日本と海外では子育てに対する考え方が大きく異なる。例えば、日本は女性を中心に子育てが行われ、男性は仕事に専念する家庭が多い。

一方、海外では無理ない程度に男女で子育てを分担するのが基本だ。日本の子育てと比べると、男性の育児参加が積極的なのがわかる。

このように、日本と海外では子育てに対する考え方が異なっており、その国の文化や政策が大きく影響している。日本に住んでいるとその違いを感じることはないのだが、知っておくことで自身の子育てに活かせるはずだ。

そこで今回は、日本と海外における子育ての違いを3つのポイントに分けて解説する。海外における子育ての良いところ・悪いところを理解できるはずだ。

■子育ての違い1つ目:育児のために仕事を休む

日本では子育ての政策がそこまで整っていないため、育児よりも仕事を優先するケースがある。もちろん、子どもの調子によっては子育てを優先するのだが、「子どもを理由に仕事は休みづらい」という状況が多々起こる。

一方、海外では子育ての政策に注力されている場合が多く、子どものためであれば仕事を休んでも特に問題ない。特にノルウェーでは育児休暇制度が充実しているため、父親であっても当たり前のように仕事を休む。

また、フランスでは公立の幼稚園や学校の費用が発生しないなど、海外は子どもを育てるための制度が整っている。

このように、日本と海外では子育ての政策に一定の差がある。しかし、日本は比較的に安全な国であるため、育児をする環境としてはほとんど問題ない。「海外のほうが子育てに適している」と、一概には言えないので注意しよう。

■子育ての違い2つ目:親子のスキンシップが多い

海外の子育てにおいては親子のスキンシップを大切にする。生活に必要なコミュニケーション以外にも、「愛してるよ」といった言葉も公共の場で平然と言う。

また、日常的にハグやキスを欠かさず、親子の愛情を深めている。その影響もあり、海外の子どもは自己肯定感が高い傾向にある。

もちろん、日本の子育てにおいてもスキンシップを徹底している母親・父親は一定数いる。しかし、海外ではその数が比べ物にならないほど多く、より意識的にコミュニケーションを取っている。

なお、「子どもを甘やかすのは良くない」と考える人もいるかもしれないが、親子のスキンシップはあくまで子どものためでもあるので、マイナスに捉える必要はないだろう。

■子育ての違い3つ目:個人として尊重する

海外における子育てでは、子どもを個人として尊重する傾向がある。小さい頃から考え方を尊重し、意思決定をさせる、行動を自らさせるなど、子どもが自分で考えられるよう促している。

海外では多くの場合、18歳になった子どもは親元から離れてしまう。若いうちに離れても1人で生活できるよう、小さい頃から自分で考える訓練をしているのだ。

一方、日本における子育ては自ら考えさせるのではなく、しつけをベースに子育てする家庭が多い。もちろん、家庭環境によって育て方は異なるのだが、海外に比べて母親・父親の考え方を反映させる傾向が強い。

この教育のやり方については文化や生活の違いが大きいだろう。そのため、「どちらか一方が正解」というわけではない。

■まとめ

本記事では、日本と海外における子育ての違いを3つのポイントに分けて解説した。

日本と海外における子育ては、やり方・考え方がそれぞれ大きく異なる。海外の学校や会社に関しては育児がしやすいように配慮されているほか、子どもを社会全体で育てようとする意識が強い。

日本における子育てのやり方が間違っているわけではないのだが、海外における子育てには素晴らしい点がいくつもある。ぜひ本記事の内容を参考にし、自身の子育てに活用してみてほしい。