宿である。

そんな「泡の湯」は、松本電鉄「新島々駅」よりバスで約1時間20分、車なら中央自動車道「松本IC」より約50分。長野観光をするなら、ぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。

【店舗情報】
泡の湯
長野県松本市安曇4181
電話番号0263-93-2101
カード/使用可 客室/24室 チェックイン・アウト15:00・10:00
風呂/男女別内湯各1、露天風呂1(男性)、混浴露天風呂1(女性湯浴み着着用)
泉質/硫黄泉
駐車場/20台
アクセス/(電車)松本電鉄「新島々駅」よりバスで約1時間20分。(車)中央自動車道「松本IC」より約50分

ランプの宿|長野県小諸市・高峰温泉

避暑を求めるなら、標高2,000mの高地にある雲の上の温泉宿「ランプの宿」もおすすめだ。

こちらの宿周辺は、標高の高さ故に真夏でも25℃を超えないのだそう。高い場所にあるとはいえ、JR「佐久平駅」よりバスで約1時間10分、上越信自動車道「小諸IC」から車で約40分とアクセスにも困らないのも嬉しいポイントだ。

そんな涼しさが特徴の「ランプの宿」では、青みがかったにごり湯の「高峯温泉」に浸かることができる。この温泉は炭酸水素塩泉で、湯の温度は35.6℃。人の体温とほとんど変わらないこちらのぬる湯は、神経痛や筋肉痛に効果があるのだとか。

またこのぬる湯とは別に、夜に天の川が空一面に広がる熱湯の野天風呂もある。温泉や絶景によって、心も身体もリフレッシュできることだろう。

【店舗情報】
ランプの宿
長野県小諸市菱平704-1
電話番号0267-25-2000
カード/使用不可 客室/22室 チェックイン・アウト13:00・10:00
風呂/男女別内湯各2、男女別露天風呂1
泉質/炭酸水素塩泉
駐車場/18台
アクセス/(電車)JR「佐久平駅」よりバスで約1時間10分。(車)上越信自動車道「小諸IC」より約40分

岩屋館|長野県上田市・角間温泉

長野県で珍しい温泉に入りたいなら、真田家ゆかりの秘湯「角間温泉」に足を運んでみてはいかがだろうか。

こちらは、角間渓谷の山奥にある「岩屋館」という宿で入ることができる温泉で、左右で別の湯に浸かれる混浴の露天風呂となっている。

片方は温泉の温度が34~39℃のぬる湯で、泉質は炭酸水素塩泉である。湯には鉄分が含まれており、空気に触れて酸化することで美しい黄金色に輝くのが特徴だ。

もう一方は角間渓谷の湧水で、それを温めた湯となっている。こちらの水は、真田家が茶の水に使っていたといわれており、純度の高いきれいな湯である。

温泉は目の前には美しい木々が広がっており、リラックスした雰囲気を楽しめることだろう。

「岩屋館」は、JR「上田駅」よりバスで約30分の「真田」下車後、送迎で約10分、信越自動車道「上田菅平IC」より車で約20分だ。送迎を利用する際は予約が必要なので注意しよう。

【店舗情報】
岩屋館
長野県上田市真田町長2868
電話番号0267-72-2323
カード/使用可 客室/14室 チェックイン・アウト15:00・10:00
風呂/男女別内湯各1、混浴露天風呂1
泉質/炭酸水素塩泉
駐車場/10台
アクセス/(電車)JR「上田駅」よりバスで約30分「真田」下車、送迎で約10分(要予約)。(車)信越自動車道「上田菅平IC」より約20分

神乃湯|長野県下諏訪町・毒沢鉱泉

諏訪大社のお参りと一緒に行ける温泉宿が、JR「下諏訪駅」より車で10分、中央自動車道「岡谷IC」より車で10分のところにある「毒沢鉱泉」のかけ流し宿「神乃湯(かみのゆ)」だ。

こちらの「神乃湯」には、修験道者が神々のお告げに従って開湯したという歴史があり、お参り後に寄るにはぴったりの温泉宿となっている。

またこちらの宿の名物「毒沢鉱泉」は、含鉄Ⅱ-アルミニウムー硫酸塩冷鉱泉という泉質で、「神乃湯」ではそれを源泉の18℃のまま、かけ流しにしている。隣に温かいにごり湯が用意されているので、交互に入浴するのがおすすめ。身体が温まり、夏バテの疲れが取れるはずだ。

さらに「神乃湯」では、「毒沢鉱泉」を飲泉できるようにもなっている。強い酸味と鉄の味がするが、気になる方はぜひトライしてみてはいかがだろうか。

【店舗情報】
神乃湯
長野県諏訪郡下諏訪町社7083
電話番号0266-27-5526
カード/使用不可 客室/14室 チェックイン・アウト15:00・10:00
風呂/男女別内湯各2
泉質/含鉄(Ⅱ)-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉
駐車場/14台
アクセス/(電車)JR「下諏訪駅」より車で約10分。(車)中央自動車道「岡谷IC」より約10分

夏を満喫。新潟県の「ぬる湯」を堪能できる温泉宿2選

続いて、新潟県にある「ぬる湯」を楽しめる温泉宿を紹介しよう。今回は、とくにおすすめな2つの温泉をセレクトしている。

自在館|新潟県魚沼市・栃尾又温泉

新潟県のほぼ中央に位置する新潟県魚沼市。「魚沼産コシヒカリ」でも有名なこの地には、約400年間続く歴史ある温泉宿「自在館」がある。

医師が少なかった頃は、各地にある温泉がケガや病気の療養の役目をしており、その流れで「自在館」もできたのだという。

「自在館」という名前は、「観自在菩薩」という菩薩からもらったのだとか。昔、この地を訪れた旅の尼僧にすすめられたらしい。

そんな「自在館」では、単純弱放射能泉と呼ばれる温泉に入ることができる。お湯の温度は28.5℃とかなりぬるめだが、1~2時間ゆっくりと浸かって、最後に上がる前に熱いお湯でサッと身体を温める「長湯」という入浴方法が長年親しまれている。

「自在館」は、JR「浦佐駅」より送迎車で約30分、関越自動車道「小出IC」より車で約20分だ。

【店舗情報】
自在館新潟県魚沼市栃尾又温泉
電話:025-795-2211
カード:使用可
客室:28室 
チェックイン・アウト:15:00・11:00 
風呂:内湯3、貸切露天風呂1、貸切風呂2
泉質:単純弱放射能泉
駐車場:16台
アクセス:(電車)JR「浦佐駅」より送迎車で30分。(車)関越自動車道「小出IC」より約20分

燕ハイランドロッジ|新潟県妙高市・燕温泉

標高約1,100mに位置する「燕温泉」の宿「燕ハイランドロッジ」。豊かな自然が広がるコテージ風の宿では、半露天形式で「燕温泉」を楽しむことができる。

この「燕温泉」は、炭酸水素塩泉・硫黄泉・硫酸塩泉という3つの性質が混ざった温泉で、温度は21~25℃とひんやりとしているのが特徴だ。半露天ということで、外のブナ林を楽しみながら入る冷泉は、うだるような夏の暑さを少しの間忘れさせてくれる。

またこのブナの木々は、ロッジのロビーからも眺めることができ、夜にはライトアップされるので、ぜひ見に行ってみてはいかがだろうか。

「燕ハイランドロッジ」は、しなの鉄道「関山駅」より車で約30分、上越自動車道「妙高IC」より車で約30分だ。

【店舗情報】
燕ハイランドロッジ
新潟県妙高市燕温泉 
電話:0255-82-2322 
カード:使用可 
客室数:15室 
チェックイン・アウト:15:00・10:00 
風呂:男女別内湯各1、男女別露天風呂各1 
泉質:カルシウム-硫酸塩泉など 
駐車場:15台 
アクセス:(電車)しなの鉄道「関山駅」より車で約30分。(車)上越自動車道「妙高IC」より約30分

その他、長野県・新潟県の真夏に涼める温泉旅館8選

上記では長野県・新潟県にあるぬる湯・冷泉について紹介してきた。ここではそのほかにもおすすめな温泉宿を8つ紹介する。

河一屋旅館|長野県下高井郡・野沢温泉

端から端まで歩いて20分の温泉街のなかに、14ヵ所もの共同浴場が点在している「野沢温泉」。古くは700年代に行基という僧侶が見つけた、手負いのクマの跡を追った漁師が見つけたなどという説があり、江戸時代から温泉地として親しまれている。

泉質はそれぞれの湯によって異なるが、「野沢温泉」のシンボルである「大湯」は単純硫黄泉で、胃腸病・リウマチ・婦人病・中風に効果的だといわれている。またぬる湯を楽しめる「ふるさとの湯」は、2011年と比較的最近に建てられた温泉施設で、日帰り入浴も可能だ。

そんな「野沢温泉」に行くなら、温泉街のなかに位置する「河一屋旅館」への宿泊がおすすめ。こちらの旅館には、和室から洋室までさまざまなタイプの部屋が用意されており、部屋によって異なる雰囲気を楽しめる。

「河一屋旅館」はJR「飯山駅」から直通バス・野沢温泉ライナーで約25分、関越自動車道「塩尻石打IC」および上信越自動車道「豊田飯山IC」より車で約30分だ。

【店舗情報】
河一屋旅館
長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8923-1
電話:0269-85-4126
カード:使用不可 
客室数:20室
チェックイン・アウト:15:00・10:00 
風呂:内湯1、露天風呂1
泉質:(真湯)単純硫黄温泉[硫化水素型] (中性低張性高温泉)/(麻釜)含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(低張性アルカリ性高温泉) 
駐車場:20台 
アクセス:(車)上信越道豊田飯山ICより30分。(電車)新幹線飯山駅よりバスで25分
https://nozawakanko.jp/spot/spot703/

旭館|長野県上田市・大塩温泉

長野県で「信玄の隠し湯」として有名な「大塩温泉」。単純温泉(弱アルカリ性低張性温泉)ながらも、ラジウムを多く含むということでケガや病気に効能があるといわれている温泉だ。

そんな「大塩温泉」を、秘湯のような静かな場所で楽しめるのが、旅館「旭館」である。こちらの旅館は明治創業で、宿の2階に源泉かけ流しの浴室がある。

源泉は38℃とちょうど熱さも冷たさも感じない温度で、長く入っていると温泉に浸かっていないような不思議な感覚が訪れる。気付いたらあっという間に1時間経っていたというほど、ゆっくり湯を楽しめることだろう。

「旭館」は上田市の南側を走る国道254号線沿い、「鹿教湯温泉」から歩いて25分程度のところにある。

【店舗情報】
旭館
長野県上田市西内大塩769-2
電話:0268-45-3355 
カード:―
客室数:5室 
チェックイン・アウト:―
風呂:内湯
泉質:単純温泉(弱アルカリ性低張性温泉) 
駐車場:あり
アクセス:(車)国道254号線沿い、「鹿教湯温泉」から徒歩約25分
https://4travel.jp/dm_hotel_each-11582921.html

月見の湯|長野県下高井郡・渋温泉

上信越自動車道「信州中野IC」より車で約20分、長野電鉄「湯田中駅」よりバスで約10分のところにある温泉地「渋温泉街」。

こちらは数種類の源泉が集まってできた温泉街で、源泉ごとに泉質が異なるため、温泉街を散策しながら9つの共同浴場で湯巡りを楽しむことができる。

そんな温泉街の中央付近にあるのが、1957年創業の温泉宿「月見の湯」だ。こちらの宿では、「荒井河原比良の湯」「山ノ内町横湯」という2種類の源泉を楽しむことができ、それぞれ含石膏・食塩泉、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉 (低張性弱アルカリ性高温泉)という泉質を持つ。

さまざまな宿泊プランが用意されているため、最適なプランを見つけやすい。もちろん日帰りも可能だ。 

【店舗情報】
月見の湯
長野県下高井郡山ノ内町平穏2050
電話:0269-33-3323
カード:使用不可 
客室数:14室
チェックイン・アウト:14:00・10:00
風呂:男女別内湯各1、男女別露天風呂各1(時間交代含む)
泉質:含石膏・食塩泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉 (低張性弱アルカリ性高温泉) 
駐車場:20台
アクセス:(電車)長野電鉄「湯田中」駅より、バスで10分「渋和合橋」下車。徒歩5分
http://www.tukimi.com/

広瀬館|新潟県新発田市・月岡温泉

新潟県で美肌の湯と名高い「月岡温泉」。その源泉井戸が隣にある「広瀬館」は、 JR白新線「豊栄駅」あるいは「新発田駅」よりタクシーで約15分、関越自動車道経由より豊栄新潟東港ICを経由し約15分のところにある。

創業大正12年、数寄屋造りの和風旅館で、源泉100%の温泉に浸かることができる。月岡温泉は油分が表面に浮く薄緑色の湯が特徴で、泉質は塩化物泉にあたる。普段あまり入ることのない油が含まれた温泉を、ぜひ試してみてはいかがだろうか。

【店舗情報】
広瀬館
新潟県新発田市月岡温泉278-4
電話:0254-32-2421
カード:使用可
客室数:14室 
チェックイン・アウト:15:00・10:00
風呂:露天風呂1、内湯2 
泉質:食塩含有硫化水素泉
駐車場:30台 
アクセス:(電車)JR白新線豊栄駅よりタクシー15分(車)豊栄新潟東港ICより約15分
http://www.hirose-hiten.com/hirosekan.html

角屋旅館|新潟県阿賀野市・村杉温泉

日本五大ラジウム・ラドン温泉の1つ、新潟県阿賀野市にある「村杉温泉」は、古くから病気治療療養のための湯治場として愛されてきた。そんなラジウム温泉をぬる湯の貸切風呂で楽しめるのが、「角屋旅館」だ。

こちらの旅館は10名程度が宿泊できる小さな旅館で、大浴場がない代わりに露天風呂含め、4つの貸切風呂を無料で利用できるのが特徴だ。小さくてもお1人様や家族でゆっくりと温泉を楽しみたいなら、こちらのお風呂がぴったり。

そんな「角屋旅館」はJR「水原駅」よりバスで約30分、磐越自動車道「安田IC」より車で約10分のところにある。

【店舗情報】
角屋旅館
新潟県阿賀野市村杉4631-1
電話:0250-66-2221 
カード:使用可
客室数:10室 
チェックイン・アウト:15:00・10:00
風呂:貸切露天風呂2、貸切内湯2 
泉質:単純放射能泉 (ラジウム泉) 
駐車場:15台 
アクセス:(電車)JR「水原駅」よりバスで約30分。(車)磐越自動車道「安田IC」より車で約10分
http://kadoyasan.com/

奥湯沢|新潟県南魚沼郡・貝掛温泉

鎌倉時代から700年の歴史を持つという「貝掛温泉」が楽しめる温泉宿「奥湯沢」。

伝統的な木造建築のこちらの宿で入れる温泉は、古くから「目の温泉」として有名で、白内障・眼精疲労・ドライアイなどに効果があるといわれている。

泉質としては、ナトリウム・カルシウム塩化物温泉・弱アルカリ性低張性温泉にあたり、豊かな自然に囲まれた露天風呂は、約37℃とぬる湯にぴったり。42℃に温めてある湯もあるので、ほどよく身体を温めつつ長温浴ができる。

そんな「奥湯沢」は、JR「越後湯沢駅」よりバスで約25分、その後徒歩約10分(バス停から送迎あり)、関越自動車道「越後湯沢IC」より車で約15分だ。

【店舗情報】
奥湯沢
新潟県南魚沼郡湯沢町三俣686
電話:025-788-9911 
カード:使用可 
客室数:23室
チェックイン・アウト:14:00・10:00 
風呂:男女別露天風呂2・男女別内湯2 
泉質:ナトリウム・カルシウム 塩化物温泉 弱アルカリ性低張性温泉 
駐車場:50台 
アクセス:(電車)JR「越後湯沢駅」よりバスで約25分、その後徒歩約10分(バス停から送迎あり)。(車)関越自動車道「越後湯沢IC」より車で約15分
http://www.kaikake.jp/

雪国の宿 高半|新潟県南魚沼郡・越後湯沢温泉

「越後湯沢温泉」といえば、川端康成の「雪国」の舞台になったことで有名だ。

通常この「越後湯沢温泉」は、弱アルカリ性の単純泉を指すが、温泉宿「雪国の宿 高半」では、単純硫黄温泉という、ほかとは異なる源泉を使用した湯船に浸かることができる。約43℃と少し高めの温度だが、サウナや水風呂もあるため、身体をサッパリと洗い流すのに最適だ。

館内には図書ラウンジやエステ、シアターなどがあり、1日ゆっくりと楽しめることだろう。「雪国の宿 高半」は、JR「越後湯沢駅」より送迎で5分、関越自動車道「湯沢IC」より車で約6分。送迎は駅で電話を入れれば来てくれる。

【店舗情報】
雪国の宿 高半
新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢923
電話:025-784-3333 
カード:使用可 
客室数:34室 
チェックイン・アウト:15:00・10:00 
風呂:女露天風呂1・男女別内湯各1
泉質:単純硫黄温泉、アルカリP.H9.6 
駐車場:30台
アクセス:(電車)JR「越後湯沢駅」より送迎で5分(要連絡)。(車)関越自動車道「湯沢IC」より車で約6分
http://www.takahan.co.jp/

旬彩の庄|新潟県南魚沼市・六日町温泉

JR上越線・ほくほく線「六日町駅」より徒歩15分(送迎あり)、関越自動車道「六日町IC」より約5分のところにある温泉宿「旬彩の庄」。こちらの宿では、田んぼの真ん中に突然吹き出したという「六日町温泉」に浸かることができる。

もともとは農作業のあとに地元の方が浸かる程度の施設だったそうだが、その効能を大勢の人にも知ってもらいたいと、先人たちの努力で今の温泉ができあがったのだとか。

こちらの温泉はナトリウム-塩化物泉で、皮膚の乾燥や冷え性などに効能があり、国民保養温泉地にも指定されている。客室は緑の畳がきれいな和室で、温泉とともに和の雰囲気を満喫できる。

【店舗情報】
旬彩の庄
新潟県南魚沼市坂戸292-4
電話:025-773-3333 
カード:使用可 
客室数:32室
チェックイン・アウト:15:00・10:00 
風呂:男女別露天風呂1(時間入替)・男女別内湯1(時間入替) 
泉質:ナトリウム 塩化物泉 
駐車場:50台
アクセス:(電車)JR六日町駅下車徒歩15分またはJR越後湯沢駅下車タクシー約30分。(車)六日町インターチェンジより約10分
http://www.sakadojo.com/

今回はぬる湯・冷泉を中心に、夏に行きたい温泉宿を紹介した。もともとぬる湯を好んでいるという方も、そうでない方も、ぜひこの機会に長野県・新潟県にあるぬる湯巡りをしてみてはいかがだろうか。