「ひろゆき」という人物を知っているだろうか? 世間では論破王とまで言われている男性で、ネットを中心に各所で大活躍している。
いまでこそ有名なひろゆきだが、もしかしたら皆さんが思っているほど「怠け者」ではないかもしれない。また、ひろゆきには数々の事業を成功に導いてきた、という過去もある。
そこで今回は、ひろゆきという人物について、名言・格言を3つ解説する。
■論破王「ひろゆき」とは?
いまでこそ有名なひろゆきは、過去に大きな実績を残している。代表的なものとしては、大学在籍中に巨大掲示板「2ちゃんねる」を創設した事実がある。
口が達者であまり行動していないように思えるが、実はかなりの努力家であり、ニコニコ動画の取締管理人も担っていた。
そのほか、英語圏最大の掲示板「4chan」の管理人や、「未来検索エンジン」の取締役をしていることから、かなりの行動派であることがわかる。
ひろゆきを最近知った人は、「YouTubeの人」「ディベートが強い人」という印象を持っているが、実は根っからの努力家である上に、いくつもの事業を成功に導いている実績がある。
そんなひろゆきは、数々の名言・格言を残している。今回は3つだけピックアップして紹介しよう。
■ひろゆきの名言①「1%の努力」
「天才は『1%のひらめき』をして、凡人は『99%の努力』をする。その間を取り持つ僕は、『1%の努力』で最大の成果を得てきた。」
ひろゆきは自身のことを天才だと思っておらず、凡人だと思っている。本来は99%の努力をしなければ成果を得られないのだが、ひろゆきは「1%の努力」で成果を最大化させてきたと語る。
誰もやらない分野で「ほんのちょっとだけ頑張る」ことをモットーに、これまでさまざまな分野に取り組んできたひろゆき。「99%の努力」をするのは大変であることから、かなり合理的な考えであることがわかる。
しかし、この名言には裏があると思っている。ひろゆきは「頑張るのは無駄」というように、努力を否定する言葉をよく発するが、果たしてこれは本心なのだろうか?
筆者は本心ではないと考えている。ひろゆきは自分の発した言葉通りに実行しておらず、むしろ地道な努力を積み重ねている。もちろん、好きな分野で努力をしているとは思うが、1%の努力だけで現在に至るとは考えにくい。
そのことから、人とは違う分野で頑張る(1%の努力)は大切ではあるものの、時には地道な努力(99%の努力)も必要だと言える。
■ひろゆきの名言②「人生は暇つぶし」
「人間って基本死ぬまでの暇つぶしなんですよ」
これは、「個人的に楽しくなるにはどうすればいいか会議」の放送にて述べた言葉だ。死ぬまでの暇つぶしという言葉は、決して悪い意味で言っているのではなく、人生を楽しく過ごすためのエッセンスである。
「人生に少し疲れた」「どうやって生きていこう」と追い詰められている人は、ひろゆきのこの言葉を聞いて、少し前向きに物事を考えてみよう。
結局、人生はそこまで深く考える必要がなく、「その瞬間を楽しめばそれで良い!」ということが理解できるはずだ。
■ひろゆきの名言③「競争しないことが幸せに繋がる」
「『いかにして競争せずに幸せになるか』を意識すること」
現代では、ビジネスや趣味、恋愛など、何事に対しても誰かと競争している。競争をするということは、必ずそこには敗者が生まれてしまうのだ。
競争に負けた人は劣等感を抱いてしまうほか、最悪の場合は生きるのが嫌になってしまう。それでは幸せになることができないため、ひろゆきは「競争をしないことが幸せになる」と考えているのだ。
また、競争をしなければ自分のやりたいことに没頭できる。何かクリエイティブなことをする際も、「あの人は自分よりすごい」などと比べることなく、自分の好きなように取り組むことで、本当の幸せに近づけるのかもしれない。
■まとめ
今回は、ひろゆきという人物について、名言・格言を3つ解説した。
ひろゆきは口が達者なこともあり、「ディベートが強い人」と思われがちだ。確かに間違ってはいないのだが、ひろゆきは過去に事業家として、いくつもの実績を残している。
そんなひろゆきは数々の名言・格言を残しており、その言葉1つひとつを理解すれば、人生をより充実させることができるかもしれない。
そのほか、いくつもの名言が存在するため、興味がある人はぜひ調べてみてほしい。