55093今「密」を避けて旅行するなら猫島! 日本各地の猫天国で癒されよう

今「密」を避けて旅行するなら猫島! 日本各地の猫天国で癒されよう

男の隠れ家編集部
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新型コロナウイルスの影響で行動が制限されている近年、趣味の旅行を控えている人は少なくない。しかし、なかには「密」を避けて旅行できる観光地を探している人もいることだろう。

もし、コロナ禍が落ち着いたタイミングで旅行を検討しているのであれば、猫島を選択肢に入れてみてはいかがだろうか。今回は、「密」を避けながら非日常空間を楽しめる、猫島の魅力に迫っていく。

● 猫島とは?

猫島とは、島の人口以上に猫が生息している離島のことである。漁業が盛んな島に多い傾向にあり、もともとはネズミなどの害獣対策のために飼育されていた猫が繁殖し、猫島になったと言われている。現在、全国で約20か所以上の猫島が存在しており、フェリーなどで気軽に訪れることが可能だ。

人間と猫が共存しながらゆったりと暮らしている猫島には、派手な観光地や豪勢なおもてなしはない。しかし、日常の喧騒から少しだけ離れ、風情のある島の光景と気ままな猫の暮らしぶりを眺めれば、日頃のストレスが解けていくだろう。

● 今、猫島がおすすめの理由

猫島は、「密」を避けるべき今だからこそおすすめだ。猫島の多くは人が少ない離島なので、観光に訪れても人混みに揉まれることはない。そのため、ほかの観光地よりも比較的安全に旅行や非日常空間を味わえるのだ。

ただし、猫島にも住人が暮らしているため、その人たちに配慮して観光しなければいけない。場合によっては、観光に訪れることで感染症を持ち込んでしまう危険性もある。

「感染が拡大している最中の観光は避ける」「検査を行ってから訪れる」「マスクや消毒など感染対策を欠かさない」といった配慮は不可欠だ。

● 猫好きにはたまらない猫島を紹介

ここでは、猫好きにはたまらない猫島を3か所紹介する。

江ノ島(神奈川県藤沢市)

関東から気軽に行ける猫島を探しているなら、江ノ島がおすすめ。猫が1000匹暮らしていると言われている、猫島として有名な観光地である。車でもアクセスできるため、移動中の感染症対策もバッチリ。

ただし、観光客はやや多い傾向にあるため、しっかりとマスクの着用と消毒を徹底してほしい。

田代島(宮城県石巻市)

メディアで紹介されることも多い田代島には、住人と共存する地域猫がたくさん生息。大漁を願って建てられた猫神社がメインの観光スポットで、敷地内には多くの猫が集まっている。田代島も比較的観光客が多い猫島であるため、訪問時は注意が必要だ。

青島(愛知県大洲市)

猫島として有名な青島は、島民がわずか数名なのに対し猫が100匹以上も生息する島。島自体はとても小さく、東京ドームと同じくらいの面積なので、気軽に観光できるスポットだ。

● 猫島で観光するときの注意点

猫島で観光をするときは、3つの注意点を念頭に置くことが大切である。

新型コロナウイルスの影響による休業

現在、新型コロナウイルスの影響でフォリーが欠航したり、観光客の受け入れを控えたりしている猫島がある。そのため、訪れたいときは事前に観光が可能かどうかの確認が必要だ。

宿や飲食店が休業しているケースも多いため、しっかりとリサーチを行ってから観光計画を立てることをおすすめする。

島のマナーを守る

猫島には、立ち入り禁止区域やゴミの持ち帰りなど、それぞれの島で決めた独自のルールがある。

住人の生活環境にお邪魔しているということを忘れず、ルールを守って楽しむようにしてほしい。

無断でエサをあげない

ほとんどの猫島では、猫たちの健康管理や島の環境を保全するためにエサやりを禁止している。そのため、猫がいくら欲しがっても食べ物を与えてはいけない。

ただし、猫島によっては所定の場所であればエサやりを楽しめるところもある。希望する場合は、島の住人にエサやりが可能かどうか尋ねてみるといいだろう。

● マナーを守って非日常空間で癒されよう!

かわいい猫とのどかな風景に癒される猫島は、気軽に非日常空間を楽しめる観光地。しっかりとマナーを守れば、混雑を避けて安全に旅行ができるため、感染症のリスクが下がってきたときの旅行先として視野に入れてみてほしい。

なお、猫島のなかには人口の減少や猫のエサ代が不足している場所も多い。猫島を支援するボランティア活動をしている団体もあるため、興味がある人はぜひ寄付などを通じた支援も検討してみてほしい。

編集部
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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

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