香川県の鉄工所が造船業で培った技術で製作するアウトドアブランド「THE IRON FIELD GEAR (ジ アイアン フィールド ギア)」より、炭火BBQを突き詰めた「SUMI BE BOX」がMakuakeに登場した。
一般販売予定価格は2万9700円(税込)だが、早期応援購入なら割引価格で入手できる。プロジェクト終了は2021年7月23日まで。
ホーロー仕上げのアイアン製グリルで美味しく
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これまでにもグリル付きの焚き火台をリリースしてきたが、今回は特に“グリルに求められる機能”に着目し、さらに一歩踏み込んだ設計を試みたという。
薪を使う焚き火台ではなくBBQグリルを使う意義に注目。炭火を使うグリルの醍醐味は、素材の旨味を生かして肉や野菜を調理することにある。薪ではススが出たり火力が安定しないが、炭は煙が立たず火も安定させやすいのが長所だ。
どうしたらより炭火料理を美味しくできるのかを考えた末、行き着いたのは「グリルプレートから滴る油や水分を、炭に落とさない」ということ。
肉が黒焦げになってしまうのは、炎が肉に触れ脂に引火するため。もしくは油が火元に落ちることで炎があがり、火力が変化するせいだ。
また、煙が出てしまうのも同様の理由からということで、「油や水分が火元に落ちにくい、少炎・少煙のグリル」を製作することとなった。
必要なパーツが全て収まったコンパクトな箱型のグリルとなっており、この状態から1分もかからず組み立てBBQグリルに変身する。
グリルプレートの下にある防炎カバーが炭入れの屋根となり、グリルの網目から落ちた油や水分などが直接炭に落ちることを防ぐ。手入れに関しては防炎カバーを伝った油はインナー部分に落ちるため、グリルプレートと一緒に丸洗いするだけ。
炭火は強い遠赤外線を発するが、SUMI BE BOXに採用したグリルプレートは2.8mm厚の鉄板に、遠赤外線放射材としても優秀なホーロー加工を施したものが付属する。
電磁波によって空気層を温めることなく物質を内部から温める熱的効果がある。これにより炭から排出される遠赤外線の輻射熱を効率的に利用でき、調理する食材を内部から温めることが可能なのだ。
また、注目したいのは燃焼構造について。本体、インナー、炭ケースの下側にいくつもの通気口を設けることで、炭を燃やすと上昇気流が発生する構造となっている。(特許出願中)
周りを箱で覆われ、さらに炭ケースの上にもカバーがあるため、一見空気が通りにくいようにも見えるが、風の強い日でも安定した火力を保つことが可能となっている。
収納は箱型のオールインワン設計。①フタ兼遮熱板、②本体、③インナー、④灰受け、⑤サイドテーブル、⑥炭入れ・リフター、⑦灰受け用遮熱板、⑧グリルプレート、⑨防炎カバー。防汚性を考慮した専用収納ケースが付属し、持ち運びにもストレスがない。
グリルを除いた全てのパーツはステンレス製となっており、丸洗いが可能。清潔に保つことができる。
【商品概要】
商品名:SUMI BE BOX
一般販売予定価格:2万9700円(税込)
公式サイト:Makuake 遠赤外線で食材の中からも熱を通す! 少炎・少煙グリル『SUMI BE BOX』
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