「同田貫」のルーツは平安時代まで遡る。平安から室町まで、約450年に渡り活躍した武士・菊池一族の活躍を支えていたのが「同田貫」である。鍛刀したのは、特別重要刀剣「延寿国時」(熊本県指定有形文化財第一号)や重要刀剣「延寿国吉」も創り出した延寿鍛治。菊池一族第10代菊池武房(たけふさ)公が招いたお抱えの鍛治だ。

菊池10代菊池武房(たけふさ)
菊池第15代菊池武光(たけみつ)公

元来の延寿鍛治の特徴は、細身の姿、直刃(刃紋が一直線)や短い切先(刀の先)など、騎馬戦に適した形であった。しかし、武士の戦法が騎馬戦から地上への戦いに移り変わったことで刀も形を変化。身幅が広く、重ね厚く、切先は延び豪壮な姿を持つ「同田貫」へと進化を遂げた。

特別保存刀剣 肥州木下住 藤原国勝作(同田貫)

クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げたのは、熊本県菊池市で期間限定の特別展として開催している「菊池一族と延寿鍛冶展」を、いつでもどこでも見られるようにしたいという思いがきっかけ。リターン品である「デジタル図録」を通して、菊池一族の歴史や同田貫の魅力を改めて感じるだろう。また、図録のナレーションを担当するのは、オンラインゲーム『刀剣乱舞』で同田貫の声を担当する声優の櫻井トオルさん。まさにファン垂涎の一冊だ。

デジタル図録をはじめ、ポストカードや延寿米セット、実際にデジタル図録を体感できる宿泊プランなど、さまざまなリターンを用意。少人数受付のリターンもあるため、気になるものは早めのチェックを。豪刀「天覧兜割り」として畏怖された「同田貫」の歴史に触れ、加藤清正公を虜にした力を感じてみては。

延寿鍛冶展会場の様子
会場の菊池神社

刀剣の魅力満載 同田貫『デジタル図録』プロジェクト(CAMPFIRE)