大きな街の奥座敷から、険しい山々に囲まれた一軒宿まで、東北には男心をくすぐる温泉が数多く存在する。

夏に涼を求めて旅行するにも、やはり東北では温泉は欠かせない。あまりスケジュールを詰めずにのんびりするなら、ぬる湯の宿に泊まるのも楽しみ方の1つだ。ここでは、夏でも心地よく滞在できる温泉宿を10軒紹介しよう。

夏。東北の温泉で清涼感に浸る

東北の旅と温泉は切っても切り離せない関係にある。土地ごとに湯治文化が根付いている東北地方には、大規模にリゾート開発されているような温泉地は少ない代わりに、秘湯や一軒宿の名湯が数多く点在している。

夏の緑に包まれ、深山幽谷の清涼な空気の中で一人静かに温泉を味わうひとときは、みちのく路ならではの贅沢といえるだろう。また、沸点に近い高温の湯から、体温とほとんど変わらないぬる湯まで、温泉のバリエーションが豊かなのも東北の魅力だ。

夏の温泉で日常を忘れ、自分だけの時間を満喫する、そんな旅行を計画してみてはいかがだろう。

ひんやりと心地よい湯に浸かる。東北地方の温泉宿

東北に限らず、温泉というとまずは湯気がもうもうと立ち昇る熱々の湯を思い浮かべるものではないだろうか。だがひと口に温泉といっても、泉質や湯温は実に様々である。とくに夏に温泉を楽しむなら、ぬる湯でじっくり長湯を楽しむのがおすすめだ。

体温と同じくらいかやや低い温度の湯に身を浸すと、はじめは少し肌寒いかもしれないが、だんだんと内側から温まっていくのを感じるだろう。ひんやり心地よい湯の肌触りに包まれれば、心も体もしっかり解きほぐされるはずだ。ここでは、そんなぬる湯で人気の温泉宿を3軒紹介しよう。

谷地温泉|青森県十和田市・谷地温泉

八甲田山系の山々に囲まれた一軒宿の谷地温泉は、江戸時代から400年の歴史をもつ伝統の湯治場。日本三大秘湯にも数えられ、青森ヒバの風情ある浴槽の足下から、約38度のぬる湯がポコポコと湧き出している。

低張性弱酸性低温泉のお湯は、肌に触れるとピリピリと刺激が感じられるのが特徴で、古くから「霊泉」と呼ばれ親しまれている。じっくりと浸かれば全身の疲れが解きほぐされるほか、もう1つある硫黄泉の熱い濁り湯と交互に入浴するのも昔ながらの湯治法だ。

宿の前には湿原が広がり、周辺には他に人家もない。ぬる湯でリラックスした体には、夏山の下ろしの風がとくに心地よい。夜になれば、人里では見られない満天の星明りに包まれる。

夕食では、宿の名物のイワナ料理を味わおう。八甲田の清冽な湧き水で育ったイワナは焼いても刺身にしても旨い。地ビールや骨酒との相性も抜群だ。

新青森駅および青森駅から送迎バス(予約制)もあり、アクセスも容易だ。車であれば、東北自動車道黒石ICから約1時間。日帰り入浴も可能なので、十和田湖や奥入瀬方面からドライブがてらに立ち寄ることもできる。

【店舗情報】
谷地温泉
青森県十和田市法量谷地1 
電話:0176-74-1181 
カード:使用可 
客室数:30室 
チェックイン・アウト:15:00・10:00 
風呂:男女別内湯各1(17:30~20:30は男女入替)
泉質:低張性弱酸性低温泉 
駐車場:60台 
アクセス:(電車)JR「新青森駅」より車で1時間15分[送迎可・要予約]。(車)東北自動車道「黒石ICより」約1時間

湯の沢間欠泉 湯の華|山形県飯豊町・広河原温泉

間欠泉というと、高温の湯が自然のガス圧で噴き上がるもので、一般的には見るだけの観光名所というイメージが強い。だが、この広河原温泉「湯の華」は、源泉が35度とぬるいことから、日本で唯一の「入浴できる間欠泉」と呼ばれている。

山形県と福島県の境、飯豊連峰(いいでれんぽう)の最奥に位置する「間欠泉 湯の華」へは、米沢盆地から山間の隘路伝いに10キロ以上車を走らせなければならない。

広河原温泉は、戦国時代に金山従事者が発見したのがはじまりと伝えられる。明治・大正期には地元民が関節痛や肩こり、胃腸の療養などに訪れて賑わったものの、戦後は湯屋さえない野湯の状態まで廃れてしまっていた。そんな秘湯中の秘湯に惚れ込んだ先代主人が、宿を開業したのが平成17年(2005年)のことだ。

間欠泉の噴出孔は露天風呂の中央にある。自然現象なのでいつ噴き上がるか予測がつかないが、ぬる湯なのでのぼせる心配もない。赤銅色の湯に身を沈めながらただそのときを待つというのも、他所では味わえない贅沢な時間である。

【店舗情報】
湯の沢間欠泉 湯の華
山形県西置賜郡飯豊町大字広河原字湯ノ沢448-2
電話:050-5534-3431
営業:5月~11月上旬
カード:不可 
客室:11室
チェックイン・アウト:15:00・10:00
風呂:男女別内湯各1、混浴露天風呂1 
泉質:ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉
駐車場:15台
アクセス:(電車)JR「米沢駅」より車で約1時間、JR「手ノ子駅」より送迎車で約40分。(車)東北自動車道「福島飯坂IC」より約2時間15分

二階堂|福島県福島市・微温湯温泉

福島市中心部から吾妻小富士を仰ぎつつ、一路県道126号線を登った突き当りに、「日本ぬる湯番付」東の横綱にも挙げられた「微温湯(ぬるゆ)温泉 旅館二階堂」がある。

深山幽谷の出湯は江戸時代中期の享保年間(1716~35年)には存在が知られていたが、享和3年(1803年)に初代が湯治客を受け入れたのが、微温湯温泉のはじまりとされる。

ザブザブと音を立てて流れるお湯の温度は32度弱。夏なら1時間以上でも気持ちよく浸かっていられる。さすがに湯冷めが心配という人には、水道水を熱く沸かした上がり湯が用意されている。

それなら最初から温泉を加温すればよいと思うかもしれないが、温めて冷えてを繰り返すと、湯が真っ赤になってしまうそうだ。その理由は、含アルミニウム泉の泉質に含まれる豊富な鉄分。古来眼病や皮膚病、化膿症に効くといわれ、かつては多くの湯治客が目の病を癒しに訪れたという。

湯治場の面影は、国の有形文化財に3棟が登録されているという宿の建物にも見てとれる。一番古い茅葺の棟は、明治5年(1872年)に建てられたものだ。時代ごとに増築されていったという木造の館内を歩いていると、静かに響く音の1つ1つに歴史の積み重ねが感じられる。

【店舗情報】
二階堂
福島県福島市桜本字温湯11
電話:024-591-3173
カード:不可 
客室:20室
チェックイン・アウト:14:00・10:00
風呂:男女別内湯各1
泉質:含アルミニウム泉
駐車場:30台
アクセス:(電車)JR「福島駅」よりバスで約20分、下車後車で約30分。(予約時に送迎タクシーについて宿に要連絡。タクシー料金は宿泊者負担)。(車)東北自動車道「福島西IC」より約40分

その他、東北地方で夏温泉を愉しめる温泉宿

東北には夏におすすめの温泉宿がまだまだある。ここまでひんやりと長く浸かれるぬる湯に絞って取り上げたが、東北の山里は夜が涼しいため、熱い温泉でも夏を楽しむことができる。

また市街地から遠くない場所にも、名湯と呼ばれる優れた湯が数多く湧いている。そのため出張など仕事での宿泊先として利用しやすいのも、東北の温泉宿の特徴といえるだろう。

ここからは、そんな夏の東北旅にベストな温泉宿を紹介したい。

飯塚旅館|青森県黒石市・黒石温泉

青森県の弘前から弘南鉄道に揺られて終点の黒石駅へ、そこからバスでさらに20分ほどで、黒石温泉郷の1つ温湯温泉(ぬるゆおんせん)に着く。名前とは裏腹に源泉温度は60度ほどあり、「よく温まる湯」というのが由来だという。

温泉街には戦前からの建造物が残る宿が少なくなく、飯塚旅館もその1つ。大正時代の建物には重厚さとレトロさが混淆していて、旅情をさらに掻き立ててくれる。温湯温泉には昔ながらの内湯をもたない湯治宿が今も残っているが、飯塚旅館にはこぢんまりとした、石敷きに檜の浴槽の内湯がある。

ナトリウム−塩化物泉のお湯は100%かけ流しということもあり、たしかに体が内側から温まる。夏に訪れるなら、夜風を浴びながら湯治客の集まる共同浴場「鶴の湯」へとはしご湯も楽しみたい。

【店舗情報】
飯塚旅館
青森県黒石市温湯字鶴泉60
電話:0172-54-8303 
カード:使用不可
客室数:13室 
チェックイン・アウト:14:00・10:00 
風呂:男女別内湯各1 
泉質:低張性弱アルカリ性泉 
駐車場:あり
アクセス:(車)東北道黒石ICより車10分。(電車)黒石駅よりバスで約20分
https://kuroishi.or.jp/stay_onsen/nuruyuonsen/iidukaryikan

藤三旅館|岩手県花巻市・鉛温泉

岩手県花巻市西部の豊沢川沿いには、東北らしい湯治場の雰囲気を残す温泉宿がいくつか残っている。わけても有名なのが、鉛温泉の「藤三旅館(ふじさんりょかん)」だろう。

一軒宿ながら5つの源泉をもち、中でも深さが約1.25メートルある「白猿の湯」は旅館の名物だ。当然ながら浴槽に座ることはできず、立ったまま入浴する。立位浴と呼ばれるこのスタイルによって、全身に湯圧がまんべんなくかかり、循環器系や血流を整えてくれる。

かつては自炊部と呼ばれていた「湯治部」の存在も、藤三旅館の大きな特徴の1つだ。

昔の湯治客は部屋代と寝具代だけを支払い、食事は自炊で長期滞在をしていたのだ。今でも本館とは別棟の湯治部で1泊0食を体験することもできる。もちろん食事付きプランもあるので、東北の湯治場の雰囲気を味わいつつ、夜は三陸の海の幸や地元の山菜に舌鼓を打つというのもおすすめだ。

【店舗情報】
藤三旅館
岩手県花巻市鉛字中平75-1
電話:0198-25-2311 
カード:使用不可 
客室数:32室 
チェックイン・アウト:15:00・10:00 
風呂:内風呂(混浴・女性専用時間帯あり)1 男女別内風呂1 男女別露天風呂1 男女別展望半露天風呂1
泉質:単純温泉・アルカリ性単純高温泉 
駐車場:60台 
アクセス:(電車)新花巻駅より40分または花巻駅より30分(無料シャトルバスあり)。(車)花巻南ICよりで20分。
https://www.namari-onsen.co.jp/

愛隣館|岩手県花巻市|花巻温泉

夏の東北でリフレッシュするなら、鉛温泉の隣にある新鉛温泉「愛隣館」も取り上げてみたい。

こちらは硫酸塩泉の豊富な源泉を活用し、実に17もの湯が楽しめるのが魅力だ。東北の渓流で緑に囲まれながら良質の湯に浸かれば、日常の喧騒を忘れて心身ともに極上の癒しが得られるだろう。カフェラウンジでは湯上りの生ビールのタイムサービスもある。

愛隣館はスタンダードな和風大型旅館だが、和室の他に洋室もある。しかもツインの他にシングルルームもあるので、男の気楽な一人旅でも立ち寄りやすい。東北新幹線新花巻駅から無料の送迎バス(予約制)も運行されていて、旅行だけでなく出張で利用することも可能だ。

【店舗情報】
愛隣館
岩手県花巻市鉛字西鉛23番地
電話:0198-25-2619 
カード:使用可 
客室数:100室 
チェックイン・アウト:15:00・10:00
風呂:内湯7、露天風呂10 
泉質:ナトリウム一硫酸塩泉 (低張性弱アルカリ性高温泉) 
駐車場:あり 
アクセス:(電車)JR新花巻駅より40分、花巻駅より25分(無料送迎バスあり)。(車)東北道花巻南ICより20分
https://www.airinkan.com/index.html

新玉川温泉|秋田県仙北市・玉川温泉

秋田県の八幡平西方山中にある玉川温泉といえば、東北地方の数ある湯治場の中でもとくに知られた存在だ。日本でもっとも酸性が強く、phは1.4~1.05しかない。また毎分9,000リットルという湧出量も、単一の湧出口からの湯量としては国内最大とされる。

玉川温泉はもともと1軒宿だったが、平成10年(1998年)にすぐ近くに同一源泉の新玉川温泉が開業した。玉川の湯は源泉温度が98度もあるが、新玉川温泉では源泉100%の湯船でも39度ほどのぬる湯に調整している。これはお湯そのものの刺激が強いからで、ゆっくり浸かり、長くても5分程度でいったん浴槽から出るのが推奨されている入浴法だ。

車で行くなら、東北自動車道松尾八幡平ICから八幡平アスピーテラインを抜けるのがよいだろう。公共交通機関の場合は、秋田新幹線田沢湖駅から路線バスが出ていて、新玉川温泉までは約1時間の道のりだ。

【店舗情報】
新玉川温泉
秋田県仙北市田沢湖玉川字渋黒沢2番地先
電話:0187-58-3000 
カード:使用可 
客室数:195室 
チェックイン・アウト:15:00・10:00
風呂:露天風呂1 内湯10 
泉質:酸性-含二酸化炭素・鉄(II)・アルミニウム-塩化物泉 
駐車場:あり
アクセス:(電車)JR「田沢湖駅」下車、バス(玉川温泉行き)で「新玉川温泉前」下車(約70分)
http://www.shintamagawa.jp/

栗駒山荘|秋田県東成瀬村・須川温泉

「須川温泉 栗駒山荘」は、東北の絶景を堪能できる、青葉の夏にも紅葉の秋にもおすすめの宿だ。

宮城・秋田・岩手の3県にまたがる栗駒山の北側中腹にあり、標高約1,100メートルの露天風呂からは雄大な山の裾野の景色が広がる。すっきりと晴れた日には遠く鳥海山を望むこともでき、ことに夕日の美しさは筆舌に尽くしがたい。

須川温泉の湯も、酸性が強く毎分6,000リットルと有数の湧出量を誇る。開放的な湯船で山々を渡る風に当たりながら浸かる良質の温泉は、日常のストレスも吹き飛ばしてくれるだろう。日帰り入浴も行っているが、午後4時までなので、自慢の夕景を味わうには宿泊が必須だ。

公共交通機関利用の場合は、東北新幹線一関駅からバスで約1時間半。車で行くなら南の宮城県栗原市から国道398号線伝いに栗駒山を回り込むと、マップ上では一見遠回りだが道幅も広く、気持ちのよいドライブが楽しめる。

【店舗情報】
栗駒山荘
秋田県雄勝郡東成瀬村椿川字仁郷山国有林(栗駒国定公園内)
電話:0182-47-5111 
カード:使用可 
客室数:24室
チェックイン・アウト:15:00・10:00
風呂:男女別内湯各1 男女別露天風呂各1 
泉質:強酸性の明礬緑礬(みょうばんりょくばん)泉 酸性・含鉄(Ⅱ)・硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(硫化水素型)
駐車場:70台
アクセス:(車)東北自動車道一関ICから約80分
http://www.kurikomasanso.com/index.html

きらくや|福島県郡山市・磐梯熱海温泉

会津地方への入り口に位置する磐梯熱海温泉は、福島県郡山市の奥座敷として栄えてきた。開湯800年と伝わるいわゆる美人の湯で、京都から数えて500本目という意味の五百川の涼やかな渓流沿いに温泉街が伸びている。

その中の1軒「紅葉館きらくや」はJR磐越西線磐梯熱海駅から徒歩2分と便利な立地にある。夕食なしの「一泊朝食旅館」がコンセプトで、夜は外食するもよし、弁当などを購入して部屋で済ますもよしだ。夕食後の時間のチェックインも可能なので、郡山市街へ出張する際に利用するという手もある。

温泉は、24時間利用できる大浴場と庭園露天風呂の他、屋上に貸切風呂が2つある。貸切風呂の窓からは猪苗代へと続く緑の渓谷が見渡せ、夏の爽快感もひとしおだ。38度のかけ流しのぬる湯もあり、心身ともにリラックスして長湯を楽しむこともできる。

【店舗情報】
きらくや
福島県郡山市熱海町熱海4-39
電話:024-984-2130 
カード:使用可 
客室数:25室
チェックイン・アウト:15:00・10:00 
風呂:展望貸切風呂2 ぬる湯1 庭園露天風呂1 内湯1 
泉質:単純温泉 弱アルカリ単純泉
駐車場:40台 
アクセス:(電車)JR「磐梯熱海駅」から徒歩約2分。(車)磐越自動車道磐梯熱海ICから3Km
https://www.kirakuya.jp/

滝川屋旅館|福島県耶麻郡・横向温泉

福島県の安達太良山周辺には良質の温泉が多いが、夏にぴったりの秘湯としておすすめなのが、この横向温泉の滝川屋旅館だ。

かつては湯治客で賑わった宿には部屋が60室もあるのだが、今では「最高のおもてなしをしたい」というご主人と女将の想いから、基本的に客を1日1組しか受けていないというから驚きだ。

まるで映画に出てくるような情緒あふれる建物が目を惹く。これがその日一晩自分専用となると思うと、誰しも心躍らせずにはいられないだろう。古い建物だが客室周りはリフォームされていて、トイレも温水洗浄便座付きとなっている。

肝心の温泉は源泉約40度の単純泉で、浴槽は約38度のものとさらにぬるい約36度のものがある。やや炭酸を含んでいるため、夏には爽やかでとくに気持ちよい。

車があれば、東北自動車道二本松ICか磐越自動車道猪苗代磐梯高原ICから国道115号線バイパスに乗り、横向方面の指示のあるインターで降りればすぐのところとアクセスも容易だ。

【店舗情報】
滝川屋旅館
福島県耶麻郡猪苗代町若宮下ノ湯甲2970
電話:0242-64-3211 
カード:―
客室数:60室
チェックイン・アウト:―
風呂:混浴内湯1 女性風呂1 
泉質:単純温泉
駐車場:―
アクセス:(電車)JR磐越西線「猪苗代駅」下車 タクシーで30分。(車)磐越自動車道・猪苗代磐梯高原インターチェンジから30分
https://hikyou.jp/report/stay/48194/

東北の温泉は、泉質の良さや湯量の豊富さだけでなく、宿周辺の雰囲気も人気の理由の1つ。一人旅でも、また誰かと連れ立っての旅行でも、まずは温泉場の情緒を感じてみよう。入浴前に少し辺りを散策してみるだけでも、湯の味わいがより深いものになるはずだ。