55755アメリカの少し変わった法律をご紹介! 実は日本にも存在する!?

アメリカの少し変わった法律をご紹介! 実は日本にも存在する!?

男の隠れ家編集部
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連邦制を採用しているアメリカでは、州によって法律が異なることがある。成功した法律は後に、ほかの州や国全体で採用されることもあるのだが、中には少し変わった法律も存在する。

「この法律って意味あるの?」というように、日本では考えられない法律もある。そこで今回は、アメリカの変わった法律を全部で3つ紹介する。実は日本にも変わった法律があるため、ぜひ最後まで読んでみてほしい。

■変わった法律1つ目:消火栓にワニを繋げてはいけない

「消火栓にワニを繋げてはいけない」という法律が、アメリカの「ミシガン州」で設けられている。

「なんでこんな法律があるの?」と、ツッコミを入れたくなる人もいるかもしれないが、現地の人は至って真剣だ。

消火活動で消火栓を使おうとしたとき、ワニが繋がれているのを見たら冷静に対処ができない。一刻を争う消火活動の妨げになってしまうのだ。

このように合理的な法律ではあるものの、こんな状況がドンピシャで訪れるとは思えないため、「本当にその法律必要?」と思ってしまうのが本音である。

■変わった法律2つ目:ホテルの部屋でオレンジの皮を剥いてはいけない

アメリカの「カリフォルニア州」では、ホテルの部屋で「オレンジを食べる」ことは大丈夫だが、皮を剥くことは禁止されている。

そもそも、オレンジの皮は分厚いため、皮を剥かずに食べることは不可能に近い。「ホテルではオレンジを食べられないの?」と思う人もいるかもしれないが、ホテルのスタッフに頼めば問題なく食べられる。

なお、この法律が設けられた理由は、カリフォルニアに住んでいる人達も正確にはわかっていないそうだ。

考えられる理由としては、「ホテルの部屋でオレンジの皮を剥いて食べる観光客が多く、その際に汁が飛び散って部屋の中が汚れてしまった」ということに対する法律だろう。

■変わった法律3つ目:犬を静かにさせるためなら警察官は犬に噛みついても良い

「え、警察官が?」と目を疑いたくなるようなこの法律は、アメリカの「オハイオ州」で存在している。警察官が犬に噛みついている姿を想像すると、少し笑ってしまいそうになる。

しかし、この法律は凶暴な犬から現地の人を守る大切な法律だ。

暴れた犬はちょっとやそっとじゃ取り押さえられないため、噛みつくことが容認されている。中には「犬に噛みつくなんてヒドい!」と思う人もいるかもしれないが、凶暴な犬はそのまま放っておくと人間に危害を加え、最悪の場合は怪我人を出してしまうのだ。

日本とはまったく異なる状況だからこその法律で、現地の人を守るための至って真剣な法律である。

■日本にも変わった法律がある!

変わった法律はアメリカだけでなく、日本にもいくつか存在している。以下の2つを見てみてほしい。

【郵便ポストにアイスクリームを入れてはならない】

これは「郵便法第78条 郵便用物件を損傷する等の罪」として定められている。笑ってしまうような法律だが、2006年に埼玉県で「チョコレートアイスを郵便ポストに入れた」という内容で、42歳の男性が逮捕されている。

この法律を犯した場合は「5年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する」という中々に重い刑罰が科せられる。

【家族宛てに届いた手紙を勝手に開封する】

家族宛に届いた郵便物や手紙を本人の許可なく開封してしまうと、「刑法第133条 信書開封罪」に問われる可能性がある。この法律は意外と知らない人が多いのではないだろうか?

多くの人が一度は犯しているように思えるが、郵便物を開封する正当な理由が認められれば、罪に問われることはない。

とはいえ、法律以外のさまざまなトラブルに繋がる可能性があるため、家族宛ての郵便物を勝手に開封するのは控えよう。

■まとめ

本記事では、アメリカの変わった法律を3つ、日本の変わった法律2つを解説した。

アメリカでは州ごとに法律が設けられているため、日本では考えられないような法律がある。中には「こんな法律必要あるの?」と、思ってしまう法律も存在する。

今回紹介した変わった法律はほんの一握りに過ぎないため、探せば我々が知らないような法律が山程見つかるだろう。興味がある人は、ぜひ他の法律も探してみてほしい。

編集部
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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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