61827レトロな魅力がいっぱい!信州・善光寺の門前で路地裏散歩におすすめスポット5選

レトロな魅力がいっぱい!信州・善光寺の門前で路地裏散歩におすすめスポット5選

男の隠れ家編集部
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新旧の個性豊かな店舗が点在する善光寺の門前町を散歩すると、ご当地ならではな魅力が詰まったスポットが数多くある。今回はその中から「男の隠れ家」編集部が実際に歩いて見つけた素敵な店を5つ紹介したい。

■壁一面の本棚は圧巻! 「遊歴書房」

最上段の本ももちろん閲覧・購入できる。店内には専用の梯子を設置。

県内の書店に勤務していた宮島悠太さんが平成23年(2011)に開いた古書店。長野市内出身の宮島さんは「歴史の深い地域であれば古本と合うのでは」と考え地元に店を構えた。

手軽な本から難しい本まで誰でも気軽に手に取れるようにという思いのもと「歴史を旅する古本屋」というテーマの店作りをしている。そのため本棚は世界の国と地域ごとに棚分けされ、まさに書店で遊歴を体験できる。

長野県長野市東町207-1 KANEMATSU
TEL:026-217-5559
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜

■遊び心とこだわりが詰まった 「C.H.P COFFEE」

開店準備に勤しむ菅さん。
旅の疲れを癒す束の間の時間。

日本のロックバンド「クリープハイプ」の略称である「C.H.P」が店名。地元の神奈川県で会社員をしていた店主の菅喜信さんが長野県に移住後、コーヒー好きが高じて平成31年(2019)にオープン。

高品質な豆を厳選し自家焙煎した「本日のコーヒー」(420円)は、テイクアウトもできるので門前の街歩きのお供にお勧め。一方、天井が高く広々とした店内は落ち着いていて、ゆっくりとコーヒーを味わえる。

また、壁一面に置かれた本棚には隣接する古書店の本が置かれており、店内であればコーヒーを飲みながら自由に読書も可能。

やや酸味がありスッキリとした味わい。
「夏のせいクリームソーダ」(500円)は数種類の色から選べる。

長野県長野市東町207-1 KANEMATSU
TEL:026-217-5559
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜

■信州ならでは創作菓子 「藤田九衛門商店」

左がプレーン、右が竹炭入り。

山国の信州には鯉料理があるのになぜ鯉焼きを作らないのか、店主・藤田治さんの率直な疑問から生まれた同店は、今年で10年の節目を迎える。茶色い生地のプレーンの「鯉焼き」(250円〜)と、竹炭入りで黒い生地をした「佐久鯉」(同)が看板商品。

県内産の花豆を自家製餡した餡は、鯉の細かなディテールが表れた生地で包まれている。味はもっちりした食感と程良い甘さが絶妙に合っていて食べ飽きない。店内ではたい焼きに負けないようにと藤田さんが先頭に立って作った「おーい!こい焼きくん」の歌が流れている。

抹茶をたてる藤田さん。平日限定の抹茶セット(600円〜)は店内で提供。
3月に新発売した「こい焼きくん飴」(5個入り400円)。

長野県長野市東之門町400-2
TEL:026-219-2293
営業時間:6:30~売り切れ次第終了(12月~3月は7:00~)
定休日:不定休

■囲炉裏を囲んで縄文おやきを 「小川の庄 おやき村大門店」

目の前で包んで焼いてくれる。
手前が野沢菜で奥が卯の花。

昭和61年(1986)に信州小川村で発足した「小川の庄」が営むおやきの店。蔵造りの建物が集まる「ぱてぃお大門」の一角にあり、中庭側から店に入ると大きな囲炉裏と炭火で熱せられ煙を上げる鉄板が迎える。

一般的な蒸したおやきに対し、ここで焼く「焼きおやき」(250円)は、「縄文おやき」と呼ばれ、香ばしくパリパリとした皮が特徴。国産の小麦粉を使用した皮に餡がぎっしり包まれていて食べ応えもある。種類は野沢菜、小豆、卯の花をはじめ、季節に合わせた味が並ぶ。

また、皮を広げて包み、焼くまでの焼きおやき体験ができるのも嬉しい。店内は飲食だけでなく、旬の漬物などの土産品も販売している。

長野県長野市大門町53(ぱてぃお大門内)
TEL:026-232-5786
営業時間:9:00~17:00
定休日:水曜

■クラフトビールの飲み比べ 「Mallika Brewing」

「パシフィックラガー180ml」(680円)。昼飲みは格別。
サーバーから店オリジナルのグラスへと注がれる。

2021年11月に夫婦でオープンしたばかり。1階に醸造所、2階にクラフトビールやコーヒーを提供するカフェを併設している。

新婚旅行で2年間かけて100カ国を旅した経験から、旅先で飲んだビールや日本各地のクラフトビールを提供する。近日醸造を開始するオリジナルビールには、北信で採れたリンゴやジャスミンなどを使用する予定だ。

長野県長野市大門町72-5
TEL:026-217-2585
営業時間:14:00~21:00
定休日:水曜

■まとめ

いかがだっただろうか。御開帳で賑わう善光寺の周りには他にも素敵な店はたくさんあるので、散策を楽しみながら裏路地で気になるスポットを発掘してほしい。

編集部
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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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