20706欲しいぞ。ただ高い。オークション最低落札価格45万円。最強フォルムのフィギュア「メカゴジラ1974」|〈まんだらけのお宝大公開〉

欲しいぞ。ただ高い。オークション最低落札価格45万円。最強フォルムのフィギュア「メカゴジラ1974」|〈まんだらけのお宝大公開〉

男の隠れ家編集部
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「まんだらけ」のお宝公開企画。今回は「メカゴジラ1974」だ。2009年バンダイから発売されたフィギュア。めったにお目に掛かれない最強フォルムの「メカゴジラ」が最高保存状態の美ボックス付きで登場。そこには最新の技術と斬新なアイディアがいっぱい詰まった夢の結晶があった。
目次
メカゴジラ前面。

「メカゴジラ」はそもそも、円谷英二監督の世界の怪獣映画の金字塔「ゴジラ」シリーズに登場するロボット怪獣(敵キャラ)だ。

メカゴジラ背面。

その成立については、メカゴジラが登場する映画「ゴジラ対メカゴジラ(1974年)」から43年経過した2017年のインタビューで語られているが、1970年代にあったキングコングの敵キャラに「メカコング」というロボットがいて、そこからヒントの一環を得たとのことだ。

製作当時、映画プロデユーサーの田中友幸が、「新作ゴジラ」の企画会議で、「ゴジラより強い敵キャラ新怪獣(敵キャラ)」を出したい」と提案したところ、特技監督の中野昭慶は「ゴジラを超えられるのはゴジラだけ」とゴジラの最強性を説いたという。

そこで一同、「それならもう一匹ゴジラを出そう」ということにまとまったのだ(しかし、じつはそれは偽物で中にはメカゴジラが入っているというアイディア)。

最先端の造形でディテールアップ、更にラジコンで操作できるデラックスな夢の逸品だ。

「メカゴジラ」の映画の中での設定は、全長120メートル、総重量15万トン、飛行速度マッハ1、動力レーザー核融合炉、燃料重水素ヘリウム3ペレットである。

「メカゴジラ」が登場した「ゴジラ」映画作品は、1974年「ゴジラ対メカゴジラ」、1975年「メカゴジラの逆襲」、1993年「ゴジラvsメカゴジラ」、2002年「ゴジラ×メカゴジラ」、2003年「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOS」、2017年「GODZILLA怪獣惑星」、2018年「GODZILLA決戦機動増殖都市」と、たいへん多くのゴジラ作品に登場している超人気ロボット怪獣だ。

「メカゴジラ」ラジコンコントローラー。コントローラーのデザインも秀逸。

全自動遠隔操作ロボット「怪獣メカゴジラ 1974」
メーカー:バンダイ・日本
発売日:2009年
サイズ:610mm
素材:ポリスチレン、ゴム・電動
状態[箱付:美] [本体:極美]
最低落札価格:450.000円

1974年の「ゴジラ対メカゴジラ」の公開から35年目となる2009年、初代メカゴジラが1/100スケール、つまり50cmという、かつてない大型サイズで立体化された。

ボックス収納時の状態。保管状態が最良なことが分かる。

未開封、未使用でも不可動の個体が多い中、こちらは完動品でリモコン操縦を楽しむことができる。自らの手でメカゴジラを操ることができる満足感は、ゴジラ、メカゴジラファンには図り知れないものがある。

全自動遠隔操作ロボット「怪獣メカゴジラ 1974」は、7月20日発売、大オークションカタログ誌「まんだらけZENBU98号」に掲載される商品。掲載後オークション落札期間は8月17日から8月23日予定。これら全てが先取りの情報なので、お楽しみというところ。

新型コロナウイルスの影響で、オークション、商品公開日程に変更が出るかもしれないので、興味のある方は、常時まんだらけの告知を見落とさないように注意してほしい。

文/宮川総一郎
エッセイスト、漫画家、小説家。代表作:漫画『マネーウォーズ』(集英社ビジネスジャンプ)。小説:「七福神食堂」「東京謎解き下町巡り」(マイナビFan文庫)。総監修:「漫画から学ぶ生きる力」、他。

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