4363「男の隠れ家デジタル」始まる。

「男の隠れ家デジタル」始まる。

男の隠れ家編集部
編集部
目次

ご挨拶

2019年9月30日、「男の隠れ家デジタル」がスタートしました。

その母体である、月刊誌「男の隠れ家」は創刊から20年を超え、歴史ある紙媒体としてこれまで多くの読者の皆さまに、様々な情報を提供し続け、現在に至ります。

この「男の隠れ家」というタイトルには独自の響き・イメージがあります。
これまでお会いした多くの方々から、このタイトルに対して、それぞれに味わい深い想いを聴かせていただきました。そこには、先人たちが作り上げて来たブランドであると同時に、「男の隠れ家」には一種の『言霊』としての磁気を帯びているのではないかと感じています。

いくつになっても、 
男は心に
隠れ家を持っている。

現在、我々は日々目まぐるしく移り変わる、不透明な時代を生きています。ひと昔のロールモデルはすぐ陳腐化し、今日の正解は明日の正解ではなくなります。多くの情報に溢れ、その中で選択をしながらも、日々を忙しく過ごしているうちに、どうしたいのかがぼんやりし、気がつけば月日だけが経っていきます。
これまで以上に、自己認識と生き方が問われています。

そんな時代に、我々に求められるものは何なのか?

ひとつの回答として導き出したのは、
「新しい価値を創出するというよりは、日常では見えにくい普遍的な価値を、時代の要請に合わせて提示すること」です。

それを具現化すべく、
我々は「隠れ家(心の拠り所・こだわり)の探求」をコンセプトとした、このメディアを通して、求められるものを提示していきたいと考えています。

あなたの隠れ家は?と問われれば、
物理的な空間や自分だけの精神的な拠り所、あるいは自己陶酔や逃げる場所といったことまで、ひとの数だけ答えがあります。
そこには、そのひとだけの物語(ストーリー)が確実に存在します。
我々はそういった物語(ストーリー)を「隠れ家」という言葉に置き換え、さまざまなテーマや形で提供してまいります。

最近読んだ本の中に、作家の司馬遼太郎さんが、ある方に伝えた言葉として「どこでもいいから拠点になる母港をつくりなさい。男には母港が必要なときがある」との記述がありました。司馬さんは“母港”という言葉を使いましたが、それも「隠れ家」のひとつの表現なんだろうと思います。

もうひとつお伝えしたいことは、
我々は読者のみなさまとの距離感を意識していきたいと考えています。コンテンツ発信は基本的に一方向になりがちですが、読者のみなさまからの情報をコンテンツ化したり、イベント、オンラインサロンなど様々な企画を通じて、双方向かつ近い距離感で運営できる形を目指していきます。

Webというのは、基本的に合理性を徹底的に追求していくもので大変便利ですが、それを突き詰めていくと、かえって不合理になったりする側面があるなと感じます。我々は合理性だけでなく、我々自身が心から面白いなと感じられるコンテンツを発信できるように努めていきます。
それは、グローバルよりもローカルへの視点と言えるかもしれません。 

「男の隠れ家デジタル」は生まれたばかりのひな鳥です。当然のことながら、コンテンツも不十分です。ここから我々は読者のみなさまのご協力をいただきながら、身近に感じられるメディアを構築していけるよう誠心誠意努めてまいります。
読者のみなさまにおかれましては、長く温かい目で応援いただければ幸いです。

「男の隠れ家デジタル」をきっかけに、読者のみなさまそれぞれが、自分の生き方を追求するため「行動」し、その結果、充実した人生へ至ってもらえれば、このwebメディアが生まれた意義が証明できると考えております。

どうぞよろしくお願い致します。

男の隠れ家デジタル編集長 
遠藤 和宏

編集部
編集部

いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

Back number

バックナンバー
More
もっと見る